Monologue10(1999.12.10〜1999.12.27)

「1999.12.27(月)」・今年の女の子達

 宇多田ヒカルのビデオクリップに続き、椎名林檎の「性的ヒーリング-其の壱-」を入手しました。
「本能」は看護婦の恰好で林檎嬢がパフォーマンスしてるのだけど、フェロモン発散しまくりで良かったですな。
普通に歌っている姿は、結構かわいいじゃん、という感じなんだけど、サウンドと歌い方のアンバランスが魅力になってるようです。

 他に今年気になったところでは、知る人ぞ知る、男性グラビア界で今年一世を風靡した感のある、川島和津実嬢。かわいかったんだな、これが。「かった」と過去形になっちゃったのは、どうやら謎の業界引退をしてしまったようなのであります。残念です。まあ、すごくおとなしそうで、業界で生き抜いていくには、ちょっとやわで、あまり向いてなかったのかもしれませんな。本当のところはわかりません。癒し系などと言われていたようですが、このまま伝説の美少女になってしまうんでしょうか・・・

 癒し系といえば、今年のデビューでは無いけれど、本上まなみ嬢が、笑っていいともにこの間出演しておりましたが、画面上はすごくいい感じで、いい娘さんだという印象を受けました。

 モーニング娘も♪、それから、あと「ごめんね」のCMに出ていた木内晶子嬢なんかも良かったですな。

 最後に河童星人らしくマニアックなところでいくと、フジテレビのごきげんようの間に流れるライオンの「暮らしのゴキゲンファイル」というCMに出演していらっしゃる、山本英里嬢。以前どこかの局のお天気キャスターをされていたらしいですが、今露出しているのは、このCMだけみたいなので、個人的には、もっといろんなところで見たいと思っているのですが。。、。。。♪♪

「1999.12.18(土)」・カラスに読まれたオレのバッドタイムズ

  先週のとあるよく晴れた朝、いつものように自転車で、職場に向かう私が、もう少しで会社につく途中、多摩川の土手を降りたところで、突然一羽の黒い大きなカラスが、私の目の前をさっそうと横切って飛んでいきました。
 「げっ、キモワル!」
 いつもカラスなんて見慣れているのですが、その日のヤツはいわくありげだった・・・

 会社についてみると、仕事場にはいつもいらっしゃらない、上司の方々、緊迫した雰囲気・・・
ホストコンピューターがトラブルで動いてない!・・・アッチャー!
結局午前中は、このトラブル対応に追われて終わり・・・

 一方、その前日には自宅のマックが、めずらしく久々にクラッシュ。
データはバックアップとっていたので助かったけど、メールが一部消失・・・
おまけにマウスも壊れて、踏んだり蹴ったり・・・

 カラスは俺のバッドタイムズなウイークを読んでいやがったか・・・

とりあえず、そんなハプニング続出の先週もなんとか終わり、今日は、ほっとした休日でした。

 そんなわけでマウスを買いにいったのですが、マック用のADBポートのマウスはもう数が少なくて、時代はもうiMACやNewG3・G4用のUSB対応のマウスが全盛。
そうか、そうだよな・・・。それにしても早いね。

 ついでに宇多田ヒカルのビデオクリップも購入しました。
 私はどうも、音楽よりもビジュアルから宇多田ヒカルにはいっているようで、とにかく「Addicted To You」の映像が気に入っていたので、早速買ってしまいました。
 なんか大人と子供が同居したような危うさみたいなものがあの映像から感じられて、それが結構オヤジ心をくすぐるんですな、また。ビジュアルではいってるのオレくらいかな?いやオジサンたちは、楽曲云々というよりも、そんな子供とも大人ともつかない女性が、上手に歌っている姿に惹かれて、私のようにビデオを買っているに違いない!。
 と、まあ勝手に決めつけていますが、歌も上手いし、ビジュアル的にもオヤジを惹き付けられるのが、歌姫などと呼ばれる所以なんでしょうな。

「1999.12.12(日)」・今時の日本のヒット曲

 ここ2、3年今時のJーPOPから、何となく興味が離れてしまっていて、真剣に聴く気になっていなかったような気がします。

 久しぶりに有線の日本のヒットチャートを聴いていたら、結構いい曲があって、ハッとさせられました。
なんだ、日本も結構レベルあがってきたんかな。一時期日本のヒット曲は(もしかして世界も?)強引に押しまくるような曲ばかりで、本当に良い曲なのかわかんないような曲ばかりで、聞かせるような曲があんまり無いなあと思ってたところだったのですが。

 少し挙げて見ると
「カブトムシ」aiko
「忘れない日々」misia
「本能」椎名林檎
「ダイヤモンドダスト」氷室京介
「あなたのキスを数えましょう」小柳ゆき などなど。

「本能」以外はスローな曲ですが、女性がやっぱりはりきってますな。
 mishaの今回の曲は、なんか安心して聞ける感じで、いいし、小柳ゆきの場合は、まだ安心できなくて荒削りではあるけれど、豪快さがあって、いい感じ。椎名林檎は昔には考えられない女性ポップスで、これも面白い。

 こんな具合のレベルで、ヒットチャートの曲が出てくれば日本の曲も捨てたもんじゃなさそうですな。
モーニング娘もヒットしていて、好きですけどね。あれはあれで。
まあいろいろあって、全体が充実してればそれでオーケーというところでしょうか。

「1999.12.11(土)」・今日も反省

 今日はイライラ1件、失敗1件。計2件の御報告です。
別にここで御報告して、どうということでもございませんが。
(今日も結構長いです。)

 まずイライラですが、その前に、私は何が不愉快かって、見知らぬ成人男性が電車や、その他いろいろな場所で、私に方に向かってすり寄ってくるのが、最高に不愉快です。電車でも、空いているのにわざわざ近くに立たれて、それでもどこか別の方向を向いていてくれれば全然気にならないのですが、こちらを向かれる、すなわち私の方に視線というか、意識を送られると、無性に、どういうわけか生理的にイライラしてくるのです。これが女子供だったら全然大丈夫。成人男性がこちらを向いてる時ですね、いけないのは。
 これは自意識過剰というか、もしかしたら現代病の一種かもしれませんが、とりあえず日常生活には今のところ支障がないので、別に医者に見てもらうというわけでも今のところはありません。

 そんな私でありますが、今日新宿西口の立ち食いそば屋で呑気にそばを食っておりました。
そこは立ち食いといっても、中は割合広く、カウンター席とテーブル席にあたる、ボックスカウンターみたいなのがあって、通常3〜40人は入れるくらいのスペースがあります。
 その時は時間も夕方ちょっと前の閑散時だったこともあってか、客は私を含めて3人。いわゆるガラガラ状態でした。
 半分くらい食べ終わって、ふと、一人の中年男性が店の玄関から入ってくるのと目が合ってしまいました。その瞬間私は、「マズイ!」と直感しました。「やつはオレにターゲットを合わせた!、やつはオレにスリ寄ってくる!」。
 程なく私の直感は見事適中!。この広い店内他にもスペースがいくらでもあるのに、このMr.クソオヤジ(以降この男性のことをこう称する)は、あろうことか私の一人分くらいおいて隣に座ってきたのです。さすがにすぐ隣は、当人もはばかられたんでしょうが。
 私はボックス風カウンター席に座っていたので、後から来る客は知り合いでも無い限りは、普通のカウンター席に行くだろうと、たかをくくっておりましたが、世の中そんなに甘くはなかった・・・。
 「なんで!?」混んでるなら納得できるが、こんなに空いてるんだったらお互い人を気にせずノビノビ食べようよ!・・・。そのクソオヤジは、ため息なんぞつきながら食券を購入し、その様子はいかにも知り合いの私と一緒にこれからそばを食うかのような、様子。
 こんなケース何が嫌かって、近くに座られるとどうしても、その人が気になってしょうがないということ。しかも独り言やタメ息なんぞをつかれたひにゃあ、なんかこっちも反応しなきゃいけないかのような気になって、どうしてもそちらにエネルギーを吸い取られてしまうのです。で、ドっと疲れる。
 人間、こういう時は、本来は心大らかに、見知らぬ人とも一緒にそばを食って、触れあって・・・本当はそんなんので、いいんでござんしょうね。
 たかがそば食うときにオヤジが近くに座ったくらいで、ガタガタ大騒ぎするなってなとこでしょう。
 しかし、私にはどうしても、生理的に我慢できないところがあるようです。まだ修行が足りんのでしょうな。
 スリよってくるなら、「まず用件を言え!」と言いたくなってしまう。ジロジロ見られると「なんか用があんのか?」と言いたくなってしまう。よくガンとばす、というけど、視線というのは私を攻撃するには非常に効果的な手段なのであります。

 さて、そば屋のほうへ戻りますが、幸い Mr.クソオヤジの注文した品がくると同時に、私の方は食べおえることができたので、もう一目散に逃げるように、そば屋をあとにしたのでありました。後半はMr.クソオヤジが気になって、そばどころでは無かった。

 こんなまだまだ落ち着かない私でありますが、今最低できることは、自分がやられて不愉快なことは、しない、ということです。
 すなわち「男性には近寄らない」・・・?。
 と、まあそれは冗談ですが、ここでちょっと考えたのですが、広ーい店に入った時に、客が自分以外では一人しかいなかった。そうしたら自分はどの辺に座るでしょう・・・?。
 今の私だったら、絶対、その客とは離れたところに座ります。絶対に。
 しかし、そのすでにいる一人の客のすぐ近くに座りたくなる場合があるとしたら・・・。
 例えば見知らぬ外国に行って、見知らぬ店に入ったときに、誰か客がいたら、もしかしたら、その客の近くに(スリ寄るように)座ってしまうかもしれません。
 結局、誰かの近くにいきたくなる時というのは、自分一人では、不安な時、孤独な時、寂しい時、であるようなのです。
 というわけで、Mr.クソオヤジも、また都会の中にいる沢山の寂しい人達の、一人なんだ・・・そう思うことで、この1件は落着した次第でありました。

 次に河童星人の失敗シリーズ。
先程のそば屋の件があって、程なく帰途についた私は、帰りがけにクリーニング屋に、ジャケットをとりに寄ろうと思い、いつも行っているクリーニング店にいきました。
 いつもは自宅からとりにくるので、その店の袋を持参して、それに服を入れてもらっていましたが、その日は外出帰りなので、袋の用意はしておりません。
 でも、ちょうどいい工合に、今日購入したパソコンソフトの袋を持っていて、それがちょうどいい大きさなので、それに入れてもらうことにしました。
 さて、それで、早速ジャケットを受け取る際に、私は「これに入れちゃって下さい」とソフトが入った割と大き目の紙袋を店員の方に差し出しました。
 最近は世の中は各種資源等の節約傾向にあり、スーパーの袋も、カゴを持参するなりして、なるべく使用しないようにするなどの運動があります。私も資源節約と思い、クリーニング屋さんも助かるだろうと思い、いいことしてるな、オレって、などと勝手思い込んで、この行動しようとしておりました。
 ところが、次の瞬間困惑した店員さんから、出た予想外のセリフに、私は頭をガーンと打たれました。

 「ああ、そっちに入れちゃうと・・・、シワになっちゃいますよ・・・」

 ガーン!。そ、そうだ、そうだよな・・・。
でも一旦出した袋を引っ込めるわけにもいかず、荷物にもなるので「あっ、イイッスよ、イイッス」と結局、パソコンソフトと一緒に袋にジャケットを突っ込んでもらいました。
 店員さんは苦笑しつつ「帰ったらすぐに、広げて下さいね」。

 よくよく考えれば、そうであった。私はジャケットをクリーニングに出したのだ。シワを延ばしてもらいにきたのだ。せっかくきれいにしてくれたのに、四角ばったソフトの箱と一緒にしたら、またクシャクシャになってしまうかもしれない。店員さんの言うことはプロとして、全くその通りなのだ。あの場面では、資源はちょっと置いておいて、店員さんに任せてまた新しい専用の袋をもらって、それに入れて帰ればよかったのだ・・・資源もそれで有効に使われたことになるのだ。ああ、余計なことをしてしまった・・・。
 「余計なおせっかい」・・・これで私は随分今まで失敗してきた。資源節約という大義名分ばっかりに気をとられ、本来自分が何をしようと思っていたのかを、全く忘れていた・・・恥ずかしい。
 自分ではよかれと思っていることが、一人よがりになっていることは、星の数ほどあります。
 気をつけましょう。
 

「1999.12.10(金)」・自炊
 自炊ではじめてカレーを作ってしまった!
作製に要した時間、約3時間。手間取った・・・。

 できあがった味と作製に費やした手間ひま考えると、
結論・・・河童星人は自炊にはむいていない。

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