丸帆亭 萬釣報 #28 2000.3/6 更新                   
ロゴ サブロゴ
 都、国に事業申請、議論本格化(東京新聞3/5より)
詳しくは紙面をご覧頂きたいのですが、東京新聞第3報として 
有明問題についての都議会での動向などを報道しております。
都議会では民主党、共産党は政党として反対を表明
現在は一般質問として都知事、行政側に訴えかけているとの事
一方、与党と知事側は、あくまでも強行推進の姿勢です。
残念ながら野党は埋立凍結の議案提出等には至っておりません。
しかしながら、問題が表面化する過程で、推進派にかなりの
動揺を与えている様子でもあります。
都議会審議の過程で、都は2/24に既に埋立工事の事業許可を国の運輸省に申請していた事実
も表面化しましたが、現段階では受理もされておらず、運輸省が審査の為に港湾局に特別の
説明を求めるなど、世論の盛り上がりを配慮した異例の扱いになっております。
元来、この手続きは2ケ月程の後のメクラ判で通るのが通例らしいのですが、今後の運動の
拡大によっては、運輸省の許可の時点で、一つのブレーキをかけられる事も考えられます。

事業費の総額もやはり七百数十億円と、当所の四百億どころではない数字も明らかになり、
数の論理では、この特別予算は都議会通過もやむなしと諦めるばかりではない、切迫した
東京都の財政事情が、行政側にもいくらか届きはじめた次第のようです。
具体的には、予算案が通過するか否かが、一番の問題ですが、たとえ通過しても、
有明の予算だけ使わせない、と言うような議決で、次期までは事業を事実上凍結する事も
可能性がある
との事で、すべてはこれからの反対運動と、世論の盛り上がりがすべてを
決定すると考えられます。
担当記者の野呂さんと電話でお話ししたところ、やはりこの有明の問題はやっと、
当事者以外の政党や団体、そして一般の方々が、参入し始めたところだと言う話しです。
当サイトも遅きに失したなどと考えず、地道ながら更新を続ける決意を新たにしております。
ご賛同の方々にも、いっそうのご支援をお願いします。埋立推進派の一番恐れている事は
多くの一般の人々にこの問題を知られてしまう事だ
と、ハッキリとしてきました。
なぜなら、やはりこの埋立には、やはり正義は無い!と言う事です!!。

 有明シンンポジウム(3/11) パネラーメンバー決定!
◆有明貯木場埋立反対シンポジウム
「有明貯木場埋立・税金のムダ遣い反対/江戸前の自然と文化を守う!」
日時:3月11日(土)午後1時より
会場:芝浦サービスセンター( 
東京都港区海岸3-26-1 TEL03−5443−6598 )
当日のパネラーの方々4名が決定しました。(順不同、敬称略、副題は想定)
鈴木康友  ”つり人”発行人 つり人社、社長
安田 進  船宿 葛西橋”晴海屋”船長 (最も身近な、釣りと文化の継承問題)
加藤憲司  東京都労働経済局 水産試験場 (なんと都の職員の研究者の方です。)
藤田敏夫  大気汚染測定運動東京連絡会  (3本もの新設道路に絡む汚染の問題)

当日は週末という事もあり、何とぞふるってご参加をお願いいたします。
丸帆亭も参加の予定です。取材の意味ではなく、純粋にお話しを聞いてみたいですね。
2000.3/7 校了
デザイン募集してます。
このサイトの、バナーボタン、シンボルマーク、軽い動き物、
石原都知事の似顔絵アイコン、等、募集します。手が回りません。
デザインに自信の方はお願いします。
当然無報酬、版権なし、軽くて小さい事が条件です。すみません。
いよいよテキストばかりになって、辛いです。お願いね〜〜。