(過去のごくたま:2000/10)

**2000.10.31(火)
Kシャツを着た。
からだが痛い。

昨日、すし屋にいった。
最初は普通に、ウニ・イクラ・トロ・カンパチなどとすすんでいったが、すし屋のおやじが、
秘密兵器を食べてみないかと勧めるので試してみた。
出てきたものには、シャリの上に半透明の小さいものがたくさん積み上げられている。
これは、ってきくと、すし屋のおやじが、動物プランクトンのすし、と答えた。
なんか、ちょいこくがあってうまかったが、魚になった気分だ。

食物連鎖すし。
たしかに、なんでも食えるかも。

**2000.10.30(月)
空に曇り止めスプレー。
晴れた。

朝起きたら、玄関前にガメラのぬいぐるみがあった。
これは、これ着て会社行け、というふうに解釈したぼくは、さっそく着た。
ん、ぴったし。
さすがに、道中、みなさんの注目の的だった。
本読んでるガメラ、子供につつかれてるガメラ、居眠りしているガメラ、お年寄りに席ゆずってるガメラ、
電車乗り換えてるガメラ。
ガメラだったら飛んでいけ、という声が聞こえそうだった。
会社でも、ガメラ。
キーボード打つガメラ、打ち合わせするガメラ、タバコ吸うガメラ、おしっこするガメラ、名刺渡すガメラ。
ガメラだったら火ぃ吹いてみろ、という声が聞こえそうだった。
むりだべ、そんなの。

明日はなんのキャラクター?

**2000.10.27(金)
ぼくの髪の毛は光合成するらしい。

出かける途中、まさに坂を登ろうとしていたところ、坂の上の方から、
一生懸命駆けてくる子がいた。
なんか急いでいるんだと思いつつ、そのまま歩いていった。
そのうち、坂を、さいころがこっちに転がってくるのに気づいた。
その子が、このさいころを追ってるんだ、と考えて転がってくるさいころを待ち受けようとしたところ、
ひろっちゃだめ、とその子が叫んだ。さいころは目の前を通り過ぎていき、まもなくその子も通りすぎていった。
坂をすぎてしばらくいったところでさいころは止まった。
その子はさいころに追いつき、あ、5だ、と叫んだ。

道路で、すごろくはすな!

**2000.10.26(木)
メレンゲで顔洗っちまった。

すんごいたのしい夢を見た。
みんなで森の湖畔でキャンプしたり、釣りしたり、ごはんつくったり、わいわいがやがや。
いままで経験したことのない楽しさだった。
おかげで、起きたときに夢の続きと勘違いして今日は休みだと思ってしまい、またずっと寝ていた。
そのうち、電話で起こされた。
いわずと知れたであろう、会社からの電話だった。

ぐひっ。

**2000.10.25(水)
お嬢さん、泣いてちゃいけませんぜ。

昨日、モグラとはなしをした。
なんと、穴を掘って地球の裏側まで行ってきたそうだ。
なにしに地球の裏側までいったのか聞いてみたら、
掘った穴にひもを通して地球を半周させ、リボン結びしたいという遠大な事業のためだそうだ。
で、あっちに、そのリボンがあるというので見せてもらった。
かわいいピンクのひもでちゃんとリボン結びしてあった。

すんごい、モグラちゃん。

**2000.10.24(火)
にくまん。ラブ。

人の夢が見られる機械が発明された。
原理はこうだ。
人が夢を見ているとき、脳内で再生された情報が視神経に流れてくる。
それをあるしくみで、網膜に送られた信号を取り出し再生するというものだ。
一般に夢を見るというが、実は本当に見ているのだ。

ぼくの夢は人に見せられないかも。

(※ここの事実はフィクションです)

**2000.10.23(月)
今日、1912年12月31の新聞が来ていた。

電車1両まるごとをこどもの遊び場として開放しているところがあった。
いろんなおもちゃがおいてあったり、はてさて、ゲーム機まであったり。
いたれりつくせり、だ。
サービスもここまでくるとたいしたもんだ。
当然、ちいさなこども連れのおとうさん、おかあさんたちはその車両めがけて集まってくる。
もう、その車両はわいわいがやがや。
おもちゃをとりあったり、しらないものどうしでけんかしたり。
でも、なかなか楽しそうだ。

ぼくも仲間に入りたい。

**2000.10.20(金)
東西線の飯田橋−九段下間のトンネルの右側の壁に、「けいこ、れんらくくれ」と
書いているのは、僕しかしらない。

からだにぶつぶつができた。
医者にいったら、ぶつぶつができるまえに何食べた、と聞かれた。
カレーパン、とこたえると、そりゃ、カレーパンアレルギー、といわれた。
いまのところ、直す薬はない、ともいわれた。
たまごとかそばとか、単体の材料だったら、なんとかアレルギーもあるかもしれないが、
まじ?
日に1個は欠かさず食べてるのに。
カレーパン命なのに。
これから、何食って生きてきゃいいんだ。
だれか、カレーパンアレルギーを治す薬を作ってくれ。

でも、コロネも好き。

**2000.10.19(木)
東京タワーのてっぺんにさっき、人がいました。

ひさしぶりの洗濯日より。
洗濯物を干そうと思ったら、物干し竿にみのむしが何匹かぶらさがっていた。
みのむしのファミリーかもしんない。
でも、なんかに似ている。
最近見たなにかに。
あ、あれの楽譜だ。
みのむしの大きさがまちまちで、その一番下を線で結ぶと、楽譜の音符の羅列に似ている。
ん、これは、さしずめ、ちゅうりっぷの歌か?

みのむしは偉大な作曲家になるかも。

**2000.10.18(水)
運根完線座位杭網橋札...
自家製お経。

星が流れる。
あっちで1つ。こっちで1つ。
だんだん、星が減ってゆく。
だんだん、まっくらになってゆく。
あっちで1つ。こっちで1つ。

ちょい、詩人になってみました。

**2000.10.17(火)
カンガルーの袋に入りたい。
入りたくない?

このまえ、おかあさんに、
「たまご産みたいの」
とねだっていた男の子がいた。
「なんのたまご」
「宇宙」

おお、ビッグバンのもとになるのか、きみは。
でも、産むとき痛いかも。

**2000.10.16(月)
100発99.2中。
なにが?

今から念写(?)で更新する。96で。
でも。ながい。文しょうの。こうしんはむり。
むずかしいかんじ。も。むり。
まじ。ほげ。(・。・) vv (・。・)
スパム。盆カレー。
ぽんず。
ぶちょ、ちゃっくウィルソン。

いずれ、64Kに挑戦。
人間ISDNとよんで。

**2000.10.13(金)
こんど、モスラに会いに行く。
繭の糸をもらってシルクのパジャマでもつくるか。

ここ数年来、近くの歩道橋に、みのむしみたいに寝袋かなんかでぶら下がって寝泊りしている人がいた。
よく警察が怒んないんだなと思う。
でもこの前、強風にあおられ、トラックの荷台に運良く乗っかってどっかへ消えてしまった。

まだ、生きているのだろうか。

**2000.10.12(木)
そろそろ、ごくたまにっきを本にするかな。
ほしいひとは0人くらいいるかも。

今日はなし。ちょい、いそがしい。
ていうか、ネタがないかも。

**2000.10.10(火)
最近、重力が小さくなってるような気がする。

会社へ行く途中で横断歩道渡ってるときのこと。
いきなり、急ブレーキを踏む音が聞こえた。
音のする方見てみると、顔面蒼白の、目玉びっくりの運転手が見えた。
もう、まじかに迫っていた。生命の危険を感じた。
そこでぼくは、持前のジャンプ力を駆使して、あやうく衝突を避けた。
つまり、飛びあがって車の上に見事サーフィンする格好で着地したのだ。
その後、車はブレーキが間に合ったらしく、何にぶつかることもなく無事だった。
後続の車もなく、玉突事故も避けられた。

そのあと、運転手さんにお話を聞いたら、ちょい居眠り運転したらしかった。
ぼくが、きつくお灸を据えたので警察沙汰にはしなかったけど、今度からは気をつけて欲しい。
でも、ぼくがジャンプした瞬間、ひいたっ、と思ったそうだ。

**2000.10.06(金)
ケーキ食いたいの。

うちに帰って台所に顔を出すと、テーブルのふちに、目をつぶった妹の顔だけが立っていた。
顔だけってのもなんか気味悪い。
そのうち、目がかっ、と見開かれ、顔がテーブルのふちをころころ転がっていった。
びっくりしてしまって、声もでなかった。
これはホラー映画か、とまじで思ったが、あとで種明かしを聞いて納得した。
妹は、昔体操の選手だったのだ。

**2000.10.05(木)
ガメラの背に乗っけてもらって出勤。さすがに目が回る。

この前、夕飯を買ってくるのを忘れたので、出前ピザを頼んだ。
そしたら、どう考えても、作るのを含めて20分はかかるところを、6分で届けられてしまった。
で、素直な疑問を届けてくれた人に聞いてみたところ、テレポテーションができるというのだ。
なんだ、この人だけで十分じゃん

**2000.10.04(水)
最近トイレが近くなった。
家を改築したので。

朝、起きて鏡をみてみると、五分狩りになっていた。
さらによく見ると、直角三角形が刈り込まれていた。しかも、sin、cos、tan付きだった。
なんか、めちゃくちゃやん。おれの頭。
弟に昨夜の恨みを晴らされたかと思い、確認してみたが、まだ、sinなんて習ってないもん、と
いわれた。
いったい、だれなんだ。
おれの頭で数学するやつは。
ひょっとして病気なのか。
今日は大事な試験なのにも関わらず、こんな頭で行くのか?
カンニングにならないか?
など、思いつつ試験に出かけて行くのであった。

(to be continue...)

**2000.10.03(火)
無限に紙が出てくるティッシュ箱を持っている。

けさ、浜辺を歩いていたら、大きなかめがいた。サイズ的には、甲羅で仕事机くらいあるだろう。
近寄って見てみると、これが、もぬけのからだった。こうらの中に何もないのである。
あたまと思われるところから見てみると、しっぽと思われる方の穴から海が見える。
うん、不思議だ。本体のいない甲羅なんて。カメに悪いので、持って帰るのはやめた。
でも、あれからカメは甲羅を取りに来ていない。もう1ヶ月たつというのに、砂浜に置きっぱなし。
カメは、今もヌードのままなのか。
それとも、死んじゃったのか。

**2000.10.02(月)
さっき、銀だまがとれた。
鼻の穴がもとに戻らない。
このまま、自分の子供に遺伝するのでは?

おばぁちゃん。
ぼくね、おとうさんにくりくりぼうずにされちゃったの。
なんでかっていうとね、ぼくがおとうさんのゴルフバッグをかくしちゃったから。
だって、おとうさんってば、自分ばっかゴルフ行ってどこへもつれてってくんないんだもん。
だから、ゴルフ行けないようにしちゃったの。
わかってくれる?
でね、おばぁちゃんからおとうさんをしかってほしいの。
だって、おとうさん、おばぁちゃんのこどもでしょ。

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