Monologue2002-43 (2002.9.22〜2002.9.26)
 「2002.9.26(木)」晴・マジカヨミステリーツアー
 
 今日は僕の中だけで流行っているオヤジギャグ的フレーズを2つご紹介して、お茶を濁そうかとぞ思う。

 1. ”ダースベーッ(ダー)”
 【解説】

 どうして良いかわからなくなり困った時などに発する「さて、どうしよう?(困ったな)」というフレーズが訛って、「さあ、どうすんべ」--->「さ、どうすべえ」--->「どうすべえ」--->「だうすべえ」--->「ダースベー」、と転じていき、最終的に映画「スターウォーズ」の人気キャラクター「ダースベーダー卿」と掛ったもの。 
 【使用法】
 面白い深夜番組を見ていたいのだが、明日仕事で朝早いので就寝しなければいけない。でもこのままテレビを見ていたい、などと言う時に、寝転んで鼻クソをほじりながら、「明日の仕事」に対して若干の怒りを込めつつ時計を気にしながら「ダースベーッ」と言い放つ。
 冒頭の「ダー」の部分は、アントニオ猪木の「1・2・3、ダーッ!」の「ダーッ」の感じで「ダーッ!スベーッ」と相当気合いを込めても効果的である。尚”ダースベーッ(ダー)”の最後の”(ダー)”は省略しても良い。
 
 2. ”マジカヨミステリーツアー
 【解説】
 信じられない、Unbelievable、本当ですか?の意で用いる俗語「マジかよ」と、1970年に解散した英国のロックバンド「ザ・ビートルズ」の往年のヒット曲名「マジカル・ミステリー・ツアー」が、合体してできた造語。
 意味的には「信じられない、Unbelievable」と同意だが、どちらかと言うと否定的な事象に多く用いられる。”ミステリー”という語に運命の不可解さをニュアンスとして持たせている。
 【使用法】
 電車でカワイイ女性の隣に座れたと思ったら、その女性がすぐ次の駅で降りてしまい、代わりに不快なオヤジがやってきて、その席にスッポリ座ってしまった時などに、心底落胆しつつ心の中で「マジカヨミステリーツア〜」などというように用いる。
 「2002.9.25(水)」晴・Dear 山陰本線

 「テイチク運転室展望”山陰本線”」のDVD3〜6までを予約した。5、6は来月発売予定だそうだ。6で京都からの全線が完結になる。楽しみ楽しみ。このシリーズは本当心和むからエエワ。

 ところで僕はテッキリ自分も山陰本線全線踏破したように錯覚してしまっていたが、思い出してみたら島根県の出雲市〜益田間は、まだ乗っていなかった。
 次回の旅行はこの区間の搭乗、ということを目標にしようかな、などとも思っている。

 ではDVDを見ながら一句。
   ”山間の列車に急かるる旅心” by 河童散人
   (やまあい)(せ)

 「2002.9.24(火)」晴・イカフライおかか弁当

 セブンイレブンに行ったら「イカフライおかか弁当」の復刻版というのが販売されているのが目に入ってきた。
 まるで懐かしい友人に再会したかのようであった。勿論迷わず購入した。

 僕がこの弁当にお世話になっていたのは、もう15年以上前のことだ。
 その頃は埼玉県の大宮に住んでいた。引っ越した当初は近くにコンビニも無ければ弁当屋も無く大変不便しておったが、ちょうど今頃かなあ・・・、本当にすぐ近くにセブンイレブンが出来て、僕の生活を大変良くサポートしてくれたのだった。

 先日その大宮のセブンイレブンに行ったら、もう既に店舗は無かった。どうやら道路の拡張で立ち退いてしまったらしい。
 何らかの形であの頃のお礼をしたいと思っていたのであるが、時既に遅しであった。
 せめて今は、あの頃の「イカフライおかか弁当」を他のセブンイレブンで買ってあげるだけだ。
 でもカロリー見てブッタマゲタ。900kcal以上じゃん!。カツ丼より上かよっ!。こんなにカロリーあったのね・・・。

 「タモリのジャングルTV」「秘密の爆笑問題」と良く見る番組が相次いで終了してしまった。
 そんな中、テレ朝の「さまあ〜ずと優香の怪しいマンションとレースクイーン貸しちゃうのかよ」の90スペシャル、題して「(さまあ〜ずと優香の怪しいホール貸しちゃうのかよ!!スペシャルで90分やっちゃって大丈夫かよ!!タイトルも(仮)かよ!!)(仮)」が、来週火曜日に放送されるそうだ。録画の用意しとかなくちゃ。以上で〜す。

 「2002.9.23(月)」曇・大久保通りから

 今日たまたまJR山手線の新大久保駅から大久保通りを、しばらく歩く機会があった。
 まあ、あの近辺のインターナショナルというかアジアンテイストへの変貌ぶりといったら顕著なようだ。韓国、中国あたりの人が多いのだろうか。
 道行く人の会話を聞いていると、ほとんど外国である。”あれ?、ここー確かー、日本、でしたよね?”と思わず聞いてしまいそうなくらい外国語が飛び交っていた。ややもすると普通の日本人の会話まで外国語に聞こえて来てしまいそうだ。言葉の繋ぎ目に「んだからさー」などと聞こえて来て、ようやく”あれ、なんだ日本語か”などと判別できるのである。
 僕自身住み着くのはチョット勇気が入りそうだが、雑多な感じが面白そうな街ではある。

 僕は日本は遥か昔から単一民族などでは絶対有り得ないと思っている。だって見てもご覧なさい。同じ血の繋がった家族だって全然系統の違う顔だちの人間がいるくらいである。
 たぶん大昔から、いろんな地域の人々が東の果てのこの国に流れ着いて来たのだと僕は思っている。
 だから今、外国人がこの国に沢山住みついてきても、なんら不思議は無い。

 家に着くとタイミング良くTBSで「関口宏のフレンドパーク2」をやっていた。モー娘。がゲストであった。ゴッツァン(後藤真希)の卒業スペシャルらしい。
 今日はチャーミー(石川梨華)が良かった。最近のチャーミーのカマトトぶりは板についてきてGOODである。ゴッツァンが意外に芯が強くて真面目そうなのに、チャーミーは悪くいえば、いかにも男性を手玉に取るのが一番上手そうなイメージだ。言うたら”悪女”に近いかもしれない。でもそれをわかってて敢えて”騙されたい!”と思ってしまうところに、なんというか中年独身男性の哀しさが無いでも無い。

 島根県松江市にある一畑電鉄の松江温泉駅の名称が「松江しんじ湖温泉」に変わっていた。今年4月からだったそうだ。以上僕だけトピックスでした。あの電車又乗ってみたい・・・。

 今日はローリング・ストーンズの「ワイルド・ホース」(スティッキーフィンガーズ)という曲を聴いている。
 秋の夜長に、こんなちょっと時代遅れな感じのスローバラードもたまにはいいもんだ。

 「2002.9.22(日)」曇後雨・奥の色道?

 ついこの間猛暑の8月だと思っていたのが、もう10月の足音が聞こえて来そうだ。
 芭蕉の奥の細道の旅で言うと、今頃は福井県辺り、旅もいよいよ大詰めを迎えようとする頃だ。
 この旅は今で言うゴールデンウイークが終わってしばらくした頃から出立している。5ヶ月に及ぶ長期の旅程である。
 ビジネス世界に身を置いて回りの様子を伺いつつコソコソ取った休暇で賄う、僕のチンケな旅行とは大違いだ。

 できれば僕も半年くらい旅をしてみたいもんである。まあこれは多くの人間が実現したいと思っている願いだろう。
 僕も5ヶ月の旅をしたら、相当充実した紀行文書けるかな?、などと想像してみる。
 ま、大方行く先々のオネエチャンに気を取られ、百代の過客も何のことやら、やっぱり地方の飲み屋は最高だ、などと、夜の話にばかり花が咲き、揚げ句の果てには旅費使い果たし、風雲の風に誘われた風雅の旅も敢え無く頓挫、などということになりそうだ。
 でも地方のオネエチャン巡りも、それはそれで結構楽しそうだったりして・・・。

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