<レーンコンディション>
ボウリング場によってレーンコンディションのクセがある。それを見抜けば、ある程度の予想ができる。例えば、ブランズウィックのシャトル2000なんかはA・B・Cの3つのゾーンに分かれていて、Aが中20枚〜10枚、Bが9〜6or5枚、Cがその外という感じになってる。で、このマシンはだんだん奥に向かってオイルを減らすということができないから手前がなくなるという減少がおきやすいし、バランスよくオイルを噴射するんじゃなくてゾーンの中央で左右に流れるように噴射するから変にデコボコができやすい。すばらしいセンターはそのデコボコをスプレーとかでうめるんだけど、ほとんどのセンターではやってない。だから、そのデコボコがどこにあるのか?それさえわかれば、壁を見つけられるわけだし、壁があれば、失投が効くからまぁまぁのスコアが打てると思う。ツインスターというマシンも壁をみつけやすい(HVOは除く)。ちなみにどこに壁があるかはシャトルの場合は決まってて、ツインスターもほとんど決まっている。一応、秘密にしておくけど、有名な内容なので、個人的になら教えてあげます。
どうでもいいけど、センターごとのマシンの種類をのせておく。
三恵:ツインスターHVO
調布:カストディアン
エース:シャトル2000
品川:カストディアン
ポート:マニアックなツインスター、シャトル2000
田町:カストディアン?、シャトル2000
ハタ:シャトル2000
シチズン:フェニックス、シャトル2000
東大和:ツインスター(MAGNUMか?)
マルアイ:マシンがあるらしいが知らない、あと手塗り??
オークラ:カストディアン、シャトル2000
MK上賀茂:サンクションスタンダード
ロイヤル:ニューシャトル
サンシャイン:ツインスターHVO
こうしてみるとシャトル2000が多いですね。
<学連のレーン>
学連のレーンはかなり特殊だと思う。これはみんなも実感してると思う。ほんでは、一体どの点で他のレーンと違うのだろうか??
1.スタートでのオイル自体が少ない、特に手前がうすい
2.ラインがみんなバラバラなので、レーン(ボックス)によってはオイルの減り方、伸び方が違う。
僕はこの2つが大きな違いだと思う。ただ、1ついえる事は、学連のレーンは難しく思えても、幅はあるということ。学連のレーンは外が切れていることが多いので、基本的には外からオイルが減ってくる。だから、それなりの外失投が利く場合が多い(回転が少ない人はドンマイだが・・・)。だから、どんなに難しくてもポケットにいく幅は1枚半以上はある(ないといえばないな)。幅がないように思えるのはオイルがない=やる気がなくなる=集中力がなくなる=幅がないように錯覚するとなるから。ただ、ごくたまに1部リーグでは死亡レーン(内失投は左3本)が発生するらしい。一見、2部の方がラインはバラバラに思えるが、きっと1部の方が玉を回している人が多いからその関係なんだと思う。こうなったらバックアップで・・・(おい)
それから、学連のようなレーンで投げていると僕のような学連ボウラーが生まれてしまう。要するに速いと打てない、手前を飛ばす(走らせる)というような人間だ。でも、僕自身は転がすボウリングよりは手前を走らせられたほうがいいような気がするし、うまい人に聞くと、手前をきれいに転がせるボウラーより手前をかっとばせる荒々しいボウラーの方がいいという人が多い(かっとばしすぎるのも問題だが)。んじゃ、速いときはどうすればいいのか??耐えるしかない(無責任)とりあえず、そんな時は1番ピンのど真ん中を狙うべし。そんな時は集中力もないわけで、1番ピンの真ん中を狙えばどっちかにそれて運良く倒れるかもしれないし(笑)byみんなの知らない某学連OB
っていうか、速いレーンないからね。
<マイナーとメジャー、スーパーメジャーの違い>
僕が思うに・・・
メジャー:スペアーのイージーミスはほとんどしなくなった人。ローゲームも140代で抑えられる人。失投しても1番ピンには当てられる人。
スーパーメジャー:メジャー+打てるときにはとことん打ちきれる人。失投をストライクに持ってこられる、インチキをごまかせる人。
こんなところかな?
あとは1枚単位でスパットを見るようにすると急にコントロールがよくなる。僕も1枚単位で見るようになってからアベが急に上がった。
<ローダウン>
「学連でやるのはどうかと・・・」というような声があるけど、僕は別にそれは個人の勝手なわけでどってことないです。まぁ、ラインが大きくなる分、レーンの変化が激しくなるからノーマル人に影響をあたえるのは必至だけどね。確かに学連のようなレーンでやると苦労するのは目に見えてるけど、伸びても影響しないのはやっぱ魅力だよなぁ。破壊力も違うし。
<スペアー>
どうも、うちの連中もそうだし、他大の人もそういう人がいてるみたいだけど(昔は自分もそうだった)、練習のとき、1投目にしか集中してないような気がする。1投目に集中するのはいいんだけど、2投目(スペアー)もしっかり狙って欲しい。やっぱ、スペアーを大事だと実感しないとメジャーにはなれないと思う。このことから発展するんだけど、アベ180になったら是非、次の練習をしてみるのをお勧めする(別にアベがいくつでもいいけど)。例えば、7番ピンを取るとき、大抵の人は○枚目って通す板目を決めてると思う。けど、これをあえて、5枚目・7枚・10枚・12枚・15枚を通して狙ってみるのをお勧めする。特に、レーンコンディションによっては10枚を通すよりも7枚を通すと7番ピンカバーの幅が一気に広がることもあるからだ(いい例:こないだの東日、10枚から中はオイルがたっぷりあるから外失投するとお陀仏だったけど、7枚を通していれば、外失投してもオイルがうすいところで噛んで、7番に向かってくれるし、内失投してもオイルに乗っかっていってくれる)。だから、レーンをできるだけ読んで、今日の7番ピンは○枚目を通すと幅がありそうだなとかも考えて欲しい(こう考えるとアベ180はないと考える余裕がないかかも?)。
<タップの処理法>
これはボウリングをしている人なら一生付きまとう問題で、嫌なものですね。なお流のタップ処理法をお教えしましょう。そもそもなぜタップをするのでしょうか?答えはいくつかあると思うのですが、実は一言で片付けられます。それは・・・「3番ピンが6番ピンの左を叩く」です。ボールがどんな状態で1・3番ピンに当たろうとも、3番ピンが6番ピンの左に当たってしまえばタップなのです。要するにいかにして3番ピンで6番ピンの斜め左をたたくかというのがポイントになると思います。
タップをしたときのチェック項目は僕の中では以下のようになります。※ちゃんと投げてタップした場合ですよ。
1.ボールが1番と3番ピンの適切な場所をヒットしたか?
2.ボールの回転がフッキングポイントで「く る く る く る く る」から「くるくるくるくるくる」になり、「くるるるるるる」になる前にぶつかったか?
↑ようするに大してボールがフックしてないでぶつかったかorロールアウトしてないかです
以上2点です。基本的にこの2つでタップは大抵は処理できると思います。
んでもって・・・
1だと判断した場合は、大抵は右に0.5枚ずれます。特に2の状態はクリアーしているのにタップした場合はこうやります。経験上、1枚右だとタップの可能性は低くなりますが、4番ピンが残りやすくなるので、0.5枚ですね。
2の前者だと判断した場合は、スパットを右に1枚ずらします。ただし、狙っているフッキングポイントの板目より手前からぶつかることになるので、フッキングが予想以上に早く出て4番、へたすりゃ割れることもあります。これはレーンコンディションに応じて、右にスパット1枚ずれると同時に立ち位置を左に0.5枚から1枚ずれることもあります。後者のロールアウトだと、非常事態の時は右に0.5枚でいけるのですが、やっぱりロールアウトはいやなので、スパットを左に1〜2枚ずれて立ち位置も0.5〜2枚ほどずれます。で、これをもってしてもタップするような場合は、第3or第4の方法を使います。第3の方法は投げ方を変えるというものですが、あまりおすすめしませんし、僕もあまりやりません。人差し指や小指の位置を変えたり、ロフトしたり転がしたりといろいろネタはありますが、どれも持続性がなくどうも途中で元の投げ方になったりするので、よほどのことがない限りやらないですね。第4の方法はラインを変えると言うものです。ラインの変え方はご存知の通り、2パターンで、中に絞るか外に膨らますかです。これは手前から中盤のオイルの状態とフッキングポイント付近の状態にもよりますが、おすすめなのが、右に0.5〜2枚ずれてスパットを1〜2枚左にずれるという方法です。ただし、中のオイルがやや薄い場合は一気に幅がなくなるので、ある程度コントロールが必要になります。さきほどのレンコン(中のオイルはあって、外がなくなった)だと仮定すると、外失投をすると手前から曲がるので厚めに、内失投も厚めということになるので、かなり危険性は高くなります。
とまぁ、こんな感じですかね。あ、ボクは角度は全く気にしません。
<タップの予感>
ストライクでも3種類に分かれるのです。1つは完璧ストライク。1−3−5−9とボールが当たっていくというやつです。ただし、9番ピンの正面にボールが当たっている場合は5番ピンにうすく当たっている、つまり3番ピンにやや厚めに当たっているということになるので、ストライクでもタップ寄りということになります。これが第2のストライク。第3はボールが8番ピンにあたっている場合。これは9番ピンが残る可能性があり、ストライクが続いている場面の場合は少しだけ立ち位置を移動した方がいいかもしれません。ただ、下手に0.5枚左に移動してタップなんてこともありうるので、ある意味賭けではあるかも。しかもこのラインの時はちょっとの厚めで4−9となる可能性もあるから失投は怖いです。
<ピンアクション>
ピンアクションはなにで決まると思ってるのかな?大抵はキックバックとかピンの重さ、重心という答えが返ってくると思う。もちろん、正解。でも、他にも要因はあるのだ。
・ピンの種類(重さ、表面加工、重心、床のリングの状態、ニューピンか古いかなど)
・ピンデッキの状態(ウッドなのか、プラスチックなのか、フィルムなのか)、オイルが伸びてるか、クリーニングしてあるか
・キックバック(はねやすいか、はねにくいか)
・カーテン(ピンが後ろにいってから戻ってきやすいかきにくいか)
他にも温度や湿度などの影響もあるらしい。
ちなみにピンの種類(情報が古い場合もあるのでご了承を)
三恵:バルテックス(JBC認証30号)
調布:MAX冠マーク(34号)
エース:MAXネックマーク(キラー)(45号)
品川:MAX冠マーク(34号)※裏側にバルテックスも置いてあるらしい。
ポート:アムフライトU(27号)
田町:MAX冠マーク(34号)
ハタ:アムフライトU(27号)
シチズン:アムフライトU(27号)
東大和:アムフライトU(27号)
マルアイ:アムフライトU(27号)・MAX冠マーク(キラー)(45号)※マルアイのMAXは他のMAXと違ってウレタンコーティングのピン。あと、なぜか2種類のピンを混ぜて使ってる。
アイビー:コズミックMAX(40号)
オークラ:MAX冠マーク(34号)
MK上賀茂:アムフライトU(27号)
新横浜:アムフライトU(27号)
国分寺パークレーン:MAX冠マーク(キラー)(45号)※ここのもウレタンコーティング
ロイヤル:MAX冠マーク(30号)
サンシャイン:アムフライトU(27号)
福島オークラ:MAX冠マーク(34号)
ダイマツ:アムフライトU(27号)
郡山ミナミボウル:MAX冠マーク(34号)
山形ファミリー:アムフライトU(27号)、MAX冠マーク(34号)
アイビーボウル北本:バルテックス(30号)
ラウンドワン高津店:ウィンサム(44号)
芝ボーリングセンター:バルテックス(30号)
旧品川:バルテックス(30号)
タチバナ:アムフライトU(27号)
ムサシボウル:アムフライトU(27号)、MAX冠マーク(34号)
ボウレックス千葉:DBA(JBC認証43号)、P/A(JBC認証41号)、ダイヤモンド299デュラミッド(JBC認証31号)、EBアメリカン(JBC認証37号)
ちなみに個人的にアムフライトUは嫌いです。こうしてみるとアムフライトUとMAXが多いですね。
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