(過去のごくたま:2001/01)

**2001.01.31(火)
趣味。国境またぎ。

「よ、おめえ祝言あげるんだって。」
「ああ」
「で、相手は誰だい。おけいちゃんか」
「おすみちゃんだよ」
「げ、なんでおすみちゃんがおまえなんか、えらぶんだよ」
「しらないよ」
「でもさ、おすみちゃんのおとっつぁんとおっかさんが、おまえじゃ納得しねぇだろよ」
「ふんだ、ちゃんとおすみつきをもらったもんね」

落ちた、よね?

**2001.01.30(火)
新しくスタート。
ポストペットの日記。
言わせろとうるさいので。
ちなみに、カメうさコンビ(★参照)。

どうだす(カメ)、だす。
ガメラごっこがしたくて大きなパチンコを作った。
で、玉をつまむところにぼくが挟まって、おいしいなりんご(うさ)に思いっきりひっぱってもらった。
びゅーんと空高く飛んだが、あんまり回転しなかった。
手足からも火ぃ吹かなかった。
ガメラになりたいのに。

こんなんです。

**2001.01.29(月)
うみがめ色の夕日。

ぼくちんは朝起きた後の髪は、いつも、お湯を撫で付けて整える。
なので、すごく寒い日なんかは、駅までの道のりでは髪の毛が乾かないことも多々ある。
一度、電車の中で若い女性より、「頭から湯気でてますよ」って笑いながら言われたことがある。
恥ずかしくって、ますます湯気出そう。

ぼくは加湿器なのか?

**2001.01.26(金)
むかって左から、豊悦、永瀬、浅野なのか?

新聞ネタ。
いつだったか、浜辺にイルカが打ち上げられていたそうだ。
たまたま、その浜辺に一番乗りした人がそのイルカを発見した。
でも、不思議なことに、むなびれに小さなポシェットが引っかかっていた。
発見した人はポシェットをとり、後から来た人と協力してイルカを海に戻してやった。
その後、ポシェットをよく見ると後ろに名前が書いてあった。
「はまだまゆこ」
どこかで見た記憶があると思いたどってみると、何ヶ月か前に、防波堤で釣をしている父親の目が離れた
隙に、防波堤の端から過って海に落ちた少女の名前だった。新聞に事故の記事が出ていた。
遺体が見つかるまで3日かかったそうだ。
イルカが気を利かせて持ってきてくれたのだろうか?
もしそうだとしたら、その子はもうこの世にはいないのだった。

........

**2001.01.25(水)
背中が辛いって言われた。

「○○ちゃん、△△くんのこと、好きなんだって」
「○○ちゃんて、あのカラーコンタクトしてる子だろ。△△のやつ、最近○○ちゃんにつきまとわれてるっていってたぜ」
「やっぱ、そうなんだ。△△くんに色目使ってるのね」

ちゃんちゃん。

落としたつもりなんですけど。

**2001.01.24(水)
今日はあぶないわっ。

思い出した。
小さい頃、赤トンボが4匹くらい、縦に並んで飛んでいるのを見た。
後ろのトンボは前のトンボの軌跡に従いながら飛んでいた。
なので、結構きれいな飛行曲線を描いていたのだ。
でも、普通ないよな、よほど気の合うトンボ同士なのか。
ちょっとの間眺めていたが、歩調が合わないらしく、地面に不時着した。
近寄って見てみると、なんと、釣り糸でおなかをつぶさないようにゆるくしばってつなげていたのだ。
釣り糸が透明なので、なんでつながってるのかよくわかんなかった。
単なる思いつきかいじめかよくわかんないけど、すんごいことするなと思った。
でも、やっぱりはずしてあげようと思い、おなかをつぶさないように気をつけて釣り糸を解いた。

なんか、季節感ないな、この日記。

**2001.01.23(火)
がぶりんちょ。

会社行くとき。
途中駅で停車していて、発車直前というとき、入り口付近に立ってたぼくは、
急に降りる駅を思い出した人のバッグのひもに、ぼくのコートのボタンが引っかかって、ホームに引きずり出されてしまった。
そのあと、あざけるように電車のドアが閉まった。
ごめんなさい、と謝れても電車は行ってしまった。
遅刻じゃ。

もう、ぷーとしかいいようがない。

**2001.01.19(金)
おばあさんになりたい。

客先のあるビルで。
エレベータに乗ろうとすると、なぜか外側のドアが全開。なので、中が丸見え。
故障なのか、でも、点検中の札下がってないしな、動くんだろ、と思いつつ、上りボタンを押した。
しばらくして、箱がやってきた。
でも、なぜか、ドアがやっぱり全開。
なんでだ。ぼくのために全開にしてくれているのか。
わけがわかんないけど、動いているようなので、乗り込んで階数ボタンを押した。
やっぱ、ドアが閉まらずに全開のまま発射した。
まいいか、と思ったのも束の間。
なんと、2階のドアも全開なのだ。もうこれは、全階のドアが全開と考えるほかない。しゃれぢゃなくて。
こういう状況だと、各階で出会う人のためになんか芸をした方がよいかも。
3階、「A」。OLさん。びっくり。
4階、「C」。学生さん。受けたかも。
5階、「M」。スカ。誰もいない。
6階、も一回「M」。部長さんらしき人。目まんまる。
7階。「Y」。見知った顔の担当の人。
なんと、そういう人だったのですね。わかりました。考えさせていただきます。

6階で止めるべきだったかも。

**2001.01.17(水)
ぼくの牧場に遊びにきませんか。

あらしで船が難破してしまい、壊れたベッドにしがみつきながらぷかぷかういていたら、島を見つけた。
手で漕いでようやく辿りついてみると、椰子とかの植物以外、なんにもない島だった。
とりあえず、椰子の木に登って実を落として食べた。
ちょいおなかがふくれたので、なんとはなしにポケットを探ってみたら、なぜかペンチがあった。
それから、だまっててもしょうがないので、探検にでることにした。
しばらく島の周りをあるいていると、潮だまりに魚がいた。
食えるかと思ってみてみると、なんと、くちびるに釣り針が刺さったままなのだ。
今、おなか減ってないしな、しょうがない、たまたま持ってるペンチで針の返しを切って抜いてやるか。
そう思って魚を助けて放してやった。
島の周りにあとはめぼしいものはなかった。
そのあと何日かは、椰子の実で暮らした。
ある日、島の周りを散歩していたら、例の魚のいた潮だまりにまた魚がいて、なんか口にくわえていた。
え、くれるのか。
魚からおみやげを受け取ると、それは宝石だった。
ありがと。助けてやったお礼なんだね。
そのあと、噂が広まったらしく、釣り針で苦しんでる魚が毎日やってきては、とても高価な宝物を置いていった。
沈没船から拾ってきた物かも。
それから、何ヶ月かして、近くを通った船に助けられた。もちろん、宝物も持って帰った。
なので、今は大金持ちさ。
でも、魚は食べられなくなった。

いいっすね。

**2001.01.16(火)
受付のおねえさん、サイン下さい。

ある日、散歩してると塀ごしに、物干し竿に干されている人が見えた。キリストみたいだが、なんか表情がのんびりしてそうだ。
なんとなく不思議だったので、なんでそんなことしてるんですか、と聞いてみたところ、趣味なんです、と返ってきた。
へぇそうなんだ、で、どういう感じなんですか、と聞いてみたところ、まず、脱水前のズボンなりセーターなりをきます、
そして、妻にセーターの一方の袖口から物干し竿を通してもらって、こういう体勢になります、じんわりあったかくなって着物
が長い時間をかけて乾いていく実感がいいんです、と返ってきた。
ふうんそうなんだ、で、奥さんはなんといってるんですか、と聞いてみたところ、もうちょい塀を高くしたいと言ってます、と返ってきた。
お子さんはいないのですね、と聞いてみたところ、はい、と返ってきた。
やっぱり。

前世は着物だったのか。

**2001.01.15(月)
一塁踏みませんでした。

さぶいので、トイレのいすにすわるのがものすごく、ちべたい。
なので、あのわっか部分にかぶせるものを買ってこようと思ったが、めんどいので、ちょい考えた。
穴あきくつしたが使えるじゃん。
いざ、穴あきくつしたをかぶせて座ってみると、なんか、大きい人の足の甲に座って用を足してる気分になった。
上から見守られて用を足すっていうのも、へんな気分だ。
用がすむまで、足動かさないでね。

これ、おすすめかも。

**2001.01.12(金)
かるく寒い程度。
なんか、ごはんみたいな言い方。

駅んなか。
改札まであと少しというとき、斜め前を歩いていた人が走る体勢をとり、よしとばかりに改札めがけて走り出した。
この後のことは想像つきますな。
まさに自動改札の仕切りを飛び越え、わき目も振り返らずホームめがけて走り去っていった。
その人と同じ方向に行ってみたのだが、ホームについてみると電車が行ったあとだった。
グッドタイミングですな。
ひょっとして、お金がなかったのか?
降りる駅でも、おんなじことするな、きっと。

よいこは、まねしないように。

**2001.01.11(木)
おれはここを動かない。

ある日ケーキを食べたくなり、帰り道にあるケーキ屋でいちごが二個のってるショートケーキを一個買った。
うちについてご飯を食べ、食後にショートケーキを食べようとフォークを入れた途端、なんか固い感触がした。
ん?
手で割ってみてみると、なんとミドリガメ君がすやすやお眠りしていた。
なんだ、ケーキん中で冬眠してるのか?
ぼくのおやつなのに。
しょうがないので、おにぎりの中で冬眠してもらうという代替案を実行した。
ちゃんと梅干入れてるから、当分腐らないし。海苔も巻いてるから寒くないよ。

こんなんでいいのか?

**2001.01.10(水)
ひげはやしっぱなし。

実家から戻る電車の中。
前から二番目の席に座って本を読んでいたが、ひとくぎりついて本から目を離したら、前に座っていたやつが
急に後ろを向いて、「あっち向いてホイ」を仕掛けてきた。
ふいを突かれると弱いもので、素直に指された方向を向いてしまった。
う、負けた。悔しいっ!
この悔しさをどうすればよいのか?
前のやつに怒ったって同じ方法で勝たなければ気が済まない。後ろの方に仕掛けるほかないじゃん。
で、後ろを向いて「あっち向いてホイ」を仕掛けようとしたとき、後ろの方は熟睡していた。
この悔しさをどうすればよいのか?

誰か犠牲になって。

**2001.01.09(火)
プリンタで紙づまり。年賀状全滅。
なので、ネタをここに載せる。

「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。さて、日本各地、ほぼ快晴のため、
静かなよいお正月を向かえております。それでは、全国各地のお正月の様子をお伝えします。北海道の菊池さん」
「はい、こちら北海道の菊地です。あけましておめでとうございます。私は本日、鏡餅を新世紀にふさわしく
二十一個重ねた坂木さんのお宅に来ています。ご覧下さい、皆さん。重ねた鏡餅が二メートルほどになっています。
坂木さん、ここまで重ねるのはたいへんだったでしょう。」
「ええ、これは数百年前から我々の地区でのお祭りみたいになっていることで、百年毎にその世紀分の餅を重ねることで
その世紀を占います。重ね具合が占いに影響しますので、高ければ高いほど神経を使います。でもきちんと重ねられたので、
巳年だけに、今世紀のみどおしはよいでしょう」
「以上、北海道の菊池がお伝えしました」

出さない方がよかったのか?

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