Monologue2006-11 (2007.1.x〜2006.7.16)
 「2006.7.16(日)」曇フォトアルバム

 僕の携帯auのW41Hの音楽機能に「フォトアルバム」というのが付いている。
 自分で撮った写真にBGMをつける、所謂”スライドショー”の機能だ。
 結構頻繁に使う。
 旅行の写真に、当時聴いてた曲を付けたり、良く散策に行く場所の写真に、そこで良く聴く音楽を付けて聴く。

 これが非常に良いリラクゼーションになる。

 ちなみにインターネットで取って来た、ちょっとHな写真に、ミーシャの曲などを付けて聴いたりする。
 これもエエ。但しリラクゼーションにはならない。エロクゼーションになってしまう。

 新しいパソコン購入も、かなり現実味を帯びて来て、僕もいよいよipodを視野に入れられるようになった。
 少し前までは音楽が聴けりゃいいわ、と思っていたのが、携帯のフォトアルバムを使ってる内に、やっぱり映像も楽しめた方がイイな、と思うようになってきた。
なのでipod購入時は、思い切って大容量のやつを買おうかな、と思ってる。

 ところで、そんなフォトアルバム用に、郷里の写真を携帯に入れてる中、ちょっと面白い写真があったので掲載する。
 これは4年前に郷里の静岡県焼津市の風景を撮ろうとして撮った写真の中の一枚で、一見すると、どうということも無い住宅地の写真である。
 僕も撮った時は全く何も思わなかったのであるが、今改めてようく見ると、真ん中の雲の形が、どことなく龍の形に見えないだろうか?。
 この手の写真、昔良く流行って、雲などを何とか超常的なものにこじつけて、有り難がろうとしたりしたものだった。
 この写真も、まあそうしたこじつけの域を出ないかもしれないが、何となく縁起物的な感じがしたので、縁日の見世物のような感じでご覧になって下されば有り難い今日この頃である。
 「2006.7.15(土)」曇一時雷雨洗ったっけ?

 シャワーを浴びて、頭洗った後、しばらく考え事などをしてると、さっき頭を洗ったことを、ド忘れしてしまうことがある。
 ”あれ?、オレ今日頭洗ったっけ?”などと、つい今し方のことだったのに、全然覚えて無い。
 仕方なく、もう一回洗う、なんてことになる。
 そんで洗いながら、急にさっきの記憶が蘇ってきて、”あっ、やっぱ洗ったわ・・・”・・・なんてことが、よくある。

 夜テレビを見ていて、そろそろ寝なくちゃ、などと思い歯を磨こうと洗面所に行こうとする。
 それで洗面所に行ってから、自分が不可解な行動をしているのに気づく。
 なぜか手にはDVDのリモコンを持ってきている。
 なぜか、無意識にDVDのリモコンを洗面所に携えて来てしまったようなのである。
 この時の持ってくるべき物の正解を言えば、ハブラシと歯磨き粉であった。
 きっと「何かを持って行かねばなるまい」という意識はあったのだろう。
 この「何か」に明確な回答が与えられないまま体が機械的に行動をし始めてしまい、普段手にすることの多いDVDのリモコンなどを咄嗟に手にしてしまったようだ。
 これじゃあ、地震などの時も、気づいたらリモコン持って逃げていそうだ。

 老化と呼びたいのなら、そうお言いなさい。
 「2006.7.9(日)」曇モーツァルトとビートルズ

 今年はビートルズ来日40周年、モーツァルト生誕250周年と、ミューズ(ギリシャ神話の女神)も大忙しのミュージカルな年だ。
 特にモーツアルトは、常にどこかかしこでかかってる。
 僕としては大変満足な状況だ。

 こないだビックリしたのは、携帯の着ウタフルにモーツアルトの「アヴェヴェルムコルプス K618」という宗教曲があったことだ。
 思わず”アアアア、アヴェヴェルムコルプスの着うたフルう?!”などと大げさリアクションしてしまった。
 ちと、着メロにしちゃってイインスカあ?と、申し訳なくなってしまいそうなくらい荘厳な曲だ。この曲着メロレヴェルちゃうでえ!、と関西弁でツッコミたいくらいだ。着メロにしちゃったけど。

 この曲意外に通勤時に聴くのもイイ。
 勿論、寝る時や散策時もイイ。
 つまりいつ聴いてもイイ。
 癒されるし背筋もシャンとする。長さも短くお手ごろでちょうどイイ。
 モーツアルトを代表する名曲といっていいだろう。

 ちなみにモーツアルトを多少突っ込んで好きな方であればK618という番号が晩年の作品なのだなというのがわかるだろう。
 僕は、この曲がどうもビートルズの最後のシングル曲「レットイットビー」とイメージがダブって仕方が無い。
 「レットイットビー」「アヴェヴェルムコルプス」と、これがビートルズ、モーツアルトというミューズに魅入られた二つの魂が、最後に到達した境地なのだな、と感慨深い。

 ●さて、久々に宣伝。
    僕の高校時代の友人、外山泰三氏がカメラを担当した映画が公開されるので是非見てやって下さいね!。

  ☆ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』
  公開日:7月22日(土曜日)〜
  上映館:渋谷シアター・イメージフォーラム〔03-5766-0114〕
  時間: 10:00/12:10/14:20/16:30/18:40
  ホームページ http://arinoheitai.com
 「2006.7.8(土)」曇時々晴・ストーンズ後期?

 ラブサイケデリコの曲をダウンロードして聴いていた。
 ”この人達は、ストーンズの後期に影響受けてるな、女ストーンズだな”などと思いながら聴いていた。
 ここでふと、”待てよ?”となった。
 ”ストーンズの後期?”。
 僕がストーンズ(ザ・ローリングストーンズ)の後期と認識しているのは、彼等の1970年代の曲のことを言っている。

 もう既に解散し伝説化したビートルズも良く作品群を「前期・後期」などといった区分けでなされる。
 それになぞらえれば、確かに昔は70年代のストーンズも「後期」で良かった。

 ところが今は2006年である。
 70年代て・・・、初期ぢゃんっ!。「ブラウンシュガー」とか後期の傑作とか思ってたの、全然初期ぢゃんっ!。
 つーか、まだやってるストーンズ、スゲエ!。
 全く同じセリフを、松田聖子にも捧げたい今日この頃である。
 「2006.7.7(金)」曇駅ビル繁盛

 京王線稲城駅にも駅ビルができた。
 今日は、そのオープンだったので、僕も通勤帰りに寄ってみたのであるが、結構遅い時間だったにも拘わらず、随分賑わっていた。
 稲城にこんなに人いたのかよ!、くらいだった。若い女子も大勢いた。この地域に住んで10年以上になるが全稲城女子掻き集めても、こんなにいるとは思ってなかったくらいいた。こんなに女いるなら先に言えよっ!、と言いたかった(誰が言うんだよ)。

 ま、冗談はさておき、ビルに新設された、こうした駅前のスーパー、書店、居酒屋等、確かに今まで商業的後進地区然としていた我が稲城市には、タイムリーに必要なものだったかもしれない。(つまり他の駅では考えられんことかもしらんけど今まで、これら稲城には無かったつーことね)。
 こうした店に皆”餓えてた感”があった。
 しばらくは流行ってるだろう。

 全然話は変わるが、電車の中で、ジャガー横田の旦那(たぶん・・・)を見かけた。隣のオッサンが”コイツどっかで見たことあるな”的な視線でジロジロ見てた。なんか旦那氏は、リアクションに困ったのか目をつぶって顔を伏せていたが、駅に着くと一応顔を上げて見たりして、微妙な感じでやりにくそうだった。

 そう言えば、今日、電車の中で目の前にいた女子が突然鼻血出したのにも遭遇した。

 なんか今日は新奇なものにいろいろ遭遇した日だったなあ・・・。
 ん?、今日は七夕だったって・・・?
 ああ、織姫と彦星が出あう日だけに、いろいろ出会いました、だからかあ・・・、って、鼻血かよっ!。
 「2006.7.2(日)」曇後晴携帯写真館

 携帯のカメラ、結構使ってる。
 今や必需だ。完全にデジカメの代わりになってる。

 下の左端の写真「なんだ、つまんねえ、踏切の写真なんか載せやがって」と思われるかもしれんが、良く注意していただきたい、
 走ってるのは山の手線である。
 そう、ここは山の手線では貴重な、駒込〜田端間の踏切である(確か、もうあと一ヶ所しか無いハズ)。

     

 真ん中の写真は、以前雨が降って晴れた時に稲城大橋というところから何の気なしに撮った夕日が、予想外にカッコヨカッタので載せました。

 右端はゴールデンウイークに行った奈良は斑鳩の、法起寺へと続く道。
 関係無い人には全然意味の無い普通の風景写真になってしまう。
 だが僕にとっては、僕の愛読書「大和古寺風物詩」の著者、亀井勝一郎が、かつてこの地を歩き、大和の国原への感慨を催したと思われる地域で、非常に意味深い写真なのである。
 ちなみにこの写真、今携帯の待受けにしてる。今改めて見ると、なんだかやけに青空が目に染みる。こんな青かったのか・・・と、また何か旅情を掻き立てられそうな蒼だ。
 「2006.7.1(土)」曇時々雨ムーヴィン・アウト

 「ムーヴィン・アウト」というビリー・ジョエルの「ストレンジャー」というアルバムの冒頭を飾る名曲をモチーフにしたミュージカルが日本に来るそうだ。 
 「ストレンジャー」というアルバムを未だ愛聴する僕にとっては、これは是非とも見てみたい劇だ。

 「ムーヴィン・アウト」という曲自体は、最初に聴いた時、出だしのフレーズが、往年の名曲「やさしく歌って」に酷似していて、なんかパクったようで素直に好きになれなかった。
 好きになったのは、東京に出てきてから「故郷が懐かしい」という郷愁が、自分の中の感情に加わり始めた時からだ。
 それからは、この曲が大好きになった。
 今やビリーのこのアルバムは、僕にとって「故郷」と同義語くらいの重さを持ったものだ。
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