「2000.1.27(木)」・商店街
他人からみると、どうも理解できないという楽しみ、誰にでもあるかもしれませんが、私の場合ですと、「商店街を歩く」というのが、それに当たります。商店街といってもいろいろあります。私の場合東京の銀座のようにゴージャスな商店街も好きですし、どっかの私鉄やローカル駅の駅前商店街、といったものまで、幅広く楽しめます。 小さい駅の商店街でも活気があるところなんかいいですな。
店に目を向けてみると、お惣菜屋さんの店先に、揚げたてのかき揚なんかが並んでたりするのを見ると、腹が減ってなくても、なぜかうれしくなってしまう。
活気のある商店街の中にあって、なぜか、突然シャッターの降ろされた店が出現する。
地元の人しか知らないような、小さい商店街も、実に詩情を感じさせよいですな。
長い商店街は歩きでがあっていいけれども、ずっと歩いていると、やがて商店も少なくなってきて、だんだん普通の住宅街になってくる。電柱には「〜銀座」「〜ロード」などのペナントだけがつりさがっている。商店街の終点付近のせつなさ、これも何とも言いがたいものがありますな。 たまに、商店街終わりか・・・と思って歩いていると、また新しい商店街が始まったりする時がある。なんと、そのまま反対側の鉄道の駅に繋がっている商店街だった、こんな時はもう、かなりハイテンションになりますな。
それから、やっぱり忘れてはいけない、ちょっと寂れてしまった商店街。もうこれはわびさびの境地、実に奥深いものがあります。 * * * なんでこんなに商店街に惹かれるものがあるのか、また自分なりに考えてみますが、私は普段一人暮らしで、人通りも少ない山里?に住んでおりまして、もちろん好き好んでそうしているわけですが、どこか心の奥底で、商店街のような家庭的雰囲気があり、人が集合するところに郷愁(サウダージ)を覚えているのかもしれません。 そういえば私の故郷の実家の面している通りも、商店街という程ではありませんでしたが、下町的な雰囲気があって、昔は肉屋・自転車屋・八百屋・惣菜屋・たばこ屋・駄菓子屋なんかがあり、近所のおばさん達で夕方時は賑わっていたような記憶があります。私も良くおつかいにいかされたのを覚えております。
それから近くに高校があり、家の前を、駅から通ってくるその高校の学生さんが、通学に我が家の前の道を利用していて頻繁に行き来していましたが、最近は通学する生徒さんの事情も変わり、駅から来る学生はほとんどいなくなったようで、我が家の前を通る学生さんもめっきり減ってしまったようです。 いろんなものにも、人にも栄枯盛衰があるように、我が街ももしかしたら、花の時代はすでに終えていたのかもしれません。
良く晴れた休日、郷愁に強く動かされるときがあります。
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「2000.1.23(日)」・予知夢?
今日は自分でもドキッとすることがあり、ちょっとここに書きとめておこうと思います。
今朝普通に夢を見たのですが、その夢には、きんさんぎんさんが出てきました。夢の中のお二人は随分若く、まあ若いといっても老婆であることには変わりは無いのですが、大体60〜70才位に見えました。まだ肌には張りがあって若々しく元気で、私も夢の中で「きんさんぎんさんって、結構若いんだな」と感じていました。
さて、帰宅してから、何気なく夕方のニュースを見ていると、なんと、きんさんが亡くなられた、というニュース・・・。
私はもちろんニュースを知っていたわけでは無いし、普段きんさんぎんさんを意識していたわけでは無いので、今日の夢は本当に突然見たわけです。
1.きんさんぎんさんと、私の意識がどこかで繋がっていた
今までは4というふうに考えていましたが、どうもそう考えるのが不自然のような気がしてきてなりません。
最近特に思うことは、夢は、やっぱり予知という役目を多分に担っているのでは無いかということです。
人間の感覚というのは、我々が考えているより、はるかに敏感なものでは無いかという気がします。
ちなみに、きんさんは、大往生だったそうですが、改めてここにご冥福をお祈りいたします。 今日の夢の本当の意味は?、・・・実はちょっとまだ考え中です。
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「2000.1.15(土)」・ジェネレーションギャップ
SMAPの新しいマキシシングルが2/9に発売されるそうです。
僕らが、「Let it be」といえば、今までは、まずビートルズの名曲「Let it be」。 * * * きっと、これからこんなシチュエーションが随所に出てくるんでしょうな・・・ (若い女の子と飲み屋かなんかに来ていて、BGMでスローな曲がかかったりした時などに) オジサン(ちょっと自慢げに)「あ、これLet it beに似ているね。このピアノのイントロなんかが。」
・・・と、この二人は永久に平行線を辿っていくのでありました・・・。
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「2000.1.4(火)」・年頭所感
ついに2000年になりました。
私は思いますに、これは何年かすれば、人間のある一面の笑い話として後世に語りつがれていくような気がしますな。
ただ言えることは、人類に、この滑稽さがある限り、人類は地球上にはびこり続けるんじゃないかということです。
と・・・年頭らしい大言壮語を吐いたところで、音楽の話ですが、今日はMisiaの新譜を有線から録音しました。
正月は実家に帰りましたが、故郷の景色は帰る度に少しづつ変化していき、中にはもうすっかり無くなってしまった、道・建物もあります。残ったのは、私の遠い記憶の中の情景のみ・・・。
最近このサウダージという言葉が気に入っています。
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