「2002.1.12(土)」晴・明け方の稲田堤を
木曜の日記の予言通り、金曜日は御蔭様で夜通し飲み明かし今朝帰ってきた。
ほんでもってハッキリ言って、又自慢しちゃうけどお〜。
ちなみに余談だが、女性陣のリクエストにより2次会にオカマバーを挟んでみたのであるが、オカマのオネエサン達はなんか審美眼があるというか目が確かというか直感鋭いと言うイメージがあって、オネエサン方の言うことは真実を述べているというか的を得ているような気がしてしまう。オネエサンの言うこと当たってるう〜、みたいな。 さて、会も無事お開きになり僕は新宿から始発で京王線に乗って帰った。
京王稲田堤駅から降りると、暗い空も東のほうから次第に明るみ始めて来た。
朝帰りは翌日からは大層辛いが、こんな朝の、爽やかで、どこか神秘的な瞑想的な時間を一度味わってしまうと、又いつかあの時間を味わいたい、という気分になってきてしまうものだ。 ウォークマンのBGMは、なぜかベートーヴェンのあの有名な5番のピアノ協奏曲第一楽章。
ようやく家に辿りつくと、すぐにでも寝たかったのであるが、諸事務作業・シャワー・朝食などもあり、すぐには床に入れない。
・・・と、こんな感じで僕の、2002年オネエチャン求めて何処へ行くの巻、は幕を開けていくのであった。 |
「2002.1.10(木)」晴・2002年も又
1月から又新しい職場に行っているのであるが、同じ都心なのに朝電車でカワイコちゃんを見かける頻度がメッキリ減ってしまった。
フジテレビの「恋のチカラ」では堤真一氏が出ていたので思わず見てしまった。
てなことを言いつつ、また夜も更けて来てしまった。
フジの連ドラを見、ラブサイケデリコを聞き・・・もしかして、オレ、キャラに似合わない若ぶったことしてるかな・・・。
明日は、なんとこの歳にもなって合コンなのであるが、きっと又オチャラケてイイ人でおわるんだろなあ・・・。ま、兎に角それでも明日中に帰宅する可能性は低そうなので日記は一日お休みしそうなことだけは確かそうだな、ははは(なんかヤケクソじゃねえか)。
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「2002.1.8(火)」晴・洗濯からショパンから
今日は新年会であったが、何とか一次会でお開きになって、いつもならカードを切ってまで駆け付けようとする渋谷のオネエチャンの店に行くのを踏みとどまった自分を、新年早々誉めてやりたい。 しかし帰宅すると時間は12時も過ぎて、まああとはゆっくり寝るだけだ、などとノホホンと荷物を下ろした次の刹那、目の前の洗濯機を発見し、タイマーをかけていた洗濯物を干さなければいけないことを思い出した時ほど憤怒の時は無い。
全く話は変わるが・・・てゆーか変えてみるのであるが、ショパンは僕にとって非常に不思議な作曲家である。
もしかしたらショパンには失礼になってしまうのかもしれないが、ウォークマンにクラシックの曲を入れる時も、壮麗な曲や重厚な大曲の合間合間にショパンを挟むと、すごく良い感じになったりする。 どうも繋ぎのような役割を与えてしまっている向きもあるが、しかしショパンの、特に長調の曲に特徴的な、僕の中では日曜の朝をイメージさせるような、あの夢見るようなキラメク和声の響きは、僕にとっては絶対無くてはならない音楽である。 さて・・・と、干すか・・・。 |
「2002.1.7(月)」晴・消え行く街を
良く晴れた休日の午前中などに、商店街を歩くのは気持ち良いものである。
商店街を歩いていると、ふと何かを思い出す。
今年も正月に帰省したのであるが、いつも帰ると、わずかながらではあるが毎回何かが無くなって新しいものができ、街は少しづつ変わってゆくのを目の当たりにする。
それから、海。
世相は、故郷を出てしまった一出身者の感傷を待っていてくれるほど悠長では無かったようである。 でも僕はこの事実を素直に受け入れようと思う。
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