2005年1月に見た映画
1月2日(日)
- 素晴らしき哉、人生 (1946年 (米) 監督:フランク・キャプラ 出演:ジェームズ・スチュワート、ドナ・リード、ライオネル・パリモア) [DVD]
ラストシーンで泣いてしまった。
新年最初の映画、これを選んで大正解。
誠実って大事なことなんだなぁとしみじみ。
印象に残ったセリフは、「友ある者は敗残者ではない」。
- Carmen (2003年 (スペイン、イギリス、イタリア合作) 監督:ビセンテ・アランダ 出演:パス・ヴェガ、レオナルド・スパラグリア、ジェイ・ベネディクト) [DVD]
女の虜になってしまうと、男っていうのはこうなってしまうのかなぁ。
欲しいものを手に入れるためにしたこととはいえ、切なく虚しくなんともいえない感情だけが残ったかな。
印象に残ったセリフは、「キスしてくれたら少しは愛してあげる」。
1月3日(月)
- ホテル・ニューハンプシャー (1984年 (米) 監督・脚本:トニー・リチャードソン 出演:ジョディ・フォスター、ロブ・ロウ、ナスターシャ・キンスキー) [DVD]
そう、人生はおとぎ話。死ぬまで生きていけばいいのだ。
悲しい話のはずなんだけど、なんとなく最後は安らかな気持ちになれたのは何故なんだろう。不思議だ。
印象に残ったセリフ(正確には劇中の人物が喋ったわけではなく看板だったかな?)は、
「人生は深刻 されど芸術は楽し」。
LIFE IS SERIOUS BUT ART IS FUN.
1月13日(木)
- ストリップ (2001年 (仏) 監督:クリスト・ブロン 出演:マリー・マクティヤナ、サム、アンジェラ・タイガー、イザベル・ソロ) [DVD]
特に印象無し。ちょっとお洒落なエロ映画って感じ。
深刻な状況であるはずなのに、あまりそうは思えないと感じてしまうのは、演出のせいなのだろうか。
1月15日(土)
- 天国の口、終わりの楽園 (2001年 (メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、マリベル・ベルドゥー、ディエゴ・ルナ) [DVD]
青春のはかなさ、ほろ苦さっていうのを、今更ながら思い出したかも。
バカ騒ぎもいつか終焉を迎えるってことなんだよなぁ。
印象に残ったセリフは、
「人が死んだ後も思い出は生き続ける」
「人生は波のようなもの 流れに身を任せて」。
1月16日(日)
- the brown bunny (2003年 (米) 監督・脚本・編集・制作:ヴィンセント・ギャロ 出演:ヴィンセント・ギャロ、クロエ・セヴィニー) [DVD]
いかにもヴィンセント・ギャロって感じの作品だった。
昨日見た「天国の口、終わりの楽園」もそうだったんだけど、
なぜか男が「俺以外の奴と寝るな!」と口すっぱく言うシーンがあって、
まったく男ってやつは心配性なんだからと考えつつも、普通やっぱりそう思うよなあと
男の「俺」としては改めて思ったのだった。
- ドッグヴィル (2003年 (デンマーク) 監督・脚本:ラース・フォン・トリアー 出演:ニコール・キッドマン、トム・エディソン、クロエ・セヴィニー、ローレン・バコール) [DVD]
やられました。
ドッグヴィルの街のセットだけで、もうまいりましたって感じ。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほどではないにしろ、若干あとあじの悪さがあって
そういう映画が好みの「俺」にとっては、やっぱり当たりなんだなと。
印象に残ったセリフは、
「愛を疑うことはお互いを傷つけることだ」
「自分ですべきことがあるはずよ」。
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