[ 家系ラーメン | 家系ラーメン索引 ]

読者からの投稿集「家系と私」

このページでは,家系ラーメンに対する想いを綴って送りいただいたものの中から,複数の店に対する感想,家系観などを掲載させていただきます.(若干,未整理のため掲載していないものがありますが,少々お待ちください)
家系に対する想いをお送りください.掲載の可否,ペンネーム等もお書き添えください.

From: "彩" さん Date: Thu, 7 Feb 2002 14:35:44 +0900 美味いって聞いたので行ったんだけど・・・ 食べ方に関して、うんちくがいろいろ書いてあるんですが、 自分の店の味に自信がないからああいう、うんちくを書くんですか? 凄い疑問点です!酢を入れろだとか・・・だから素人の味の感覚が おかしくなるんだよ!! お店は、あえて言いません。 折角いいスープなのに、もったいないと思ったからです。 今のラーメンの食べ方と言うと、スープを飲みもしないで コショウドバーッ!酢をドバーッ! おまけにラー油ドバーッ!! それじゃ、お店の方にも申し訳ないし見ていられない。 私は、ラーメンに関してノウハウは解りませんが、 あんまりだと思ったので、書かせていただきました。 調味料無しで充分美味しいスープ!! お店側からは、ああして食べろ。こうして食べろ。と言うことは いらないと思います。 それでも、味の解らない人達は、やるんでしょうが・・・ 頑張れラーメン屋!!
From: 司さん Subject: まだ青い家系ファンな俺 Date: Fri, 25 Jan 2002 19:33:37 +0900  俺が家系のファンになった理由は、職場の先輩とラーメン食べ歩きで横浜に行った 日からです。  まず、ラー博で九州出身の俺は、熊本ラーメンの「かめや」に行きましたが、豚骨 なのにあっさりしすぎて物足りませんでした。次に、同じラー博内の札幌ラーメンの 「純蓮」に行きました。ここの味噌ラーメンは、なかなか濃厚でおいしかったです。  次に、横浜市営地下鉄でセンター北駅に移動して、有名な「くじら軒」へ行きまし た。土曜日だったので、かなり込んでいて、2時間も待ちました。待った甲斐もな く、ここの塩ラーメンは俺の好みに合わなくてガッカリしました。  次に、淵野辺にある「肥後っ子大石家」に行きました。ここの豚骨ラーメンは最高 にうまかったのですが、ニンニクが苦手な先輩と俺は、トッピングされていた揚げニ ンニクを食べて、少々気持ち悪くなりました。残せばよかったのですが、店主が話し かけてきて、残せる雰囲気ではなかったので...。  そして、最後に「吉村家」へ行ったのです。正直、昼からラーメンを4杯食べた胃 は、ラーメン以外の物を欲していたのですが、「横浜に来て、有名な吉村家を食べて 帰らなければ悔いが残る!」ということで、少々無理して行列の最後尾に並びまし た。  30分後、やっと席に着くことができ、期待に胸をふくらませて、ラーメンが来る のを待ちました。数分後、ラーメンが出来上がり、焦る気持ちを抑えながら、割り箸 を割って麺を口に運んだら...(おっ!)と強いインパクトを受けました。次に スープを飲んで、さらにインパクトは強くなり、チャーシューを食べた瞬間... (最高!)だと感じました。(さすが家系の総本家だ!)と。先輩と俺は、前の店の 揚げニンニクによる胃の不快感も忘れて、吉村家のラーメンをペロリと平らげまし た。俺は、「大盛りチャーシューを頼んでおけば良かった〜。」と、後悔したくらい です。  これが俺の家系ファンになった理由です。豚骨と醤油の旨味成分の相乗効果が生み 出す最高のスープ!九州出身なのに、九州豚骨より、横浜家系の豚骨醤油が好きなん です!  それから、東白楽の「六角家」、自由ヶ丘の「無邪気」、高田馬場の「千代作」、 木場の「大黒家」、中野の「武蔵家」、港区の「笑の家」、高円寺の「創家」、葛西 の「江戸川ラーメン角久」、世田谷の「百麺」、水道橋の「吉本家」、鎌ヶ谷の「横 浜家」、市川の「市政家」と、まだまだ行った店の数は少なくて、家系を語るには青 い自分ですが、もっともっと食べに行って、自分に合った家系の店を探したいと思い ます!
From: "大石 智子"さん Subject: S.SUZUKIさんの静岡の家系進出について。 Date: Sat, 24 Mar 2001 16:17:02 +0900 静岡の家系ラーメンがつぶれたということですが、そのお店ま だあります!!新静岡駅前にあったお店は3年程前になくなっ てしまいましたが、そのお店の本店は東静岡駅(最近できた駅 です。)の近くでまだ営業しています。あと、そのお店につい ては色々謎な点があるのです。そのお店は4年前に実は池袋に お店を出しているのです。すぐにつぶれてしまったようですが 、その様子はTV東京の特番でも放送されました。で、一番意 味不明なのが、その時「静岡ラーメン」という形で店を出して いるのです。どう考えても横浜ラーメンなのに。これはどうい うことなんでしょう?でも味はまったく家系なんです。 私は今東京に住んでいて静岡出身なのですが、静岡に住んでい たときからそのラーメン屋にはよく行っていました。「スギヨ シ本舗」という店です。いまでも実家に帰ると必ず食べに行き ます。 それでこの前勇気を出して「ここのラーメンは家系ですか?」 と聞いてみました。でもバイトの子に聞いたためか、「とんこ つしょうゆです」という、意味のない返事が返ってきて、まっ たく会話が噛み合いませんでした。 昔はちゃんと修行を積んだ感じの親父がラーメンを作っていた のですが、今は店にはバイトの若い子しかいません。しかもい つも違う人。。。ラーメンの味は3年前に比べてだいぶ落ちた と思います。それでも家系の中では一番おいしいと思います。 噂では、伊東の吉田家さんと関係があるとかないとか。スープ は濃くて醤油味が強いです。臭みが少しありますが、そこが又 たまらないという感じです。麺はコシが強い年前に比べてだい ぶ極太ストレートです。チャーシュー、ほうれん草、海苔の他 に生キャベツが乗っています。 絶対においしいのでぜひ一度行ってみてください。場所はJR 東海道線、東静岡駅南口、徒歩5分くらいです。南幹線という 大きい通りのパチンコ屋の向かいです。究極のラーメンという 大きい看板が出ています。おいしいというか、なんか、すごい です。 静岡で評判が悪いというのも確かに本当ですが、やっぱり好き な人は好きなようで、ご飯時にはいつも混んでいます。 食べ物の店というのは、どうしてもおいしい噂よりまずい噂の ほうが広がってしまうので(美味しい噂を聞いてもなかなか行 きませんけど、まずい噂を聞いたら絶対行かないでしょ?)、 それで新静岡店はつぶれてしまったのだと思います。本当に心 が痛みます。というか静岡市民に怒りを覚えます。がんばれス ギヨシ本舗!!!
From: "むらぞう"さん Subject: すいません。家系とよばれるものの否定派です。 Date: Wed, 6 Dec 2000 13:52:58 +0900 このようなメール失礼します。 正直な感想として聞き流してください。 本牧家、六角家、杉田家、ONOMICHI にいきました。(あと、家系をまねた店数店) 味についてはなにもいいません。 あれがみなさんの好きな味ならそれは自由だと思います。 ただ、なぜ食券をかってあるのに あつめちゃうのですか? 注文を憶えることがなんの意味があるのですか?(ほぼ全部) なんども聞きなおすのですか?(杉田家) 麺の固めを注文したひとがグループ内で場所の 移動をさせられるのですか?(六角家) 自分も不快になりましたし、一緒に行った友人は「出よう」とまでいいました。 家系がすきだとおっしゃる方は平気なんでしょうか。 あと商売上の個人的な関係もラーメンにはまったく関係ないと思います。 商売をやっていれば当然のことでしょうし。
Date: Fri, 8 Jan 1999 13:58:57 +0900 From: 富士見丘高校 教職員 ラーメン研究会 大ちゃん:スープの完成度が事のほか高く,家系ラーメンの中ではぴか一だと思う。 ただ,個人的な好みを言えば、千家のネギラーメン(からみ抜き)プラスカレーが ベストだと思います。(会員ナンバー3:高嶋) 現在根岸店にいるマスターが、現在の本店をはじめたころの千家が最高だった。 (会員ナンバー2:匿名希望) なお、家系ではないが、奴(やっこ)の鶏がらスープラーメンも、家系のこってり した味に飽きたときには,よい。(場所:京浜急行南太田駅下車スグ)
Date: Mon, 16 Nov 1998 19:23:51 +0900 From: s.suzukiさん Subject: 家系の静岡進出、支持得られず力尽く    転勤で静岡にいたころのことです。静岡鉄道新静岡駅付近を歩いていると、 「究極のラーメン」と書かれたラーメン屋が開店準備中でした。これはひょっと してひょっとすると……  私の実家は本牧家、介一家にほど近く、中学時代から頻繁に通っていました。 究極…のフレーズは介一家と同じ。高鳴る胸の鼓動をおさえつつ、開店日にその 店に行きました。  高圧的で、目下につらくあたる雰囲気は家系そのもの。そして、出てきたラー メンはやはり家系でした。  太麺にやや白濁したしょうゆベースのスープ、そして5ミリ厚で浮いた脂。生 のキャベツが載っているのはご愛嬌です。  さっそくスープを一口。そして麺をすする。冷静に考えればさほどうまくない んですが、久々の家系ラーメンを食べた感動は大きく、週に1,2度は行きまし た。  しかし、この家系、静岡市民の受けがすこぶる悪いのです。知人を連れていっ て食べさせるのですが、みな顔をしかめるのです。「ちょっと刺激が強すぎたか な、でもぜったいに癖になるぜ」と、楽観していたのですが、数ヶ月たっても客 がなかなか付かないのです。ちなみに静岡で有名なラーメン屋は「はんなり亭」 「イタリヤ軒」です。  静岡勤務が終わり、東京暮らしが始まったある日のこと。静岡時代の友人から 「究極のラーメンがつぶれた」と聞きました。思い出の場所をひとつ失った寂し さを覚え、「俺、あそこのラーメン好きだったんだよ」とひとりごちました。す ると彼女は「ええーーーっ あんな雑巾を絞ったみたいなのが」と言い放ったの です。  私は全人格を否定されたような寂寥感に襲われました。  その店の名前は…… ごめんなさい思い出せません。みんな「究極のラーメ ン」と呼んでいたものですから。  静岡では「究極のラーメン」は、まずいラーメン屋の代名詞になっているよう です。  今になって思えば、私にとってその店は、アンカレッジで食べるまずいうどん のような、静岡の地で本牧家の味を思い出させてくれるまずい店だったのかもし れません。
From: User912486さん Date: Tue, 10 Nov 1998 12:08:56 EST Subject: 家系ラーメンの原点はラ-メン・ショップでわ? 大田区にすんでます。よくたべる ラーメン・ショップで聞きました。 話で要約すると吉村屋の吉村さんは、椿食堂(現在 大田区羽田)で昭和 50年頃で働いていた。独立後、横浜で吉村屋を開店したとの事。 椿食堂はラーメン・ショップの名前を最初に使い始めた店だそうです。
Date: Thu, 10 Sep 1998 21:43:00 +0900 From: 中原 将威さん Subject: 私のランキングです。 ということでエクセルデータベースにつけている私のランキングです。 ちなみに私は吉村家の血を受け継いでいるラーメン屋を「狭義家系ラーメン」 それらの類似を「狭義家系ラーメン」と定義しております。 なお点数についてはスープ10点、麺10点、具5点、湯切り5点、定員5点、 清潔度5点の計40点満点で採点してます。 狭義家系ラーメン 中島家 33.125 寿々喜家 32.5 しらいし 32 本牧家     30 矢口家(平塚店)29 まこと家 29 おーくら家 29 吉村家     28 介一家鶴見店 27.5 六角家(本店) 26.2 横濱家(都築店)26 力じから 24 金八家 24 鎌倉家 24 大丸家 22 広義家系ラーメン がんこ亭 31 長浜家  28.5 新横浜亭 28 ラスタ  27 とんぱた亭 24 なおデータは今年2月に入って行った店のみです。複数回行った店は 平均値をとっています。 それでは・・・・・・
Date: Fri, 28 Aug 1998 21:28:28 +0900 From: Pさん Subject: 家系とわたし おさないころにアメリカにすんでいた私にとって 日本の伝統の味はややなじみにくいものでした。 日本料理はあまり好きではなかったんですが、 こんな私が唯一「これが日本の味だ!」と誇りを もてるのがラーメンです。 私にこう思わせたのは、先日友人に連れられていった 「大桜」という店。ここの「ちゃったまラーメン」を 食べて、私のラーメンに対する考え方が180度転換 しました。 旨味がたっぷりのスープ。こしのしっかりした麺! 店員も非常に愛想がよく、きちんとしていました。 スープのなかにちらしてある、刻みネギはうまみが しっかりしみこんでいて、非常に好感がもてました。 ラーメンは、料理というよりはおやつのようなものと 軽く見ていた私ですが、いまではこれこそ「日本人の 心の味」なのだ!と確信しています。 あとで友人から、あの味は「家系」というらしい。という ことをききました。 私に感動を与えてくれた「家系」の味を生みだしてくれた 人達に感謝しています。 「さあ今日もラーメンたべるぞ!」
Date: Wed, 08 Jul 1998 07:35:03 +0900 From: arutamansakuさん  今から13年前の氷取沢高校1年の時、友人に学校の近くの「がんこ亭−本 店」に連れて行かれました。これが私の家系との出会いです。  当時この家系と言われるラーメンは「がんこ亭」しか知らず、この後3年間は がんこ亭オンリーでした。(実は今日こちらのHPを拝見するまで「家系」等の 言葉も、こんなに多くの家系ラーメンがあることも知らなかったのです)  高校卒業後噂で「吉村家」が「がんこ亭」のルーツだと言うことを知り、何度 か足を運んでみたものの本家のしょうゆ味が私にはきつすぎたためなじめません でした。  最近実家が山手に越したことで「これからはなかなかがんこ亭にも行かれなく なるなぁ」と悲しんでいたところ・・・。弟の紹介で「介一家」を知りました。 店長らしき人が若い店員を怒鳴り散らしていて、雰囲気はあまり良くありません ね。(修行だとしても)たとえ旨くても不味く感じてしまうでしょう。正味の話 麺とスープのハーモニーが感じられず「これは金を払って何度も食べるもんでも ない」そう思いました。以来入ったことはありません。  その数日後弟に連れられて「たかさご家−元町店」に足を運んだのです。「 う、旨い!」最高の部類です。お好みのトッヒング「チャーシューの切り落とし −無料」などの心配りにも胸を打たれます。こんな事をしたらチャーシュー麺が 売れなくなってしまうかもしれないと言うのに・・・・。  店は綺麗というわけでもないのですが、強面の店員さんの接客態度も心得たも のが感じられ客に足を運ばせる店ですね。    しかしながら家系の中では傍流なのかもしれませんが、今でも「がんこ亭」が マイ・ベストです。  やはり私にとっての家系における原体験だからなのでしょうか。  近くの「介一家」や「たかさご家」よりも実家から車で1時間の「がんこ亭」 へと足を運んでしまうのです。  チャーシューには特別なものが感じられないのですが、それでも全体の調和が とれている希有なラーメンだと思っています。    ちょっと僕なりの食べ方を書いてみました。  まず、家系に多く見られるカスタマイズオーダーでは、必ずと言っていいほど 健康のことなどは一切考えずに中盛りの食券を買って、麺硬め−脂多めを選択し ます。13年間変えたことがないので、もはや店長も私に聞いてくることはない のですが・・・。  さて出されたドンブリには表面に脂が分厚く膜を張っているので、これを海苔 に吸わせます。最初の 一枚は、まだパリパリ感が残っている内に食べてしまい ます。次にたっぷりと脂を吸った海苔で麺を包み込んでまた一口・・・・。恍惚 です。  ほうれん草の若干のにが味は、コクと甘みのあるスープに良く絡んでおり、麺 との取り合わせもまた最高でしょう。  そして、トッピング自由な線切りネギをバサバサと入れ、そのシャキシャキ感 と麺の弾力のある歯ごたえを同時に口中で堪能するのであります。  後は終局に向けてガツガツッハグハグッと夢中で食べるのみです。  これだけ食べるともうお腹いっぱいで「ゲフ〜」てな感じになりますが、帰り の車の中で吸うタバコがまた旨い!    次の日にはまた同じ事を繰り返していたりします。  ホント、毎日、朝昼晩でも食べていたいですね。これぞ幸福というものです。  とは言っても私も東京に一人暮らしをするようになって早9年。「がんこ亭」 の味を堪能できるのも2,3ヶ月に1回の割合で実家に数日間帰ったときだけ ・・・・。とても飢えていたのですが、このページで東京にも家系ラーメンが多 数あることを知りました。今度比較的近くの「吉本家」に足を運んでみようと思 います。これで旨ければ慰めになるのですけど・・・・。 アルタ万作 1998.7.8
From: 新村さん Date: Tue, 23 Jun 1998 00:35:13 +0900  ラーメン好きです。自分でラーメン・スープを作ったりも します。毎月1回、後輩と深夜のラーメン旅に出かけるクレ イジー隊を結成しております。  普段は東京都内を縄張りとしていますが、百麺のうまさに 感じ入って以来、家系も探求するべく、参考文献を探してい たところ、家系のホームページを拝見し、益々食欲をそそら れました。  先週末、待望の横濱訪問を果たしました。  訪問した店は、六角家@西神奈川、壱六家@磯子、吉村家 @新杉田です。  まずは、六角家の店員の横柄さに激怒しました。「ふつう」 と頼んで、訝るような視線を受けるのは何故?という感じです。 (ラーメンはまあまあでしたが)  次の壱六家は、まるで九州のとんこつラーメンのような乳白 色で、不思議でした。家系というよりは家系亜流とんこつ派と いうような雰囲気です。後輩のふな坊は、壱六家を格別に気に いっていたようです。  最後の吉村家は、5:00の開店を待って訪問。おいしいで すね。私が家系に求めるのはこういう味です。ドロドロしてい て、上品じゃあないですけど、濃いですね。太麺もこういう荒 々しい感じがぴったりのような気がします。親父さんはいまし たが、よくしゃべるオヤジという感じで、ほほえましくおもい ました。家系、いいですね。  ラーメンにはいろんなジャンルがあって、それなりの自己主 張はあるのですが、家系は全く個性的です。東京にもっとハイ レベルな家系が増えること(武蔵家@新中野は失望でした)を 期待しています。
From: "HighBridge"さん Subject: 「がんこ亭」「まんざいラーメン」は,家系に含めて良いか? Date: Fri, 6 Mar 1998 23:58:09 +0900 「がんこ亭」「まんざいラーメン」は,家系に含めて良いか? 難しい問題ですね。 家系というジャンルの定義そのものが問われそうですが、以下に私見を・・・ ・店名に「家」が付いている ・店内に味の濃さ、脂の量、麺の硬さについて好みに応じると貼ってある。 ・上記好みを店員同士で大声で確認する。(パフォーマンスですね) ・麺を寸胴で茹でてアゲアミで掬って湯切りする。(深底アミを使わない) ・コシがあろうとなかろうと太麺。 ・豚骨とトリガラをベースにした醤油味。 ・豚骨醤油だが背脂が入らない。 ・(スープより先に丼に)鶏脂が入る。 ・営業寸胴とは別に補充用の寸胴がある。(鶏脂は補充用から採る) ・薬味にニンニクと生姜とトウバンジャンが置いてある。 ・ネギは長ネギ。(青ネギではない) ・デフォルトの具がチャーシューと海苔とほうれん草。 ・大き目の海苔が(2枚以上)入っている。 ・水がセルフサービス。 ・チャーシューの評判が悪い。(私は旨いと思うが・・・) ・家系ファンを自称する人に満足感を与える。 これらの内、個人の判断で幾つかに該当すればそれが家系だと思います。 最後の1項目(は一番主観が入りやすく曖昧です)が重要かな(^^ゞ ちなみに私はがんこ亭は家系だと思いますが、まんざい(含ナンダッケ)や さつまっこ(は問題外?)は家系では無いと思っています。 あくまでも私見ですが・・・ ***** HighBridge *****
Date: Mon, 03 Nov 1997 10:15:23 +0900 From: "T.Fujino" さん ぼくも、高校時代から、”家系”のラーメンにはまっている一人です。 高校のとき、かなりな時期、六角家(六角橋本店)に、よく学校を抜け 出して、通っていました。それで、一週間、通いつめて、一週間後の昼 間、部活の最中に、戻してしまった経験があります(大笑) それから、一浪して大学に入って、5年が経ちますが、学校と六角家と の方向が逆な為、めっきり行くことがなくなりました。でも、六角家の 味が忘れられなくて、東京多摩地区で、似たような店を探そうと、いろ いろな店に入りました。 その当時、”家系”のことは知っていなくて、また、周りに誰もそうい った話が出来る人間がいなかったので、大学3年まで、そんなことを繰 り返していました。で、その3年のときに、新横浜で、友達の勧誘がき っかけで、カラオケ屋でバイトを始めました。 そこの社員さんが、”バカ”がつくくらいラーメンオタクで、その人に いろいろ聞いて、この”家系”のことを知りました。 その当時、ラーメン博物館ができたばかり(だったかな???)で、一 本違う路地でバイトしていた僕らとしては、”ここで食べたらいかん。 きちんと本店に行かなくちゃ”みたいに、半分意固地になって(笑)、 ほかの店に食べに行ったりしてました。そのころ知った店に、とんぱた 亭・横浜家(究極の方)・本牧家などがあります。というか、その頃、 一回だけ六角家に行ったのですが、高校時代のときと、味が全然違うで はありませんか!!!(怒)ホントにまずくなっていたんですよ。(涙) で、その社員さんに教えてもらった店を、一件一件まわって、僕が高校 生時代の味に一番近いところを探してみました。 しかし見つからず・・・でも、本牧家はちょこっと、ほんとにちょこっ とだけ妥協して、かなり良い線いってるなって感じでした。 スープが多くて熱い目(舌が火傷するくらい・・・)、面は太目でスト レート、上に乗っている具は、眼中にないので・・・ その点、たかさご家・横浜家・介一家などは、論外でしたね。(笑) でもですね、なんとなく、とんぱた亭はいけるんですよ。味も麺もそん なに好みじゃないのですが・・・ たぶん、家系のなかで、一番品のある店だからでしょう・・・(笑) 脂ギトギトではないし・・・(笑) 家から近いですしね>とんぱた亭 でですね、やっと見つけたんですよ。高校時代の六角家の味に限りなく 似ている店が・・・ 今年の6月頃ですか、学校の都合で、多摩校舎に用事があったんです。 で、国道16号を走っていると、近藤家(相模原店)があるじゃないで すか。近藤家本店はいったことあるんです。・・・あそこも美味しくな いですよね。。。(笑) で、帰りによってみようって思ってて、さっそく帰りに寄ったんです。 ラーメン・普通を頼んだら、見覚えのあるドンブリに、”そうそう、こ の量”って具合に感じられる、量と麺。 で、うきうきしながら食べたら、あの時の味にそっくりなんです。 もう嬉くて嬉しくて・・・ で、実は次の週も、学校の帰りに寄ったんです。 今度は中盛り。 これはいけませんね。スープが薄い。へたっぴーな兄ちゃんがつくった んでしょう。先週と違う人がスープ担当でしたから。 いや、この日の中盛りはホントにまずかった。。。(苦笑) で、またまた次の週、学校の帰りに寄ったんですが、普通盛りはいける!!! ホントに美味しい。 で、それから週一回、多摩校舎に用のある日だけ、通ってました。 今は、ちょっと車で行けなくなってしまったので、残念ながら、最近2 ヶ月くらい行ってませんが、ホントにうまい!!! そうですね、寿々喜家は、味的には結構いけるんですが、常連びいき過 ぎて、僕みたくビジター一人で行くには、ちょっとつらい。 三ッ沢家には、3年くらい前に一回行ったっきり。あそこもまずかった。 結構いろいろなところに行きましたが、ここのHPを見て、自分はまだま だだなって思うところが多かったです。 もっといろんな店にいってみたいですね。
Date: Tue, 26 Aug 1997 01:46:13 +0900 From: 雪のさん 今は 北カリフォルニアに住んでいる ラーメン的にみて 可哀想かもしれない 身の上の 雪のと申します。生まれは東京ですが 実家は 金沢区ですので 吉村や 根岸の壱六や それから 本牧に ラーメンやさんが 4、5件あったころ ラーメン・フリークだったかも しれません。池尻だったと思うけど 天下一品もよく行きました。 なぜか どこにも載ってない 新杉田のガードレールの下のラーメンやさん これは 家系プラス京都風の白いスープです。麺が固めでぬめぬめとスープ に絡まってそれはそれは美味だったのですが。それから 丸福とか春木や とかある駅から車で10分くらいのところに山ちゃんというラーメンやさんが あって 大好きでしたが なくなってしまったそうですね。 ラーメンの話は 御国自慢と同じで 生まれ育ったところの味が一番美味しく 感じてしまうのはしかたないこと。嫌いでも 3回は食べてほしいけど。 こちらでは ヴィエトナムのヌードルを食べています。これも ディープ です。これを知ったとき ラーメンがなくてもわたしは 救われる!!と 思いました。スープのとりかたや 麺の種類 薬味 すべて お店によって ちがいます。そして とくに 生のハープを多用してる所が やみつきの道 に はいってしまうの。機会があったら是非お試しくださいませ。 それにしても 吉村や 同じ味をキープしてるだけでも 大変なことだと 思ってしまうのです。12月に2週間ほど日本へ行くので ふふふ なのです
From: " きた " さん Subject: 家系ラーメンに付いて Date: Sat, 5 Jul 1997 11:49:32 +0900 "家系"と言う系統があるのを、このページへ来て初めて知りました。 やっぱりそうだったのかと得心し、嬉しくなってしまいました。 今は、葛西に有る"江戸川ラーメン角久"に時々行く程度です。 半年ほど前この店にたまたま入り、メニューを見てひょっとしたらと思い、 食べてみて確信しました。好きだったラーメン屋さんときっと関係があると。 久しく食べていなかった懐かしの味は格別です。 そんなときに、このページを見つけ、読んでみてよく分かりました。 作って下さった方々に感謝します。 私が初めて出会った"家"は、"六角家"でした。好きでよく行ったラーメン屋さん とは六角屋です。逆に他は余り行ったことがありません。 当時は川崎に住んでいて、もうかれこれ7、8年は前の話になります。 それから川崎を引っ越すまでの3年間程は本当によく行きました。 デートの帰りの晩御飯になることが一番多かったはずです。 8時半を過ぎると売り切れで店じまいになることも多く、その時間帯になって しまうと、まだ大丈夫かヒヤヒヤしながら行ったものでした。 店の中に入ると、ズラッと並んだカウンター席の後ろに一列になり、 食べている人を見ながら自分達の出番を待ちます。 店のお姉さんが列の先頭からひと通り注文をとると、お姉さんはまた列の 先頭に戻り、我々一人一人を示しながら、今度はカウンターの中にいる お兄さんへ今とった注文を、大きな声で伝えて行きます。お姉さんはもう注文を 暗記してるんですよねえ。これがすごかった。時々慣れていない人がいて、 途中で詰まったり間違ったり。それはそれで愛嬌がありましたが。 ここまで来れば、ラーメンにありつくのも、もう間もなくです。 ラーメンの味も良かったが、この明るくて活気のある店の雰囲気も好きでした。 何だか、だんだん懐かしくなってきました。5年ほど前の話しだもんなあ。 今は千葉で、滅多に横浜の方へは足を踏み入れなくなりましたが、 今度機会を作って是非六角屋へ行ってみようと思います。
From: "Yoshihiko Hirano"さん Subject: 名古屋の家系ラーメン好きより Date: Sun, 11 May 1997 01:50:26 +0900 私は名古屋に住む家系ラーメンファンです。横浜に住んだ事はないのですが、結婚 前、妻が鎌倉にすんでいたため、吉村家、とんぱた亭、川崎家等10軒ほど家系の店 を関東でデートするたびに食べ歩きました。また去年札幌に行った時、山岡家とい う同系の味の店があるのを知りとても驚きました。その中で私達夫婦のもっとも気 に入っていた店は、弘明寺にあるかまくら家です。まろやかで、塩味が強くないとこ ろが私達に合っていて何度も足を運びました。名古屋に住む今は、二人でかまくら家 のラーメンたべたいねと言っています。悲しいかな名古屋には家系ラーメン店がま だ一軒もありません。出店したら絶対に繁盛するとおもいます。最後になりました が、このホームページの家系ラーメンを真摯に探求する姿勢に、深く感激しました 。 名古屋市中村区 よろずやより
Date: Mon, 19 May 1997 10:59:16 GMT From: すだ やすしさん 家系ラ−メンを追いかけて5年になります。 その間ほとんどの店に通い写真を撮りアルバムを作った日々 が懐かしく思えます。今やインタ−ネットでこんなに情報が つかめて幸せですね。
Date: Mon, 12 May 1997 13:59:09 GMT From: HighBridgeさん 実は独身時代に10年ほど杉田に住んでいました。 そこで吉村家のラーメンに出会った私は毎週土曜日になると朝と夕に必ずラーメンを 食べていました。(閉店が早かったので平日は行けなかった。) 当時はほうれん草増しという、野菜不足になりがちな一人暮らしには嬉しい注文が できました。なくなってしまった時はとても残念でした。 (介一家等でも同時期になくなってしまい、湘南家でほうれん草増しが注文できた 時はかなり嬉しかった。) 吉村家の味については今更何も言うことはないのですが、1日2回行くと2回目に 海苔をただで付けてくれるというサービスはとても魅力的なものでありました。 が、朝と夕に必ず同じ店員がいて自分を覚えているとは限らず、怒鳴り声の響く店内 で自分から「今日2回目です」とも言えない気弱な私は常連として認めてもらうまで に長い時間を要してしまいました。 そんな時、初めて私の好みを覚えてくれたのは、アルバイトかな?と思われる若い 注文取りの店員さんでした。その後、その店員さんがいる時間帯を選んで行くように なると、ラーメンを作っているのは短気な社長ではなく、見るからに人の良さそうな 「だいちゃん」と呼ばれているおじさんでした。 それからは、金のないときは手持ちの漫画を某古本屋に買取ってもらってまでも、 吉村家に通い続けるという(有限会社吉村家に貢献する模範的な)吉村家ファン として幸せな日々が過ぎていきました。 そんな私も転居により杉田を離れ、近所に旨いラーメン屋を探し回ることになり、 吉村家を超える店の発掘に情熱を燃やしておりました。(ちょっとおおげさですね) このホームページでも数多く紹介されている家系のラーメン屋を食べ歩くうちに 「やっぱり吉村家が一番好みに合う」ということにやっと気づいた私はふたたび、 吉村家を訪れてみました。(本当はまた近くに引っ越したからなのですが・・・) 相変わらず盛況の吉村家の味は決して私を裏切る事もなく家系の原点を感じさせて くれました。が、しかし、「だいちゃん」がいない!! 杉田ですれ違った時にも、気軽に声をかけてくれた気さくな「だいちゃん」の作る ラーメンはいつのまにか私のなかで「一番旨いラーメン」となっていたのです。 そして、このホームページで「家」の付かない店の名前を見つけて愕然としました。 え? だいちゃん? そのまんまの名前なの? なんで大和なの? いつからぁ? 数々の疑問を胸に大和まで行ってきましたラーメン家「大ちゃん」。 でっかい似顔絵の飾られたまだ新しい店内で「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれた だいちゃんを見たときは妙にウキウキした気分になってしまいました。 「今の味になるまで3ヶ月位かかった」という味は、確かに吉村家とは別の何かを、 トラックやタクシーの往来が決して多いとは思えない場所で、作り出そうとする強い 意志を感じさせてくれました。 家系にも様々な店があり、なかには味も客扱いも手抜き一辺倒の「餌場」のような店 もあるなかで、「大ちゃん」のラーメンとその姿勢がとても新鮮に思えました。 これからも時間があれば、大和まで「旨いラーメン」を食べに行こうと思います。
Date: Wed, 30 Apr 1997 18:08:10 GMT From: TAKEさん  このホームページで勉強になりました。ありがとうございます。  僕がラーメン好きになったのは,6年か7年位前,あの横濱家との 出会いでした。”幻の味。究極のうまさ。” ”なんとこの出会い‥ ‥‥‥三度食べたらやみつきだ!” まさにやみつきでした。腹がへ ってなくてもあの前を素通りできずに,いつも素直に列んでました。  麺はコシのある縮れ麺(緑製麺)で量は他の店の1.3倍位。スー プは涙もの。うまくてうまくて,もう毎食食べても良いとおもってま した。  そんなある日,市ヶ尾店が開店したではないですか。それはそれは 大繁盛でお祝いの一つも言いたい気持ちでした。食べてみてビックリ! と言うよりも不可解で何が起こったのか解らなかったのです。そう、 ”まずい”のです。量も減っているのです。  まさかと思い,本店に行きました。ショックでした。”責任者出て こい”と大声で言いたくなるほど,悔しくて、情けなくて,悲しい気 持ちでした。二度と来るものか‥‥。  僕は誰だか知らない横濱家の店主を恨み軽蔑し続けました。 ”味にポリシーを持ち,これほどまでおいしいラーメンを世の中に出 していた横濱家の店主は,金欲に目覚め,なにも客が列ばなくてもい つも席がいっぱいになる程度のラーメンで良いと考え,ラーメンの材 料を落とすことにより利益を捻出。更にチェーン店を増やし事業拡大 して、左うちわの生活をしている。”  と思い込んでいました。  半年に一度程度は生き返りを期待し本店にチェックに行っていまし たが、ますますマズくなる一方で、もうまずくて食えない域まで落ち ていました。  その頃から通っているのが新横濱亭。横濱家健在の頃はNO.2だと思 っていましたが,あの時からNO.1となりました。新横濱亭は裏切りま せん。あの良き頃の横濱家と同じ緑製麺の縮れ麺が大好きで,今でも 二週間に一度は食べに行ってます。  そして,六角家を知り,大ちゃんが近所にできて,吉村家を知った 時,”こりゃ何か繋がりがあるぞ”と思いました。大ちゃんの店主殿 に話を聞くなど模索している時に,このホームページを発見しました。  ”家系の歴史” 何度読んでも感動します。僕の知りたかったこと がこの一枚のページに凝縮されている。すばらしい。  横濱家のストーリーが解った瞬間,長い間引っかかっていたモヤモ ヤが消え,近藤氏の偉大さと,また食べれるかもしれないという大き な期待で胸がいっぱいになりました。  そして、近藤家本店に行った!おや?まあおいしいけど‥‥ってな 感じ。またいなくなっちゃの?  ある日,前々から気になっていた桃家に行き,店主殿にたずねた。 ”昔の横濱家を思わせる味だけど,どこと関係あるの?” 店主殿は 詳しく話してくれ、なんと‥‥近藤氏は、普段は相模原にいることが わかりました。  そして日をあらため,近藤家相模原店に行きました。食べ始めた途 端,涙が出そうでした。うまい。オレの忘れられなかった味はまさに これです。ところで近藤氏はどの人?まあいっか。    このホームページに出会えなかったら、あの味に再会することはな っかったと思います。これからもこのホームページを見ながら,家系 ラーメンを探求します。
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