Monologue2002-22 (2002.5.1〜2002.5.11)
 「2002.5.11(土)」雨・自分ホイホイ

 朝の出勤で家を出る直前の忙しい最中、台所を擦り抜けて玄関へ向かうと、足の裏に何か嵩(かさ)張りを感じた。
 「あれ?、今日の靴はやけに軽くて、まだ履いてもいないのに自然に足にまとわりついてくるな?。やっぱ春だけに軽やかに爽やかな、こんな風に紙で出来た靴もたまにはいいか・・・って、オイッ!!」(長めのノリツッコミしてみました)。
 つまりである。
 台所に設置してあるゴキブリホイホイを踏んずけてしまい、その後一緒に足に付いてくる、という大サービスを受けてしまったらしいのである。

 ギ#$&ヒ(@*+)エ(%$#ッ&’&ーーーッ!!。

 居住空間が狭いと、普段は有り得ぬことが起こるもんである。
 ゴキブリホイホイは大抵部屋の隅に設置するもんだ。僕も確かにそうしている。
 ゴキブリホイホイを置くような場所を人が歩いて、足を踏み入れることは、余り無いのが普通だ。
 しかし狭い家だと、それが簡単に起こる。

 しかもタチが悪い。
 真上から踏んずけるなら”ワッ!、踏んじゃった!気持ちワリ!”で済むかもしれない。
 ところが我が家だと、事情が事情なのでホイホイハウスの端っこを踏んずけることが多い(多いのかよっ!)。
 ゴキブリホイホイを常用してらっしゃる方は御存じかもしれぬが、端っこはそこからもゴキブリ殿が侵入し易いよう、窓が開いている。

 この窓が曲者なのである。
 この窓の部分を踏んずけると、その窓の部分が開いている為に、そこからホイホイハウスの床面をダイレクトに踏む、という事態が発生する。
 ゴキブリホイホイを常用してらっしゃる方は御存じかもしれぬが、ホイホイハウスの床面は強力な粘着液が塗布されている。
 たかだか5mm程度の隙間から露出した粘着液が、結構強力に作用するのである。

 全く、ゴキブリホイホイが足にくっついたまま、何も知らずにペタペタと歩いていた自分を思い返すと今でも戦慄する。
 そのホイホイにゴキブリが捕獲されていたかどうかは今は定かでない。
 確認する勇気が無い。中を見るなど恐くてとてもできない。

 「2002.5.10(金)」雨・えきねっと

 先日利用したJR東日本”えきねっと”の新幹線指定席予約が、携帯のEzwebでも利用できるようになったらしい。
 マイナー派閥の我がツーカーはEzwebなので、これは随分助かる。
 ああ・・使用してみてえ・・・又どっか行きてえな〜。
 時間と金・・・できるもんなら、もっと欲しいもんですな。

 「2002.5.9(木)」曇・消煙

 先月風邪をひいて喉を痛めて以来、自然禁煙状態が続いている。
 別に自らやめようと思ったわけではない。
 あれから吸っても、まずくなってしまった。風邪のウイルスで急に体質が変わってしまったのか?。
 なんてことだ。どんなに努力しても禁煙できない人もいるのに、これも運命なのか。

 巡り合うべき人とは嫌でも巡り合うし、縁の無い人とは会いたくても縁がつかない。
 やはりなるようになるべく、僕の及び知らぬところで大きな力が働いてるのだろうか?。

 とすると、今の僕の人生運命どおりなのか?。それはチトご勘弁願いたいなあ・・・。

 「2002.5.6(月)」晴・大仏には会ったけど・・・

 今回のゴールデンウイークの旅行は、奈良国立博物館の「東大寺のすべて」を見るのが目的で、僕としては大変歴史的・文化的な旅行になるはずであった。

 いやいやいや・・・二日目までは、確かに、歴史的・文化的だった。
 「東大寺のすべて」はベラボウ(最近やけに気になり出した言葉です)に混んでいたが、無事観覧できた。
 そしてなんと、奈良県立美術館では、僕としては「偶々」やっていた「葛飾北斎の特別記念展」を見ることもできた。
 そう言えば初日も、これまたノリで、芭蕉の故郷でもある伊賀上野を訪れることもできた。
 僕としてもここまでは十分歴史的・文化的なのであった。

 ところが最終日、三日目、どうもそれまでとは違う非歴史的・文化的方向性の事象に、ほぼ日中を費やしてしまった。
 いやいやいや・・・あれだって十分歴史もあるし、一つの文化だしな・・・。
 それに、ある意味僕らしいと言え無くも無いかもしれぬしな・・・。

 大仏も見たけど、どう考えてもメインは三日目って感じになっちゃったなあ・・・。
 いやいやいや・・・どの日もそれぞれ重要だったよ、うん・・・重要重要・・・(言い訳オジサンになっとるで)。

 ま、詳しくは近いうちに必ず旅行記として、当HPに掲載したい。
 ま、今回はどうしても途中からチョッピリ成人男性向けの旅行記(なんじゃそりゃ?)に成らざるを得ない、とだけ言っておいて大方の御察しをつけていただくに留めよう。んじゃまた。

 「2002.5.3(金)」晴・憲法記念日

 携帯の機種変更をしようと思ったら、今使用しているのが10ヶ月未満だと、最新機種への変更に限っては、ベラボウ(ちょっと古い表現ですな)に料金を取られるんですな。知りませんでした。これで一気に機種変更の意気消沈。ま、別に今どうしても変更する必要全く無いから、待て!(犬か・・・)、との神の思し召しですな。

 今日は晴れて良かった。
 ところで今日は祝日だが、ふと「あれ?、なんで今日休みなんだったけ?」と、すっかり今日の祝日の意義を忘却してしまったことに気づく。慌ててそこらにあったカレンダーを見て今日が「憲法記念日」であることを思い出した。

 僕等一般大衆には、今日が休日であることだけが重要で、本当のところ「憲法」のことを真剣に考えるのは、一生に何度あるか、と数えられるくらいだ。僕みたいに今日でさえ、何の日か忘れている輩がいるくらいである。
 ま、だからこそ、こういう日があるんでしょうな。”休んでユックリ考えてくれよ”と。

 昨年はゴールデンウイークに全然休みが無くて寂しい思いをしたが、今年はまともに休日がとれてホッと一安心だ。憲法記念日アリガトサン。

 「2002.5.2(木)」晴・切符もインターネットで

 5月3日の午前中に、下りののぞみに乗ろうとするのは大変無謀であると思われた。
 しかしながら「えきねっと」なるホームページで前日切符を予約したら、窓際の席がアッサリ取れたので、大助かりであった。
 最近の旅行関係の手配は、皆インターネットで出来てしまうから、本当にこれは便利になったものである。
 そういうことで、今日は明日に備えて寝ます。ぐううぐうぐう・・・ZZZZZZZZZ・・・

 「2002.5.1(水)」曇・新緑の頃

 日本の名所には見頃の季節がある。
 紅葉の頃の日光、春の吉野などがそうだ。
 僕もできることなら一度そうした時期に、そのような場所に行ってみたい。
 しかしながら仕事の制約上どうしてもゴールデンウイークくらいしか、まとまった休みがとれないので、僕が旅行に出るのは勢い新緑の頃が多い。

 新緑は新緑で、又紅葉や桜と違っていいものである。
 初めて出雲を訪れたのも、やはり新緑の頃だった。
 朝から出雲大社に参拝に行ったが、瑞々しく大変神秘的な雰囲気だった。
 それからちょっと山間に入ったところにある須佐神社と言う小さな神社にも行った。
 ここは回りが山なので大自然の中に、のどかに佇む神社は、とてもほのぼのと平和な気分にさせてくれたものだった。

 そして出雲の山々は新緑が映え、全てが美しく神秘的に見えたものだ。
 あれ以来僕は、この地に魅せられている。

back to ●Monologue Index
back to●others
back to the top