urlConfigurationFile
リクエストしたurlを別のプロキシサーバに転送する時の設定ファイル名を指定します。
指定しない場合のデフォルトはppsd.confが置いてあるディレクトリのurl.confです。
このファイルで指定した行にマッチしたurlはproxyStateやftpProxyStateの状態にかかわらず、このファイルの指定が優先されます。
urlの範囲設定では、プロトコル別、ホスト別、ファイルパス中のディレクトリ別、ファイルパスすべてでの設定が可能です。
また、"*"を使う事によって拡張子の指定と組み合わせる事もできます。
ファイルの中は1行ごとにurlに対する外部プロキシサーバを指定します。
各行の形式は次のようになります。
<urlの範囲設定>=<外部プロキシサーバ>
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urlの範囲設定は"*"を使う場合と、使わない場合があります。
まず、"*"を使わない簡単な方から説明します。
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urlの指定したい範囲までをそのまま記載してください。
ただし、必ず"/"で区切られた部分単位です。
つまり、"http://www"などと指定して、wwwで始まるホスト名すべてのurl設定などはできません。
一番最後に区切り文字を付けるか、付けないかは自由ですが、付いているものとして処理されると思ってください。
また、プロトコル別に設定する場合は"://"を付けても付けなくても同じになりますが、":"だけとか":/"だけだと何にもマッチしなくなります。
プロトコルとホスト名の指定は小文字にしてください。
そうしないとマッチしません。
それ以外は大文字小文字を区別してマッチング処理をします。
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"*"を使って拡張子指定と併用する場合は、まず"*"の前は上で述べた部分と同じです。
"*"の後が拡張子の指定になります。
リクエストされたurlの一番最後の"."より後を拡張子として解釈し、大文字小文字を区別しないで比較し一致すればマッチング対象になります。
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外部プロキシサーバは"サーバ名:ポート番号"です。
ポート番号を指定しない場合は8080が指定された事になります。
外部プロキシサーバは必ずしも別のマシンのサーバを指定する必要はありません。
127.0.0.1を指定すれば動かしているマシンの別のポートに転送する事ができます。
また、外部プロキシサーバを指定しなければproxyStateやftpProxyStateの状態にかかわらず外部プロキシサーバを使用せず、直接アクセスしようとします。
特殊な外部プロキシサーバとしてnoresponse.kbttshy.java_conf.gr.jpがあります。
これは実際にはppsd内部の仮想的なサーバでどんなリクエストに対しても外部からデータを取得せず204(NoContent)のステータスのレスポンスを返します。
データを取得したくないホストに対して使えばネットワーク接続時間の節約になります。
下記はサンプルです。
http://www.tk.xaxon.ne.jp/=xxx.yyy.zzz.ne.jp
http://shabby/=
http://control/=127.0.0.1:8082
http://xxx.co.jp/=noresponse.kbttshy.java_conf.gr.jp
http://xxx.yyy.zzz/ad/=noresponse.kbttshy.java_conf.gr.jp
http://xxx.yyy.zzz/*lzh=noresponse.kbttshy.java_conf.gr.jp
*tgz=noresponse.kbttshy.java_conf.gr.jp