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桂林名物三品

 年末年始に中国の桂林・広州・香港へ行ってきました。桂林といえば山水画 そのものの景色で有名ですが、食べ物についてはあまり知られていないと思い ます。そこで、今回は桂林の「街角の味」を3つ紹介します。(1元=約15円)

●米粉(みーふぇん、米の麺)

 台湾・新竹名物ビーフンは、"はるさめ"のように細いが、これは、日本の うどんを少し細くしたぐらいの太さだ。

 野菜や肉の入ったあたたかい汁の麺である。米でできているので、うどんや スパゲティなどと比べると、ちぎれやすい。汁はけっこう塩辛い。


 屋台などで1杯2元ぐらい。広州や深[土川]でも食べられる。

●沙田柚(しゃーてぃえんぃよう、ざぼん)

 洋なしのような形をしている。大きさは、日本の夏みかんを二まわりか 三まわり大きくした感じだ。色はうすめの黄色。

 果物屋の他、国道の道端でも随所で売っていた。そこでは月見のお供え の団子のように積み重ねて置いてある。詳細は分からなったが、農産物コン クールのような催しで入賞したらしい。

 むいてみると、皮の白い部分が厚く、中身は思ったより小さい。水分が 少なく、ぱさぱさしている。口当りはハッサク、味はグレープフルーツ、と いう印象。


 1個6〜10元ぐらい。重さによる(中国では1斤あたりいくら、という値づけ が普通)。

●[口卑]酒鴨(ぴーちゅうぃやぁ、ビール鴨なべ)

 これは「名物」といえるのかどうか不明だが、町なかの食堂が看板や横断幕 で宣伝しているのをよく見かけた。

 鴨の肉をニラなどの野菜といっしょにを中華鍋で炒め、それに熱くしたビール を注ぎ、煮ながら食べる。味付けは「モツ鍋」をさらに濃くした感じだろうか? ちなみに、中国のビールはホップを効かせておらず、苦くない。

 鴨(アヒルかもしれない)は骨付のまま、ブツ切りにしてある。くちばしも そのままの形で入っている。肉は硬かった。日本のブロイラーになれてしまっ た身としてはちょっとつらい。


 なべ1つで25〜30元。4人ぐらいで囲まないと食べ切れないかも。


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Copyright 尾崎 博 1999