2005年7月に見た映画
7月2日(土)
- あゝ! 一軒家プロレス (2004年 (日) 監督:久保直樹 出演:橋本真也、佐野史郎、ソニン、粟田麗、ニコラス・ペタス) [DVD]
AVメーカーのソフト・オン・デマンドが、自主制作した映画。総製作費は5億円。
プロレス団体ZEROの社長である獅子王(橋本真也)の奮闘記。
マイホームの建設費、妻の治療費を稼ぐために試合をこなしていくのだが、
そっちのほうで手一杯となり、ZEROの所属選手に給料が払われないシーンなどは、
実在のプロレス団体とイメージが重なってしまい、正直イタかった。
この映画が公開された後、橋本真也が社長をしていたZERO-ONEが倒産してしまったわけで、
映画と現実がシンクロしている気がして、なんとなく切ない気分になった。
7月17日(日)
- スパイダーマン (2002年 (米) 監督:サム・ライミ 出演:トビー・マグワイア、ウイレム・デフォー、キルスティン・ダンスト) [DVD]
ちょっとトンマな主人公。ラストシーンでの主人公のズレ具合が実に良かった。
なんでそうなる?って思った。
7月24日(日)
- スパイダーマン2 (2004年 (米) 監督:サム・ライミ 出演:トビー・マグワイア、アルフレッド・モリーナ、キルスティン・ダンスト) [DVD]
ヒーローとしての悩み、普通の男としての悩み。
「俺」はもちろんスパイダーマンではないが、普通の男としての悩み、主人公に共感できる場面が多々ありだった。
7月26日(火)
- 市民ケーン (1941年 (米) 製作・脚本・監督・主演:オーソン・ウェルズ 出演:ジョセフ・コットン、ドロシー・カミ・コア、エバレット・スローン、ルース・ウォリック) [DVD]
金持ち、傲慢、でもやり手、自分の都合いいように相手が振舞ってくれるうちはいいが、そうでなくなってしまうと
ただひたすら孤独感をあじわうだけになってしまうわけで。いやはや正直切なかった。
映画を見ながら、"バラのつぼみ"というフレーズが、気になって仕方が無かった。
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