Monologue2002-47 (2002.10.13〜2002.10.19)
 「2002.10.19(土)」雨・オラは押しちまっただ

 雨だね。日本は。
 金曜日のフジテレビ「ごきげんよう」で俳優の寺田農が、折畳み傘が大嫌いという話をしていた。少しでも楽しようという根性が嫌だ、などと言ってて結構笑ってしまったが、僕は折畳み傘は好き、まではいかないまでも愛用している。やっぱりコンパクトで便利だ。

 最近は「折畳みで、ボタン式」なんてのがあって、これは開閉ともボタン式になってて、とても重宝だ。
 只100%完璧ってわけでも無い。
 ドシャブリの時など、しかも酔っぱらっていたりしたら、それこそ失態を犯す可能性は大である。

 酔っぱらって、ウォークマンで音楽を聴きながら、鼻歌なんぞを歌い、曲がちょうど、BJトーマスの”雨に濡れても”なんてのがかかる。
 一緒に合わせて”rain drops keep falling on my head〜♪”などとハナ歌って、ちょうど”head”の時に、ウッカリして傘のボタンをバスッと押してしまったりする。
 すると突然、かつ当然傘は、バサッ、などといって閉じてしまう。
 ん?、なんだなんだなんだ?と突然の豪雨の攻撃に一瞬何が起ったか訳が分からずパニックする。
 顔に当たってくる雨を受けながら、ようやく”アッ、オラ、ボタン押しちまっただ”と自分の失態に気づくのである。
 普通の傘なら、ここですぐ又開けばいいのだが、僕のは閉じた傘を更にカチッと柄を短く収めてからでないと又開かないので、その作業を再度行なわなければいけない。アタフタしながら再度傘をオープン。この間約5秒ほどのロス。ドシャブリの日ならズブ濡れである。意〜味無〜いじゃ〜ん(ちと古い?)。
 まあ、そんなこんなもありーの雨の日の、ワ・タ・シ・・みたいな。

 ”窓の外は雨、雨が降ってる、物語の終わりに、こんな雨の日、似合い過ぎてる・・・”
 「雨の物語」、これも昔の曲だけど、いい曲だよな〜。かぐや姫の伊勢正三の歌だけど、イルカが歌ってヒットした。イルカって言っとくけど哺乳類じゃないよ。ん?、人間も哺乳類か・・・。それをいうなら、”イルカっつっても動物じゃないよ”だったね、失礼。
 「雨の物語」は、なんかメロディラインが古いシャンソンみたいな切なさを感じさせて(曲調自体は全然違うけどね)、そこがとってもいいね。
 何の番組か忘れちゃったけど、昔日曜の午前中に、このイルカの歌が主題歌になってた番組があって、それから耳についてる。別にレコード持ってたわけじゃないけど、もう覚えちゃっててカラオケなんかでもスンナリ歌えちゃうんだよね。
 まあ、そんなこんなもありーの雨の日の、ワ・タ・シ・・みたいな。

 「2002.10.18(金)」雨一時晴・言い出せなくて

 相変わらず70〜80年代の洋楽の静かなリバイバルが続いているようだ。
 最近はCMでイーグルスの「ならず者(DESPERADO)」のカヴァーが流れているのを耳にした。
 イーグルスも名曲の宝庫だ。
 この「ならず者(DESPERADO)」の収録された同名のアルバムでは、他に「テキーラサンライズ」「サタデーナイト」なんかも良い。

 有名な「ホテルカリフォルニア」などは、同名のアルバム自体がロック史に残る傑作である。

 「ホテルカリフォルニア」の影に隠れた感があるが、その前の「呪われた夜」というアルバムも良い。
 「安らぎに寄せて(I wish you peace)」などという隠れた名曲もある。

 それから僕が大変好きな曲で「我が愛の至上(The Best of my love)」は3枚めの「オンザボーダー」に収録。この淡々として美しいラヴソングは、単なるウエストコーストサウンドという括りで括られるには勿体無い、他と一線を画した風格を持った名曲。

 あと結構人気があるのは「ホテルカリフォルニア」の後に出されたアルバム「ロングラン」に収録された「言い出せなくて(I can't tell you why)」。当時新加入したティモシーシュミットが、ドン・ヘンリー、グレン・フライの二枚看板に劣らない名曲を書いた。
 当時流行ったAOR風なシットリした曲調で、短調のイントロから、歌に入ると長調に転ずる所がカッコイイ。
 昔夜のオネエチャンのいる店で、カラオケでこの曲を歌ってオネエチャンに好評を博したことがあり、僕にとっても非常にオイシカッタ曲だ。但し歌唱的には、この曲キーが高いのでボロボロだったけどね。ま「この曲を知ってた」という事実のみでオネエチャンの好評を博した、というのが実の所正解なんだがね。ああ悪かったね。

 「2002.10.17(木)」晴・成長の跡無し

 アパートだと隣や上の住人がトイレに入って水を流す音などが筒抜けに聞こえてくる。
 それでその住人達(勿論同性である男性)とウンコするタイミングがかぶる時ほど、ガッカリというか白けることは無い。僕がさてウンコ流そうと思うと、ほんの数秒早く隣からゴーッと聞こえてくる。家では一人きりで寛ぎたいのに隣の輩と尻を並べてウンコしてたかと思うと白けも白け、もうドッチラケ、大ドッチラケ、である。
 (ちなみにドッチラケという言葉、古いですか?、若い方の為に説明すると「白ける」に「とても」という意の修飾語「ド」が付いて「ドシラケ」それが音便化して「ドッチラケ」になりました。「大ドッチラケ」になると「もうとても言葉では言い表せないくらい甚だしく白けてしまう」という意になります)。

 あと平日の休日のカブリ。これも大ドッチラケ、である。
 普段はエアコンの音などで小煩い我がアパートも、平日は近隣の住人が仕事などで出払ってしまうので、休みが取れると静かで大変清々する気分を味わえるのである。

 ところがそんな中静かな平日の休日の清々しい気分を、天井のドタドタが水を指す。
 その内雨戸のガタガタという音がして、上の住人の窓から男物のパンツがニョキッと顔を出す。どうやら洗濯物を干し始めたようだ。
 あろうことか上の住人も休日のようだ。天気の良い休日、このアパートに彼と二人きり・・・などと思うと、勿論大ドッチラケ、である。

 これがウンコも休日のカブリも、全て女の子の住人とだったらな、全然違うのに・・・。天国と地獄だよ。クソッ!・・・、あっ、ウンコだけにクソ。
 相変わらず、いろんな意味で進歩が無いようで。

 さて、CMタイム。 
    僕の高校時代の友人、外山泰三氏がカメラを担当した番組が又々放送されるので興味のある人は見てやって下さいね!。
  ★BSウイークエンド・スペシャル「狙われる子供たち(アグネスのカンボジア報告)」
   ・10月19日(土) 22時〜22時49分迄
   ・NHK.BS1 
   ●カンボジアで生活苦のためタイ等に働きに行って心や身体に傷を受けている子供達や国境で傘さしの仕事をしている子供達を取材。

 「2002.10.15(火)」晴後雨・つながってる?

 もしも自分が地球と同じ大きさだったら、一日かけて自転する地球は随分モタモタと動いてるな、などと思うだろう。
 もし自分が太陽系と同じ大きさだったら、太陽はちょっと熱い白熱電球のように写るかもしれない。
 もし自分が銀河系と同じ大きさだったら、光があちこちでコーヒーに溶けて行くミルクのように、ゆっくりと拡がって行くように見えるかもしれない。
 地球人から見たら凄まじいスピードも、この巨人には随分ユックリだと感じる。自分の大きさで時間やスピードの感じ方も違ってくる。

 実際は物理的に大きくなるのは無理だけど、こうして想像はできる。つまり意識だけは無限にドンドン拡げられる。意識をドンドン拡げたって何らイケナイことはない。
 宇宙は僕等の意識が、どれくらい拡げられるかという挑戦を、手ぐすね引いて待ってるだろう。
 僕等がもう限界まで、これ以上の想像はできないというくらい意識を拡げて宇宙を超えた、と思っていても、宇宙は「なあんだ。その程度か」などともっとハイレベルの超次元的な広大な手の内を見せてくるかもしれない。
 だから意識はドンドン拡げて置くに越したことは無い。

 でも意識を宇宙的に拡大しても、隣人の心の内すらわからぬ僕等がいるのは確かだけどね。
 只もしかしたら隣人の心がわかるようになることと、宇宙意識になることは同じなのかもしれないけどね。

 「2002.10.14(月)」晴・一年経つと

 今大阪旅行記を執筆中なのだが・・・執筆中?・・・なんか大げさだな。ま、いいや。
 1年経つと、やはり当然大阪にも何かしら変化が生じている。
 昨年行った時には、まだあった法善寺横丁など焼けてしまったりしている。
 1年経つと自分の所有している情報も古くなってしまうので、そこは注意点である。
 月日など、こうしてる内にもすぐに経ってしまうものだから、時間が経っても読めるような内容にするには、どうしたら良いか・・・思案中なのである。
 でも正直なところ、あれから1年も経ったなんて全然思えない。

 そう言えば今日市役所から又1年間国民健康保険未使用の景品として商品券を貰った。
 この日記でも昨年この件について触れたのを見てみたら11月25日だった。今年は一ヶ月程早くくれた様だ。

 「2002.10.13(日)」晴・ようやく再開

 気づいたら来月は11月だ。いよいよ不惑の年だ〜〜。
 いやいや、そんなことはどうでもいい。それより昨年初めて大阪に行ってから1年経っちゃう。
 まだ旅行記全然書いて無かった。いや、あれから主なイベントのレポートも全然手えつけておらん。ワールドカップも。あー、これはいかんな。忘れちゃうよ。

 ・・・というわけで、ようやく旅行記に手をつけ始めました。まだ序章だけど。興味のある人は読んでね〜。こっち

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