Monologue30 (2000.8.1〜2000.8.31)

「2000.8.10(木)」・引き続き最近は

最近気に入っているテレビCM
・旭化成ジップロック 「炊きたてをラップしてジップしてフリージングしてチンよー・・・」の歌を男性が歌いだす瞬間のちょっと切れ気味にも見える表情。
・シマノの釣り具 江口洋介と河童が共演しているやつ。映画「未知との遭遇」を思い出す。
・C/O 「ネールエナメル」釈由美子が出てくるやつ。釈ちゃんのコケティッシュさに納得。

最近面白かった番組
・TBS「回復!スパスパ人間学」。特に爆笑問題の大田氏に突っ込まれたりした時などに見せる、小島慶子アナの怒りキャラ。

最近の発見
・最近引退を表明したAV女優小室友里の表情が、時々椎名林檎に似ている気がすること。

最近良かったこと
・以前外で落として失くしてしまって以降入手できなかった廃盤CDソフトが再発されていたこと。
 ちなみにそれはビーチボーイズの(反町君達では無いよ)「サンフラワー」(「サーフズアップ」とのカップリングで再発」)というやつ。即購入。このアルバム自体知ってるやつはあまりいねえか・・・。

以上失礼いたしました。

「2000.8.8(火)」・マイブーム

 最近のマイブームで、私をワクワクさせてくれるものの一つが「与那国島海底遺跡」であります。
 これは南西諸島で1986年に発見された謎の遺跡で、現在も調査が続けられているとのこと。

 いまこの遺跡の建造年代が推定されているようでありますが、どうやら1万2千年前という説も浮上しているらしい。
 もしこれが本当なら、本当世界的超大発見ということになります。
 一説には「ムー大陸」との関連も指摘されているらしいですが、もし違っていたとしても1万年前に日本の近くに文明が栄えていたということになると、世界史も大きく塗り替えられたりする可能性もあるわけで、とにかく大変楽しみであることには変わりないのであります。

「2000.8.5(土)」・忘却

 フジテレビの「第4学区」という、とんねるずのタカさん(石橋貴明)と古館伊知郎氏がやっている深夜番組がある。昨日はタカさんの帝京高校野球部時代の先輩後輩間の封建世界話で盛り上がっていて私もかなり笑ってしまった。
 私は中学時代野球部に所属していて、やはり同じように上下関係が超厳しく「先輩の言うことは絶対」みたいな世界だったので、その手の話は結構親しみが無いことはない。

 昔を想いだしてつい苦笑してしまったが、当時あれ程嫌だった生活が20年以上の歳月を経て、もう今はすっかりあの頃の苦痛の感覚を忘却してしまって、良い想い出に風化してしまったようである。

 中学時代位の想い出の中には今でもキュンと切なくなるようなリアルなものもあるのに、「部活動のつらさ」みたいなものは、有り難いことにすっかり忘れてしまっている。
 日曜に試合が終わった後、先輩に残らされて「シゴキ」と称したほとんどイジメとも思われそうな過酷なトレーニングまがいのものを強要されたりしたこともままあったが、その時の嫌さを想い出そうとしても、故郷の青い空と夏の冷たい水飲み場の情景のほうがリアルに想い出されて、シゴキの肉体的・精神的苦痛の方はハッキリ想い出せない。シゴキの話に至ってはタカさんの話の如く、今や笑い話の領域にまで突入しようとしている。

 このような記憶の忘却の選択の判断は一体誰が行ったのか?
 いや、自分しかいないのだから自分が行ったとしか思えないが、この忘却の判断基準というのは、どのようにして決めたのか?私が決めた記憶は全く無い。

 また謎が一つ増えてしまったが、嫌なことは勝手に忘れてくれるという仕組みになっているとしたら、それは有り難いことではある。

「2000.8.3(木)」・既に親の年代

 最近椎名林檎について書かれた林檎本風のものが巷に出回っているので見てみたら、林檎嬢は九州の人とばかり思っていたけど、小学校時代はちびまるこちゃんでもお馴染みの静岡県清水市に住んでいたとのこと。今ではあまり愛着が無いような書きぶりだったけれど、とりあえず私も一応静岡県・・・清水市じゃないけどね。良く行った遊園地として「狐が崎ヤングランド」などというローカルな遊園地名が出てきたりする。静岡以外の人は知らないでしょ!
 それから林檎嬢がビートルズで一番お気に入りのアルバムは、「ザ・ビートルズ」通称「ホワイトアルバム」で、良く愛聴していたとのこと。私もホワイトアルバムは、大のお気に入りであります。

 これ結構彼女と話合うかなあ・・・

 ま、それがどうしたってとこですが。
どうせどう転んだって接点なんてありゃしないし・・・

 それにしても、椎名林檎の音楽の趣味は、ご両親の影響が結構大きいらしいけれど、これが見るとまあ、私も良く聴いていた曲がいっぱいあって、これってもしかしたらご両親との方が話し合ったりして。
てゆーか、椎名林檎のご両親の方が年代も意識も私ときっと近いってことなんでしょうな。くーっ!、そーゆーことか。そりゃそーだよな。

「2000.8.2(水)」・エキス無料

 「若い女性のエキス」なんてえことを言いますが(?どこで言ってんだそんなこと?)、私には若い女性から、そうした気みたいなものがムンムンと発散されているように感じますな。 

 夏になると女性の肌の露出も多くなり、我々男性陣にとってはこの上なく嬉しい季節でありますが、そうするとノースリーヴの女性なんてのも街で良く見かけますな。
 このノースリーヴの若い女性が、例えば電車で隣に座ったりすると、私の顔のすぐ脇あたりにその女性の腕がくるので、その露出された二の腕あたりから、化粧品の香りに混じって何か女性フェロモンみたいのがプンプンと漂ってきますな。
「むせかえるような」などという表現を用いたりしますが、むせかえるなんて本当良く言ったもんだと思います。女性が何か手を動かして動作をしていると、手を動かすたびにそれこそフェロモンの波がドッドッと押し寄せて来て結構圧倒される時すらあります。私なんぞは電車で隣に座った若い女性の、その甘いエキスを吸い込んでいるだけで何かこう満腹感・充実感を覚えますな。
 若い女性がたくさん集まっているような場所、例えばデパートとか繁華街の有名店、なんかは、ぶらついているだけでも何かこう元気が出てくるような気がしますが、あれは女性のエネルギーというかフェロモンみたいなものが、発散・充満しているのかもしれませんな。
 私が街に出る理由の一つは、こうした他人の、特に若い女性のエキスを吸い込みに行ってる、というのがあるかもしれません。

 ん?なんか気色悪いって?こっちは何も悪いことしてないんだけどナア・・・

「2000.8.1(火)」・やはり愛が・・・

 ニュースでは連日悲惨な事件があいついでいますな。
 先日も山口市で新聞配達をしていた16歳の少年が母親をバットで殺害するという痛ましい事件がありました。

 何を隠そう私も大学時代の4年間新聞奨学生なるものをしていたので、この記事を見て昔を思い出すと同時に、何か他人事とは思えないような気にもなりました。

 私のやってた当時も新聞配達をする人にはいろいろな人がいましたが、今回の少年のように家庭等にのっぴきならぬ事情を抱えた人達もいっぱいいました。

 この少年は16歳というまだ感情もうまく制御できないような年齢で家計を支えなければいけなかった厳しい事情に加え、唯一の肉親である母親からもうまく愛情を得られなかったようで、このような場合、こうした行動に及んでしまう過程は、わからないでも無い気もします。
 私のしていた当時は社会的な風潮も、どこか苦学生みたいな泥臭いものは時代遅れでかっこ悪いものという雰囲気があり、「普通」の生活をできる人達が随分うらやましく映ったもんでした。なんかそうした虐げられたような感情の鬱積も、爆発の要因には十分成得るような気はします。
 今の日本は一見随分と裕福になったように見えていますが、やはり実際はこの少年のような事情を抱えた家庭が沢山あります。今回殺人というところまでに発展してしまいましたが、やはり今の人間の問題の、ほんの氷山の一角であるような気がします。

 この少年は真面目で几帳面で仕事での苦情もなかったようですが、それに比べると、私なぞは誤配・遅配はしょっちゅうで、この少年に比べたらかなりの不良従業員だったと思います。それでもたまたま周りの人間や、その他のいろんな環境が良くて、何事もなく仕事を続けてこれたのだと思います。
 今だったらハンディが人生をおとしめるものではない、選択肢は他にもある、ということがわかってきましたが、そこに至るまでには、いろんな体験が必要だっただろうし、時間が必要だと感じています。
 しかし、それに至る前に崩壊してしまうのは、やはり残念なことで、何かが足りなかったのかな、といろいろ考えさせられました。

 家庭の問題というのはは、あくまでも最終的には各人が解決していかなければいけないものだとは思いますが、社会的弱者にもやさしい社会では、やはり愛がキーワードになるなと最近はとみに思えてきました。

今日は、強烈に真面目でしたな。今日だけに強烈、ん?、ダジャレではありませぬ。

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