**2000.12.28(木)
来年は、ちょい人間味に深みを出したい。
でも、人間味って、かつおだしで出るのか?
それとも、昆布だし?
今年半ばより開始しました本ホームページ、ご愛顧の程ありがとうございました。
今まで続けてこられましたのも、ひとえに皆様のおかげです。
たぶん、来年もぜんぜんペースが変わらないと思います。
ネタの尽きるまでがんばりますので、来年もよろしくお願い致します。
ぼくが、人間味をだすっていうのは、すごい無理があるかも。
**2000.12.27(水)
がるーっ!
速読ってあるじゃないですか。
それを完璧に修得して立読みに利用すれば、結果、永久に本代がうくのではないでしょか。
1度に短い時間で何回か同じ本を読めば、店員さんにばれないかも。
マンガでなくて、文庫とかハードカバーよ。マンガはガードかかってるから。
誰かやる?
**2000.12.26(火)
きっ、きみにこれを、渡したかった。
なんと、ぼくは小学校高学年になってはじめて、よく知られている昔話をぜんぜん知らないということに気づいたのであった。
ぼくが覚えているのは、
ぬきさし姫の冒険(ぬきさしさしあししのびあしの得意な姫の大冒険)、
モンブランの大逆襲(ケーキ界の頂点に君臨すべく暗躍したモンブランの野望)、
廃品屋ぴん太(気のいいぴん太の探偵物語で、極悪やくざとの派手なリヤカーアクションが目玉)、
染物屋お染の悲恋物(染物屋お染の職人伊助との悲しい恋の物語)、
なんかで、知ってるってみんなに聞いたら、なんだそれって顔されてしまった。
ぼくはてっきりだれでも知ってるものだと思ってた。
これは全部父親から聞いたものだ。
なんだ、あれは全部つくったものなのか?
どおりで本屋行って、本さがしてもないはずだ。
本探しにいったぼくが馬鹿だった。
しかし、それからその年で桃太郎とか浦島太郎とか白雪姫なんかを読むはめになった。
とほほ。
おやじぃ、責任とれよな。
**2000.12.25(月)
弁当作ってきた。まじ。
電車に乗って空席に座ろうとしたとき、なんかやわらかい感触と、いでっ、という叫び声が聞こえた。
え、なに、だれもすわってないじゃん。
もいっかい座ろうとしたとき、やっぱりなんかやわらかい感触と、いでっ、おれがここにいんのがわからんか、このぼけっ
という叫び声が聞こえた。
え、透明人間なのか。しかも、関西弁をしゃべってる。
念のため、顔のあるべきところを探ってみると、ぷにゅぷにゅしている。しかも、ちょいおひげが...
なんかいいうたらわかるんや、こら、しまいにゃ、殺すぞ。
そんなん、言われても見えないのですもん、しゃぁないやろ。
でも、透明人間って、透明で物体の感触がないもんだと思ってた。
へぇ、感触あるんだ。
わかりました。ほかあたってみます。ご迷惑おかけしました。
しかし、電車乗ってどこいくんだ?
デートか?
彼女も透明人間か?
私には彼が見えるの。
**2000.12.21(木)
頭の上にくらげがいるんですけど、休んでいいですか?
ちょいお酒飲んで帰ったとき。
玄関について鍵を取り出して開けようとしたとき、鍵が、犬が尻尾ふるみたいに、いやいやするのだ。
なので、うちの中に入れない。
なんでや。鍵の分際で。3年も使うてるのに。
大事にしてきたやないけ。一週間に一回はちゃんと風呂に入れてるし、おい、こらなんかいうてみぃ。
なに、飽きた?
なにいうとんじゃ。飽きたからって、そんなの理由になるか。
折ってまうぞ、こら。
なに、いたい、やめて?
あたりまえやないか、ぼけ。
痛い目にあいとうなかったら、ちゃんとせんかい。
なに、わかりました?
初めから、そうしとけ。
ドア作ってる会社に文句言わねば。
**2000.12.20(水)
さて、冬眠するか。
客先からの帰り道。
駅近辺に水路みたいなのがある。
ふと、そこへ目をやるとなんと、水上を自転車で走ってるやつがいた。
じゃぶじゃぶと水をかきわけてというのではなく、水面を乱すことなく走っている。
しかも、買い物かごにはコンビニの袋。
水路を巡ってコンビニまで買い物に行ってきたようだ。
水路を走ってるんだから、地上出れないじゃん?
マンホール使って外に出るのかも。
もしくは、浮いてる力をパワーアップして地上にでるのか?
水路なんて誰も走ってないし、空いてることは空いている。信号もないしな。
でも、小さい水路じゃ頭を天井にこするかも。あちっ!
新しい人種の登場なのか?
**2000.12.19(火)
ゴミ捨て場に「ディズニーランドの思い出」が置いてあった。
あるちょい暖かい秋の日のこと。
森の中を散歩していたら、叢(くさむら)の中になんかの形の木片が落ちていた。
近づいて拾ってみると、なんかリスの形に似ている。
くりっとした目の凹凸なんかそっくりだ。りすの彫刻かも。
かわいらしいので、家に持って帰ることにした。
何日かそのままテレビの上に置いていたが、やっぱり単なる木片でしかなかった。
これではつまらないと思い、リスに似せて色をつけることにした。
色をつけ終わってみると、それなりにリスだった。かわいいじゃん。
その晩。
かりかり、いう音で目が覚めた。
電気をつけ音のする方向を見てみると、なんとリスではないか。
ぼくのおやつのくるみを食べている。
ひょっとして、ぼくが色をつけたことでたましいが吹き込まれたのか?
ますます、かわいいのでしばらく飼うことにした。
かじるのはくるみだけにしてね。
**2000.12.18(月)
山盛り弁当つくるか。
新聞がいっぱいたまった頃、会社行くときにまとめて玄関前に出しておいた。
会社から帰ってきたら、トイレットペーパーが、ダイアみたいに四角すいを上下に重ねた形で積んであった。
きっと、トイレットペーパーの精のしわざだと思う。
ふしぎなちからで形が保たれている。
崩すのもったいないので、そのまま。
**2000.12.15(金)
なんでも食べます。
月にうちうじんが来ているらしい。ちきうじんもうちうじんなのだが...
なんでも、世界一大きなアンテナが月から電波を受信したというのだ。
今、月に人間は行ってないので、ちきうじん以外のうちうじんと考えざるを得ない。
その電波を解析したところ、あっちのことばで「こんにちは、はいってますか」だった。
電波で「はいってますよ」って電波で返事してもよいのだが、そんな控えめなうちうじんをびっくりさせてやろうと、
ビッグプロジェクトが発動した。
その名も「太平洋はいってますよ計画」。
とても強い光をだす電球を使い、あっちのことばで「はいってますよ」を太平洋に描き出すという計画だ。月からだったらみえるでしょ。
そのプロジェクトは急ピッチで進められた。
おかげで、1ヶ月で完成した。
いよいよ、点燈の日。
アメリカ大統領がスイッチを押し、太平洋に「はいってますよ」が光で描きだされた。
うちうに浮かぶ「はいってますよ」。
これが、うちうじんとの初コンタクトだった。
こんなんでいいのか?
**2000.12.14(木)
そんなのむりだよ、おかまちゃん。
昨日、飲みに出かけていく電車の中で、おかまちゃんのとなりに座った。
はじめは、すごくきれいだったので女の人と思ったが、ちょいおひげが濃かった。
で、そのおかまちゃんが、こっちをじろじろ見ている視線が、視界のすみにばりばり感じられた。
思いきって横を向くと、にっこりして名刺を握らせた。
その名刺を見ると、役職が「チーフスカウト」なのだ。源氏名は「あざみ」ちゃん。
こういう世界にも、スカウトがあるのか。
でもなんか、名前がいたそう。
そのおかまちゃんは、気が向いたら来てね、と言い残し電車から降りていった。
リストラされたら、考えるかも。
**2000.12.13(水)
信号機でブランコしてる。
客先からの帰り。
散歩しているおばさんの数メートル前を犬が歩いていた。
首輪をつけているのだけれど、チェーンをつけていない。
飼い主じゃないな、と思ってみていたが、おばさんが止まったとき、犬も止まった。
歩きだしたとき、犬も歩き出した。
その間、犬は後ろを見てないし、おばさんも声で指示したというのでもない。
犬が気配を感じるのか?
なんか、ワイアレスでつながってるみたいだ。
ぼくときみは、ワイアレス?
**2000.12.12(火)
いかまきがみ、うにまきがみ、たこまきがみ。
夢の中。
ビルのロビーらしきところにいた。
誰もいないようだ。
エレベータで一階ずつ誰かいないか、確かめることにした。
まず1F。誰もいない。
つづいて2F。やっぱり誰もいない。
3F、4F。誰もいない。
そうしているうちに、屋上についた。
やっぱり、誰もいなさそうだった。
一息つこうと手すりのところまで行ってみると、空中に誰かがいた。
こっちにおいで、と誘ってきた。
誘われるまま、手すりを乗り越え空中に足をかけてみた。
しっかりした足応えがあった。硬質ガラスであろう。
足元ガラス一枚の下には何もない。地上の街灯なんかがすごく小さく見える。
そう思いつつ、おそるおそる歩き出す。誰かは手招きをしている。
そのうち、ガラスがぴりっ、と割れ始めた。
恐怖が背筋をはいのぼってきた。
落ち始めに、誰かが微笑んでいるのがわかった。
果たして、ぼくは目が覚めたのだろうか。
**2000.12.11(月)
誰か、僕を泊めて。
大学受験のとき。
試験会場の教室に入り、受験票に対応した席に座って始まるのを待っていた。
しばらくすると、試験官の人が来て受験前の説明をした。
その後、ベルを合図に試験が始まった。
試験が始まれば、試験官の人たちは見回りをする。
その中に、なんと赤ちゃんがいたのだ。
当然、まだはいはいの段階なので、よつんばいになってうれしそうに這い回っている。
なんで、こんなのが試験官やってるんだ?
超能力でもあるのか?
まさに、試験官ベィビーだ。
うきー、としかいいようがない。
**2000.12.07(金)
ちょいさぶ。まじさぶ。
サンタクロースを信じてた、小さい頃のこと。
戦車のプラモが欲しかった。でも、何が欲しいか親には言わなかった。
サンタさんからもらうのを確かめたかったのだ。友達はみんな信じてなかったけど...
イブの翌日の朝、目がさめると、ふとんのなかで四角いはこのようなものを抱いていた。
いそいで開けてみると、なんと、戦車のプラモだった。ぼくの喜びようったら、なかった。
枕元には、親からのプレゼント。誰かの偉人伝だった。
ふとんから出ようとしたとき、かけぶとんのところに白くて長い糸みたいなものがあった。
つまんでよく見てみると、ちょっとちじれた毛だった。
うちにおじいさんはいない。おとうさんはひげを生やしていない。
これが、ぼくのよろこびに拍車をかけた。
そう、サンタのおひげ。
今でも、大事にとってある。
ぼくは、ロマンチストなのさっ。
**2000.12.06(水)
コンタクトが目で泳ぐ。
目を閉じて。
あなたは、「まじプー」が口癖になる...
あなたは、「まじプー」が口癖になる...
あなたは、「まじプー」が口癖になる...
あなたは、「まじプー」が口癖になる...
あなたは、「まじプー」が口癖になる...
Web催眠なの。
**2000.12.05(火)
天然記念物を発明した。
川でさかなを飼っている。
つい何ヶ月かまえ、河原で石きり(川に石投げて水面をスキップさせるやつ)して遊んでたら、
さかなが水面ぎりぎりで飛んでる石を口でぱくってキャッチしてぼくのとこまで持ってきた。
一瞬、まじ、って思ったが、面白そうなのでさかなから石を受け取りもう一回やると、やっぱりうまくキャッチした。
かわいいやつ。すんごいじゃん。
芸するさかななんてそうそういないよ。
名前は、ポチってつけた。
今度、一緒にやってみる?
**2000.12.04(月)
なるとで目が回る。
かゆいときに、薬がないときはタバコに火を付け、燃えてる頭をかゆいとこに近づける。くっつけては当然だめ!
かゆいのが消えるきりぎりのところで止める。
かゆいのを直すのは、他のすーっとする感覚なんかで打ち消すことだから、薬がないときはこうする。
ちょい、やばい道に走りそうな気もするが、とりあえずその気(け)はない。
よいこの皆さんは絶対やらないように。
**2000.12.01(金)
おまえが犯人かぁ!
朝起きてニュース見たら、ぼくの住んでる町でほとんどのマンホールのふたが穴あき状態になってる、という
ことだった。
あれかぁ、まずいじゃん。
じつは昨日、夜中、空中もぐらたたきをやったのだ。
たたく担当がタケコプターつけて空中に待機し、もぐら担当のやつがマンホールからヘルメットつけて頭だし、クッション銃
で打たれる、という方式だ。
もぐら担当のやつが、後始末きちんとやってなかったのだ。ちょい、お灸をすえねばぁ。
役所の人がふた閉めをする、とニュースでやっていたが、悪いことをしてしまった。
以後、気をつけるべ。
ごくたま日記へ戻る