Monologue2004-21 (2004.6.18〜2004.6.25)
 「2004.6.25(金)」雨・空気

 今日は仕事は休み。
 夕方食料の買い出しに出かけた。雨の中歩いて出かける。自転車を使わないと店まで遠い。歩いて15〜20分はかかる。

 ここのところ梅雨とは言いながらも快晴の日が続いていた。
 今日は久しぶりの梅雨らしい日だった。
 毎年日が長くなるこの頃、いつも天気が良ければ、もっと遅い時間まで外出を楽しめるのにと思っていた。
 それが今年は運良く休日晴れの日もあり、思いがけず梅雨の日長を味わうことができた。

 いつものように音楽を聴きながら歩いていく。ふと懐かしい曲になった時、妙にそれが心地よく、まるで昔と同じ空気に戻ったような感じを抱かせてくれた。
 そういえば、昔は梅雨の時が日が長いのだ、などということは全く意識していなかった。
 自然の営み、四季の移り変わり、などに関して、ほとんど無関心だったのだ。
 考えてみれば四季だけでは無い。人との接し方、その場の空気、ということにも無関心だった。
 そう!、年を取ってから、やけに自分を取り巻く「空気」というのを意識するようになったみたいなのである。

 そんなことを考えながら、懐かしい曲を聴きつつ昔の空気を感じて歩く、梅雨の夕暮れは、妙に僕に優しいのであった。
 「2004.6.24(木)」晴後曇・キッチンは奇麗に

 キッチンが汚い家は貧乏、ゆうんは当たっとるかもしれんの。
 ん?。ワシ?。ワシんとこはキッチンほとんど使わんが、なぜか汚いんじゃのう、他のもんの物置になっとる。
 やっぱ家は奇麗にしとかなアカンのう、こりゃ間違い無いっ!。
 本当は奇麗サッパリしたい。じゃがワシゃ物がなかなか捨てられんで、それが自分の運気を疎外しとるようじゃ。狭い家に物が過剰にあると、もはやエネルギー出して時間かけて奇麗にする気も起こらん。ゴキブリの出現がそれに輪をかけよる。
 はあ〜、悩むとこじゃ。できりゃ一回全てリセットしたいわ、全く。

 部屋が汚きゃ、せめて生活に笑いを。
 んなわけで、お笑い番組ばかり相変わらず見ている今日この頃です。
 最近はネタ番組も多いし、しかもワシん好きだった吉本のコンビ、ジャリズムが復活したり、なんよう状況はエエ感じ。
 「2004.6.23(水)」晴・低空飛行

 風邪がスッキリ直らん。肩も痛いし、知らん間に足を打撲しとる。厄年じゃあああ〜っ!。
 ん?、身体がアチコチ痛いなどとブツブツつぶやき始めるとは老化の始まりじゃと?。
 「2004.6.20(日)」晴時々曇・休日の朝

 土日の朝やっとるような旅番組をたまに見ると心癒されるの。
 今日たまたま日テレの「遠くへいきたい」ゆう老舗の番組を見とったら、ワシも一度は行ってみたい鳥取の因幡路の隠れ里をやっとった。
 これだけでも興味が惹かれたもんじゃったが、なんと旅人が宮崎美子さんじゃった。
 こん人はワシの高校生時代のマドンナ(古りいっ言い方っ!)じゃった。
 こん人の元気な姿見とったら、今でも、なんようあん頃を思い出して、切ないような暖かいような気持ちになれたわい。山陰と宮崎美子でダブルで癒された。
 ああ、なんようワシ最近癒されたがっとるゆうことは、疲れておるんじゃのう。風邪もひいとるし。
 ん?、疲れて、ゆうよりゃ、憑かれて、じゃねえかって?。
 「2004.6.19(土)」晴・やられたあ〜

 あ〜あ、ま〜た風邪ひいてもうた。
 今期は厄年の影響かのう・・?、良う風邪引きよるわい。
 しかもよう、ここんとこ風邪引くと、肩まで凝りよるゆうオマケ付きじゃ、全く厄介なもんじゃ。
 ん?、肩に生き霊が摂り憑いとるじゃと?。
 「2004.6.18(金)」晴時々曇・少しでも補給

 憂鬱になったり、精神的にダメージを受けた時にゃ、今自分が気に病んどるこんは、それ程大したこんは無い、ゆうて気持ち切り替えて思えりゃ、確かにチイとは気分も晴れるもんじゃ。
 ところが人の心ゆうんは、良う出来とるもんで、落ち込み度が激しいと、とてもそがあに明るく考えらりゃせん、ゆうて回復を邪魔するもんでのう。

 確かに落ち込み度が激しい時は、楽観的思いが全く介入できず、気持ちは暗くなる一方じゃ。
 落ち込み度が激しいゆうことは、イコール、精神的エネルギーが枯渇仕切っとるゆうこんでの。
 ほいじゃけえ、こがな時は、せめても”明るい思い”が少しでも介入できるくらいまで、落ち込み度回復、すなわちエネルギーを補給せにゃならんのじゃのう。

 こがな時は徐々にエネルギーを回復すりゃエエ。
 無理なこと、例えば、すぐ気持ちを明るく切り替える、ゆうようなこんは、ここじゃ避ける。
 自分の今の波長と明らかに異なるもんで回復させるんは、今は避ける。

 自分の今の波動に合ったもん、すなわち”気持ちエエもん”に接するこんじゃ。
 気持ち良きゃ、時に悲しい歌聴くのもエエ。悲しい本でも共感できて心打たれて感動できりゃエエ。暴力的なもんでも理性の及ぶ範囲で、スッキリしてカタルシスが得られるんなら、それはそれでもエエ。

 こがあにして、そん時の波動に合ったもんで少しづつゆっくり回復してきゃ、そん内”明るい思い”が少し介入できる位にまで、精神が回復してくるもんじゃ。
 人の心ゆうは、丁寧に扱わんとイケンえの。
 暗くなった時は、気持ちを切り替えるよりも、まず心のエネルギー補給した方が早いの。
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