「2000.5.30(火)」・詩人になりたい?
最近旅行記を書く際に、参考のために中原中也の詩集に目を通したりしてたのですが、当たり前のことですが、やっぱり改めてこういう詩人というのは才能があって、こうなってるんだなとつくづく思います。 私も時たま詩を書きたいなどと、大それたことを思いつき、ノートに書きなぐったりしたこともあるのですが、後で読み返すと、ダサイ!。ムカツクほどダサイ!。ちょおダサイ!
恥を承知でちょっと挙げてみると、例えばこんなんあります。 「霧の向こうに星が見える
オエーッ!ダセー!
おそらく自分では、失恋をテーマにしたかったんだと思うが、まず現在の自分の不遇を相手に依存しようとしているような、なんか重苦しいうっとおしい男性像しか浮かんできませんな、これじゃあ。安っぽいも安っぽい、大安売りの大バーゲン。
それから冒頭以外は、愚痴のような自分の心情を述べてるだけで、何か良い詩が持ってる透明感というか、きらめくような言葉、生きた言葉が使われていません。 つまり、詩というよりは、単なる「あえぎ」にしか聞こえてこないんですな、これが。これじゃあ万人の感動を呼ぶレベルには到底及びません。 ま、さんざん自分をこき下ろしておりますが、ちょっと発見もあります。 こうして、ダサクてもいいから、とりあえず文字にしてみると、その喘ぎの向こうから、何か本当の詩の言葉が浮かび上がってくるような、そんな気がするのであります。しませんか?しないってか。 だから詩人というのも、もしかしたら、こうしたダサイ喘ぎを経て、それでその後にきらめくような表現を産み出してるのかなと、ふと思ったりするのでありますが。 |
「2000.5.28(日)」・用途不明
人間の身体には、今ひとつその用途が不明なものが多々在る。
窓口だからといって、その用途が全て明瞭なものばかりでは無い。 例えば髭。
私は30過ぎたくらいから、いっそう髭が濃くなってしまった。
なので今は防御機能のあるものを、わざわざ除去することに精根を尽くしている。 髭剃りは、時間の無い時用に電動剃刀も使用しているが、やはり完全除去には通常の手動髭剃りが力を発揮する。 今までなかなか良い髭剃りに出会えなかったのであるが、最近Shickが出した3枚刃の替え刃式では無いやつ(アンドレ・アガシがCMに出てるやつ)が、ようやく出会った言うなればイケテル髭剃のような気もする。
これで最近は髭がキレイに剃れるのでわりと気分も良い。
髭があると、威厳があるように見える。
もしかしたら、意外に髭の用途なんて、「威厳を誇示する」というのが、一番の用途かもしれませんぞ。
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「2000.5.27(土)」・都電で結婚式
MXテレビという東京のローカルテレビ局があります。
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「2000.5.25(木)」・思わず感銘
コージー富田と原口あきまさのモノマネは、本当思わず拍手で笑っちゃいます。ベリーグーですな。 今日の朝日新聞の夕刊に載っていた吉田秀和氏の音楽展望の「不条理と秩序」と題された評論。
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「2000.5.23(火)」・川島和津実に乾杯(完敗)
この間プレステ2を入手したのですが、このプレステはディスクのトレーが普通のCDプレーヤーなどと同じように前面についているので、私は普通のオーディオ機器などと同じラックに収納しています。
ところで、DVDのソフトですが、やっぱこういうソフトの世界でもアダルトもんというのは、普及が速くてすごいですな。
で、ついついいけないと思いつつ、体が自然に進んでいってしまうので、ちょっと見てみるかと、アダルトコーナーを一回りして、最初はすぐ帰るつもりでした。
てなわけでゲーム機のコントローラーを両手に抱えつつ、またまた和津実嬢の透き通るような白い肌にタメ息をついたりなんぞしてしまった、モテナイ独身青年の情けない今日此の頃であります。 |
「2000.5.22(月)」・今がその時
何かしたいな、と思ったら、その時がそれをするタイミング、てえことですな。
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「2000.5.21(日)」・優良緊張
自分の人生に感動も無いけど、そういえばいい意味での緊張ってやつが、ありません。
もちろん危険な状態に遭遇しそうになり緊張することは、しょっちゅうです。トラブルが発生しないかオドオドして緊張することは良くあります。でもこれはあまりいい緊張ではなさそうですな。緊張に格付けがあるとしたら、この手の脅えによる緊張は優良緊張とはいえないような気がしますな。 人生面白く生きるためには、舞台に上がる前の緊張、みたいな優良緊張が欲しいもんですな。 |