Monologue2002-02 (2002.1.13〜2002.1.18)

「2002.1.18(金)」晴・折り畳み傘臭い

 折り畳み傘を畳んでバッグに入れ忘れると、後で気づいた時に、情けないほどの悪臭に鼻がひん曲がる思いがする時がある。
 何と言うのか、納豆が腐ったというか・・・、あっ、最初から腐ってるのか納豆は。じゃあ納豆の臭い、と言えば良いのか。そう、納豆みたいな臭いになってしまう。
 傘を入れて置いたバッグも多大な被害である。

 折り畳み傘はコンパクトなだけに、天気が良くなると、その存在を忘れてしまうことがあるのが難点である。全く痛い目に会う。
 これは折り畳み傘の成功点でもあり失敗点でもあろう。
 存在を忘れるくらい携帯していて邪魔にならない、と言う点は、まさに成功例であろう。

 ところで折り畳み傘というのは、僕は雨を除けるもの、そして携帯できて便利なもの、だと思っていた。
 しかし「折り畳み傘」の全体像を把握するならば「雨を除けるものであり、折り畳んで携帯できるもの、そして干さねばならぬもの」というとこまでいかないと、「折り畳み傘」の有りのままの姿を認識したことにはならない。
 同様に、料理とは「食事を作ること」であると同時に「材料を買い出し、片づけること」まで全部含め「料理」なのだ・・・。

 ・・・え?、屁理屈ですか?。そーですかあ・・・。
 あっ、ついでにもう一つ言っておくと、Hとは、生殖行為であると同・・・、え?、もういい?。そーですかあ・・・。

「2002.1.17(木)」雨後晴・旧機種のお〜

 この僕も昨年ついに携帯電話を持ってしまうことになったのであるが、タダで貰った古い機種で、巷の人々が持ってるような折り畳む方式のやつでは無い。
 元来こういうことはあまり気にするガラでも無いのであるが、ただでさへ携帯を持つのが躊躇われるので自分のこの古い型の携帯を街中で持つのが尚更、本当ガラでも無いが何となく気恥ずかしく思ったりしている。

 それで街中で自分と同じような真っ直ぐの携帯を持ってる女性を見かけたりすると「彼女はきっといい子に違いない」などと、非常に独断的な評価を与えていたりする。やがてそれが「彼女はカワイイ」という評価になり、最終的には「運命の人だ」などという、方向違いの評価にまでドンドンドンドン発展したりする。
 この心理は見ず知らずの異国で、ようやく見つけた日本人同士傷口を舐め合うかの如き心理であろう、異国、行ったことないけど(ここで皆さん「ねえのかっよっ!」と、必ず一回突っ込んで下さいねー。一人だとボケで精一杯ですのでー。)。

 ここで新年の初一句、和歌バージョンで。
  ”新機種のお〜異国の波間に心置く〜我と同じき女子(をなご)の型かな〜”。季語無し、みたいな。(できれば吉田日出子が高い声で詠っているような感じで読んで下さい)。

「2002.1.16(水)」曇一時雨・バッハついてる

 フジテレビのホームページに「今日の守護神」なる占いがあったので見てみたら、「本命神」という基本守護神みたいなのがあって、僕のそれが、なんとあのドイツの作曲家「ヨハン・セバスチャン・バッハ」だったのである。

 わおーっ!。ウレピーっ!。
 今までの疲れが全てふっ飛ぶくらい、ウレピーっ!。
 地球上の今まで幾多の偉人がいた中で、僕が最も好きな尊敬して止まない偉人達の中の一人が守護してくれるなんて・・・なんて素敵なんでしょ!。
 過去動物占いで「タヌキ」に泣いたことなど、どこかへ吹き飛んだ。癒された。
 ああ、これはもう美女1000人に愛されるより遥かに嬉しい・・・、でも1001人だとワカンネエかな・・・ん?、そーゆー問題じゃないって?。確かに。

 ちなみに「本命神」とは「自分と同じ運命の星を持つ守護神で不変のもの」だそうだ。
 バッハは確か結婚して子供も沢山いたよな・・・?大分僕と違うけどな・・・?。

「2002.1.15(火)」晴・どんどん変わる

 僕は今年40になるが、最近つくづく思うことは、状況というのはいつしか変わるもんだ、ということである。
 諸行無常とは良く言ったもんだ。
 10年前は相当取沙汰されていたものでも、今は全然話題にも上らないものだってあるし、勿論その逆もある。
 だから人の浮き沈みや世の中の情勢を、とやかく言っても、いずれ又状況は変わってしまうから、それはそんなに重要に意識するようなことでは無いのかもしれない。

 それよりも自分が、どう生きたか、どう生きるのか、ということの方が、どんなにか最優先で大事なことではないのか。もっと早く気づいた方が良かったかな、という気も最近しないでも無い。

 そんな中、古い友人のように、相も変わらないものに出会うと嬉しくなるものなのだろう。

「2002.1.14(月)」晴・もしかしたら

 今まで「悟り」とは難しく考えていたが、実はいたってシンプルなことなのでは無いか、と最近思えて来た。

 勿論いろんなケースケースによって細かい悟りはいろいろあるだろう。
 しかし基本的なところは人間、愛の重要性を認識して、それを生活で実践して行くこと、それが人生の根本にあることが大事なのではと。

 ま、おそらく本当に、そうなのか?、という答えを検証していく方が難しいんだよな、全く。

「2002.1.13(日)」曇・ヨッスイー、ええで。

 最近モー娘。のヨッスイー(吉澤ひとみ)がテレビでは何かと前面に出て来てくれるようになり、僕としても大変嬉しい。
 今日のテレビTOKYOのMUSIXではオトゲノムセンター試験と称したクイズで、「顎(あご)」という字をどう読むか?という問題で、14才の紺野あさみが正解しているのに、ヨッスイーは何を思ったか、顎を「ほげ」などと意味不明な解答していた。
 どの番組だったか忘れたが以前、黒澤明の代表作品「七人の○」の○に何が入るか答えさせる問題で(正解は勿論「侍」)、答えは日本的なもの、というヒントが出た時に、ヨッスイーは何を思ったか、「歌舞伎」などと解答していた。すなわちヨッスイー的に言えば、あの名作は「七人の歌舞伎」、となるらしい。

 ヨッスイーと同期の石川・加護・辻の4人は、最初は大人しくてどうなるかと思ったが、あの期の連中は皆バラエティー向きというかお笑い的な才能が開花されて、僕はモー娘。の中でもチョット贔屓しているのである。
 チャーミーこと石川梨華も世間的には可愛らしいイメージが売りかもしれぬが、ハロモニで見せるチャーミー石川等の超したたかなブリッコカマトトキャラは、相当いけていると思う。
 今後は石川・加護・辻の誰かをボケさせてヨッスイーが突っ込むとこも見てみたい。

 全然話は変わるが僕は成人式には出て無いのである。ん?だからまだ大人に成り切れて無いって?、イタタタタ。
 もう結構昔の事なので忘れてしまったが、住民票は田舎だったが、その頃は東京にいたし、たぶんバイトなどで、それどこでは無く式のことなどスッカリ忘れていたのだろう。
 成人式をやるかやらぬか、いろいろ賛否両論あるようだが、出て無い僕が強いて言える意見があるとすれば「無くても生きては行ける」ということが一つの意見として言える、てなとこであろうか。

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