(過去のごくたま)

**2001.02.26(月)
おれの布団で寝るな。

ともだちから聞いた話。
ある休日、目が覚めてみたらなんと、手足が紐で縛られていたそうだ。
マイホームジャックかと思ったが、子供たちがパパが起きるころを見計らって部屋に入ってきてこういった。
「パパ、どっか連れてってよ。連れていくまで、このままだからね。トイレにもいけないよ。もし、逃げようとしたら、
大事にしてる戦車のプラモ、壊すからね」
そのあと、後ろに隠し持っていたプラモを見せた。
「パパを脅迫するのか」
「そうだよ。こうでもしないと、連れて行ってくんないでしょ。今までだって、今度は連れて行くって言って何度裏切られたか、
わかんないよ」
「わかった。ほんとに連れて行くからほどいてくれ」
そのあと、子供たちと遊園地に行ったがそこでは、普通の子供みたいの無邪気だったそうだ。とても、父親を脅していた子供とは
考えられなかったみたい。
ちょい、こわいよね。

こわい。こいわ。

**2001.02.23(金)
時計が気まぐれに動いてる。
1時半かと思ったら、7時23分。

地球が落ちてるらしい。
というのも、太陽系を外れてどんどん宇宙の底へ落ちてるのだ。
なんでかはわかんないけど、でも、ぜんぜん感じないな。
宇宙の底までいったら、トランポリンみたく膜に当ってまたはね返ってくるかも。
でも、元にもどんなかったりして。
宇宙はコミカルか。

これも、うそです。

**2001.02.22(木)
ホウレンソウのおひたし、すっごいちっちゃいです。

あるとき。
ウェブで、自分の名前で検索してみた。367件あった。
遺伝子の研究で有名な人。
大学での研究結果を公表してる人。
競艇の選手。
ウェブで愛のお悩み相談を受け付けてる人。
ある有名な女性歌手の歌を作詞作曲した人。
さいころで連続100回1を出した人。
同姓同名でいろんなことやってる人がいて、なんかうれしい。
そんな中に、どうもぼくのらしい記述をのっけてるページがあった。年齢とか住んでるところとかがおんなじ。
それによると、どうもぼくは昔、女だったらしいのだ。
「○○さんは、3年前外国にわたり、性転換を.......」
ぼくは、むかし女だったのか。
まじ?
そういえば、3年より前の記憶が..........

うそに決まってるじゃないっすか。

**2001.02.21(水)
行かないでくれ。

ポスペのどうだす。
今本当は冬眠中なのだが、あたまがむずむずしておきてしまった。
おきたついでに、ちょいへんなことをひとつばらしておこう。
実は、冬眠にはいる前、同じポスペ仲間のおいしいなりんご(うさ)に、あたしも甲羅にはいって冬眠した〜い、とねだられてしまった。
う、甲羅をあげたらぼくがヌードになってしまうではないか、と思い、それはいやなので、デジカメ(デジタル・カメ)だから、
甲羅の部分のデータをコピーできるので、それをおいしいなりんごにほい、ってあげてしまった。
で、今、おいしいなりんごは、甲羅のなかで眠っている。
でも、寝相がわるいのでちょい、おみみやしっぽやてやあしがときどきはみ出す。
で、こんこんって甲羅をたたくと、うみゃみゃ、とお返事をしてひっこめるのさ。
なんか、おもしろい。

これがほんとのうさばらし。

**2001.02.20(火)
大根のぉ〜、葉っぱだけ。

実は今まで秘密にしていたのだが、知り合いや有名人のものまねができる。
なので、お楽しみにはことかかない。
たとえば、ぼくが、会社のドアを開けて入ったとき、とある上司のものまねでおっはようございます、といえば、
ぼくが入ってきたのを見ていないやつが、その上司あての電話をとって取り次ごうとしたとき、少々お待ちください、
っていっても、まだ来てないのだった。
あと、仕事中、となりで居眠りしている人に、これまたとある上司の声で、こらねるな、といっても、あわてて目をさまし、
まわりを見てもその上司は外出中なのだった。
だれも、ぼくがやってるとは思ってないかも。

みなさん、ご迷惑おかけしております。

**2001.02.19(月)
やっきとりのぉ〜っ、串だけ。

いつだったか。
ある有名お菓子メーカが全国展開しているお店が、最寄の駅そばにある。
そこで、ある事件がおこった。
ある日の夜、店を閉めたのだが、その日に限って小さなこどもくらいあるキャラクタ人形を店の中にしまうのを忘れてしまった。
で、次の日の朝、店員さんが出勤してみると、なんとすっごいかっこいいファッションをしてるではないか。
いつもは、季節やクリスマスなどのイベントに見合った格好をしているのだが、まったくキャラクタのイメージが変わるくらいに変身してしまっていた。
ぼくは、ちょいファッションに疎いので具体的なことは省略させていただくが、あまりの変身ぶり、あまりのかっこよさに問合せが頻繁にあり、店員さん
は商売にならなかったそうだ。
その問合せの時に、夜中しまい忘れたらこうなってしまったんですよ、と答えたところ、それが巷に広まり、次はいつになるんだろうとか、誰がやったん
だろうという噂話が広まり、店側は夜中じゅう店頭にかざりっぱなしにすることに決めたということらしい。

実は、ぼくが犯人なのに。

**2001.02.16(金)
バレンタインのお返し、何がいい?

ぼくは、年に数えるほどしか車に乗らないので、車を買わずにレンタカーで済ましている。
このまえ、ドライブに行こうと彼女を迎えに行く途中、信号待ちしていたら、中年の男の人が助手席側のドアから
入ってきたらしいのだが、そのあとのことをぜんぜん覚えていなかった。
気づいたら、彼女のうちから30分くらい離れたところにいた。もちろん、中年の男の人はいなかった。
考えられるとしたら、ぼくがその中年の男の人に催眠術をかけられ、足がわりにぼくが使われたということか?
というのも、ぼくがあやつられたときからさめた時間内で、さめた場所まで行けるからだ。
もしそうだったとしたら、命に別状なかったし物も盗られていなかったけど、今考えるとすんごい怖い。
ほかに何かされなかったのか?

助手席のドアは閉めておくように。

**2001.02.14(水)
落とし穴あります。

「苗字が同じだと、なんていうのよ」
「同姓っちゅうねん」
「男と女がいっしょに住むの、なんていうのよ」
「同棲っちゅうねん」
「これ、どうすんのよ」
「どうせいっちゅうねん」

落とし穴ありませんでした。

**2001.02.13(火)
今日はまじめかも。

この前、会社で深夜残業したとき。
ひと休みのつもりでちょい横になったら、眠ってしまって夢を見た。
なんか一人で橋の上から川を見下ろしていた。
しばらくすると、急に息ができなくなり、一生懸命もがいた。
これは死ぬな、と思った。
なにしろ、誰かに首を締められているわけでもなく、急にからだがそういうようになってしまったからだ。
でもそのあと、夢かもという疑問が頭をもたげ、目よさめてくれと念じた。
で、思いっきり夢から現実に引き上げられ、目がさめた。
でも、あの息ができなくなる実感はまさしく現実のものと似ていた。

夢の中で死んだらどうなるんだろう。

**2001.02.09(金)
今日はポスペの日記。

りんご。
昨日、お手紙を届けてる途中にお耳が両脇にぴくんってひらいたの。
飼い主さんたちの世界でもあるじゃない、垂直に曲げた針金を2本両手に持って地面の中のものを探すやつ。
それって、なんかあるとぴくんて両脇に針金が広がるのよね。
そんなふうにあたしのお耳もひらいたの(へんねぇ、針金なんてお耳にはいってないのに)。
で、小判みつけちゃった。

そのうちお金持ちになるかもよ。

**2001.02.08(木)
少しは遠慮しろよな。

去年の秋くらいに、上司と飲みに普通の居酒屋に行き、ちょい盛り上がってきたので、二次会であるクラブに行くことになった。
タクシーで行ったそこのママさんの名前は「マリア」といった。
結構美人であちこちの席からひっぱりだこだったが、初めてかつ出身県が同じということで結構おはなししていただいた。
で、一応客として認めてもらったのかどうかわからないが、名前と住所を聞かれた。
そのクラブからの帰り道、上司からこう言われた。
「年末を楽しみにしてな」
「え、なんでですか」
「それを言ったら、楽しみがなくなる」
「そうなんですか」
ちょい、腑に落ちないが待ってみることにした。
で、年末に自宅に届いたものは、なんとなんと、御「歳暮 マリア」だった。

決まったなっ。

**2001.02.07(水)
サインくださいシリーズ第2弾。
レジのおねいさん、サインください。

ぢつは、いいとしこいてNHK教育の「おかあさんといっしょ」をたまぁに見ている。
あるとき、「おかあさんといっしょ」を見ていて、会社へ遅れる旨の電話入れようと思い立ち、電話したが留守電だった。
留守電って、一人でかしこまった言い方するのでちょい恥ずかしいのだが、「え〜、11時くらいになります」
とかなんとか入れた。
そこで気づいたことに、なんと、テレビがつけっぱなしだった。
やんちゃるもんちゃ」の「う〜、ぱやぱや」がひょっとして、BGMとして録音されてしまったかも。
案の定、会社に行ったら笑いのタネにされていた。

みなさんは、ぼくより大人であるよな。

**2001.02.01(木)
だじゃれ豊作。
今後の展開が楽しみ。

雪の降った、次の日の朝。
早く目覚めたので、ちょっと散歩にでかけた。
とある家の前を通りかかったところ、庭で5才くらいの男の子が動きながらおしっこし始めた。
ん、と思ってみていると、なんと雪の上におしっこで絵を書いているらしい。
というのも、できた黄色いしみがなんとなく絵っぽいのだ。
でも、熱中しているらしく、見ているぼくに気づかない。
そのうち、おしっこが切れたらしく、ちきしょ、とつぶやいた。
ふん、どうするんだろうと見ていたら、気づかれてしまった。
「あ、ちょっとこっちきてよ。ピカチュウ描いてんの」
誘うな。
「パパにでも手伝ってもらえば」
「やだ、パパ寝てんだもん」
「さっき、したばっかりだから出ないよ」
「やだ」
「出ないもんは出ない」
「やだ」
「あ、後ろから人がくる。その人に頼んで」

へんなこと頼まないで。

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