開発日誌2001年12月

'01/12/01 03:05 (土)

• [private]
  久しぶりに秋葉原に行って電話機を買ってくる。 無駄遣いな気もするが、まあいいだろう。
  
  
• [environment]
  昨日の作業の時の不具合を思い出した。 下記のようにfdiskがなぜかfdisk98にリンクされている。

  02:48:59 smoky:/sbin$ ls -l fdisk*
  lrwxrwxrwx    1 root     root            7 10月 29 14:09 fdisk -> fdisk98*
  -rwxr-xr-x    1 root     root        73644 10月 24 03:45 fdisk.non98*
  -rwxr-xr-x    1 root     root        32156  4月 16  2001 fdisk98*
  

  Debianのバグだろうか？ fdisk.non98を使うことで不具合を回避した。
  
  
• [ppsd]
  入力処理の部分で止まっていたのを、方針を決定して進むことができるようになった。 入力処理の部分の処理は、結局Stringクラスに全部してしまい、読み込みデータはメモリ上に持つことにした。 そして、StringからStringInputStreamクラスを作りgetsのように必要なメソッドを実装している。 当分このままでいって、メモリ上に持つことが問題になったら、その時点で修正することにする。 その場合、修正するのはutil.rbだけでいいようにする。
  
  

'01/12/02 04:10 (日)

• [soccer]
  ワールドカップ抽選会、日本の対戦相手は、ベルギー、ロシア、チュニジアに決まる。 どの国もラッキーと思うような組み合わせだ。 決勝トーナメント進出の夢は強く持てるので悪くない。
  
  
• [private]
  夢を見た。 眉村卓さんの文章を読んでいた。 読みやすい。
  誰だかわからないが、読みにくい人の文章の後だったので感動した。 どうしてだろう。 七五調で書いているせいではないかと、気がついた。 七五調を意識して書いてみようと、夢の中で思った。
  
  
• [ppsd]
  プログラムは進んでいるが、テストがうまくいかない。 失敗しているみたいで、何もメッセージが出ない。 テストに使っているライブラリをもっと理解する必要がある。
  
  

'01/12/04 00:15 (火)

• [ppsd]
  ようやくにして、単純なプロキシー機能を実装する。 次の作業について迷う。 Java版のppsdを今回のデザインに合わせて修正するか、それとも前々から構想していた各種機能をプロキシーサーバーの連結した形で処理できるようにするかだ。 やはり、新しいデザインを考えるのが魅力的だなぁ。 決めた。 新らしいデザインの修正に入ろう。
  
  

'01/12/05 02:55 (水)

• [ppsd]
  新らしいデザインを試行錯誤しながら、コーディングする。 なかなかうまくいかない。 クラスが複雑になり、理解しにくくなる。 現行のコーディングをいかすことができないので、一度バラバラにするしかないのかもしれない。
  
  

'01/12/06 04:00 (木)

• [environment]
  ネットニュースが受信できない状態が続いていた。 調べてみるとロックファイルが残っている。 日付が11月30日だったのでマシンをシャットダウンした時に残ったのかもしれない。 削除して、受信できるようにする。
  
  

'01/12/07 01:20 (金)

• [environment]
  環境設定が必要な事。
  1. smokyのカーネルにreiserfsのパッチを組み込んでコンパイルする。
  2. smokyでのCDからの吸い上げ機能を整備する。
  
  
  
• [ppsd]
  夜、眠れずいろいろとデザインを考える。 Requestクラスに接続するServerServiceのクラスを格納しておく方法を思いつく。 コーディングしたみたが、それなりに満足できる出来栄えではないかと思う。
  
  

'01/12/08 01:45 (土)

• [private]
  ビデオが壊れた。 録画、再生で画像が砂漠状態になってしまう。 ただ、今までの経験だと一週間ぐらいすると正常に戻る。 なぜ、壊れるのかその原因がわかればいいと思うのだが。 怪しいのは録画中の一時停止だろうか。 まだ、二年ぐらいしかたっていないのにと思うと、ビデオは低価格化によって耐久力が落ちているのだろう。 買い換えも考えるが、今の時期だとDVDレコーダを買いたくなってきた。
  
  
• [ppsd]
  url.confファイルの読み込み処理をするクラスを少しいじる。
  
  

'01/12/11 01:20 (火)

• [ruby]
  defined?の使い方がよくわからなかったので、検索してみたがどのクラスで定義しているのかわからない。 どうすれば発見できるのか悩んでいる。
  
  
• [environment]
  reiserfsのパッチ当てを実行。 Debianにreiserfsのパッチがあることがわかったので、アップデートしてからインストールした。 特に問題なくreiserfsの領域にもアクセスできるようになる。
  もっとも、新しいパッケージをインストールするたびにDebianをアップデートしていると、更新するパッケージが多くて時間がかかるのが困った所。 ただ、バージョンアップするたびにたいてい便利になっているので文句はつけづらい。 今回はw3mがバージョンアップしていて、バッファ選択の時にマウスが使えるようになっていた。 改善して欲しい所だったのでうれしい。
  
  

'01/12/12 00:40 (水)

• [links]
  
  • G-onらいだーず
    「全員メガネっ娘企画」らしいアニメのホームページ。 しかし、「Hellsing」がなにげにほとんどメガネっ娘だと思うのは久保田だけか？ ついでに男もメガネばっかしだけど。
    
    
  • 次期フラッグシップミッションの提言
    最初のページを見た時は予算を取るための計画に思えて懐疑的だったが、中を読むと結構よさげ。 宇宙デビューする新人アーティストがいるなら応援したい。
    
    
• [ruby]
  defined?の件、ウェブで検索してみるとRuby用語集では、演算子としている。 しかし、Rubyの演算子はほとんどがメソッド呼び出しであるから、メソッド呼び出しの演算子なのか、メソッド呼び出しでない演算子なのかはっきりしない。 「Programming Ruby」にはメソッドに印がついているのになと思って、ウェブ版のOperator Expressionsの部分を再チェックしてみると印がついていない。 どうやら洋書版の間違いのようである。
  
  
• [ppsd]
  RubyUnitを使ってテストを行なう。 作業が効率的になった。 うれしい。
  URLConfigurationクラスの作業をテストまで完了し、現在PPSDServerServiceクラスのテストに入っている。
  
  

'01/12/13 00:15 (木)

• [ppsd]
  テスト中にsegmentation faultが発生する。 なんかよくわからないが、関係ない所を削除していったら、SystemStackErrorが発生するようになった。 Rubyのバグのような気がしたのでメーリングリストに報告する。 久保田にはついていけない話になるが、結局前に報告されていた問題のようだ。 ということで結局落ちは投稿する前にもっと調べようということになる。
  
  
• [private]
  なんか寒い。 布団に入っていても寒い。 ホカロンを買った。 これを布団に入れておけば少しは暖かくなるだろうか？

'01/12/14 01:20 (金)

• [ppsd]
  ppsd_server_serviceのテストをほぼ順調に消化。 ただ、HTTPProxyServerServiceを継承したクラスでは転送するべきクラスが登録されていないと動かないのが気にくわない。 SimpleHTTPProxyServerServiceの機能もHTTPProxyServerServiceにマージしてしまおうと思う。
  
  
• [ruby]
  昨日のsegmentation faultの原因であるSystemStackErrorの大元の原因がわかった。 onceを同じメソッドに対して2度呼び出すと発生するようである。 segmentation faultのパッチを当ててから報告しよう。
  
  

'01/12/15 01:20 (土)

• [ppsd]
  SimpleHTTPProxyServerServiceの機能もHTTPProxyServerServiceにマージするのは、プログラムのバグを見えなくするだけの気がして中止。 また、ServerServiceのstartメソッドの中でsecurity_check?メソッド呼出しをやめようと思った。 しかし、そうするとせっかくinput_dataとoutput_dataでsocketを意識せずioオブジェクトとして処理できていたのが、またsocketを意識する処理に戻る。 socketを意識するのはsecurity_check?メソッドでけに閉じ込めるようにしたいので、この修正は断念。
  
  
• [ruby]
  segmentation faultのパッチを当てようと、ruby-1.6.5のソースを直接ダウンロードした。 パッチを当てる前に実行してみるとsegmentation faultが発生しない。 もう、パッチが当たっているのかと思ってソースを見ると全然違う。 結局segmentation faultが発生したruby 1.6.5 (2001-11-13) [i386-linux]のソースの中身をまず確認する必要がある。
  
  

'01/12/16 01:20 (日)

• [ppsd]
  offLineModeの時にlocalhostや127.0.0.1以外の指定でローカルのマシンにアクセスした場合の処置に悩む。 結果的に自分内部のサーバーにアクセスするとしても、別ホストのサーバーであるように処理する。 もう、これは仕様だ。
  
  作業はPPSDCacheServerServiceのconnect_check?のテストの途中まで進んでいる。 connect_check?とcacheとresponse_filterのメソッドが完成すればPPSDCacheServerServiceは終わりだ。
  
  
• [private]
  年末年始のゴミ捨ての日の回覧が回る。
  燃えるゴミは12月25日(火)28日(金)、1月4日(金)8日(火)。
  燃えないゴミは12月24日(月)30日(日)、1月7日(月)。
  12月29日に燃えないゴミを出し、1月4日に燃えるゴミを出せば、普段と同じでいい。
  
  
• [misc] ●あなたのＰＣ汚染度チェック
  やってみた。結果は下記の通り。
  
  

  2001年 12月 15日 (土) 20時 33分 39秒 現在
  
  
                                     あなたは 153.45%
                             コンピュータに汚染されています。
  
  
                           もうかなり駄目なレベルに来ています。
                           コンピュータ依存症と言っても過言ではないでしょう。
                           立ち直ることはまず無理です。
                           コンピュータが無くなったら、そわそわして何も出来なくなるでしょう。
                           また旅行などに行っても、手元にPCが無くてメールチェックが
                           出来ないなどの状態に絶えられませんね。
                           というか、多分モバイル環境も持っているから問題ないでしょうけど。
                           一般的なPC用語は問題ありません。
                           でも、もっと精進すれば、歩くコンピュータ辞典と
                           いわれることになるので、がんばりましょう。
                           貴方はどちらかというと、UNIXマニアですね。
                           Windowsのコマンドラインでつい「ls」などと叩いて
                           悔しい思いをしていることが多いことでしょう。
                           打倒ゲイツOSを掲げて日々精進してください。
  
  
  

  
  
  Windowsってマシンに入っているハードウェア検証用のプログラムじゃないのか？
  
  

'01/12/17 01:20 (月)

• [private]
  休みの日。 将棋NHK杯羽生善治対畠山成幸戦、最近の羽生将棋によくみられる微差だけどよくなって、最後には確実に勝つという将棋。 羽生ファンを長く続けているが、こういう将棋は本当に安心して見れる。 少し良い感じで終盤に入るとどんなに難しそうな終盤でも絶対に負けないとうのは凄いことだ。
  
  

'01/12/18 01:30 (火)

• [ppsd]
  PPSDRequest#off_line_priority_connect?の実装方針に悩む。 今の所は常にfalseを返すようにして結論を先延ばしにする。
  
  現行のプログラム無条件にif_modified_since_dateを削除しているようだ。 しかし、これはキャッシュが存在しない場合はおかしいのではないか？
  
  CacheServerServiceでファイルにデータを書き込む処理の起動をどうしていいかわからない。 Response#outメソッド終了のタイミングでクローズするのが普通だと思うが、bodyメソッドやbody_input_streamメソッドの呼出しがoutメソッド前に発生する可能性に対してどう対応すればいいのか？ ここらへんが正念場の気がする。
  
  

'01/12/19 02:30 (水)

• [ppsd]
  InputStreamクラスでEODの時にclose用に登録したメソッドを実行するように実験してみる。 ~/src/ruby/misc/close_addの下にプログラムを作る。 close処理を実行してから最後のデータを渡すのが根本的におかしい。 データ転送後、closeメソッドを呼び出すように決定。
  
  

'01/12/20 00:10 (木)

• [misc]
  新聞報道について疑問に感じる。 特殊法人改革の民営廃止が不十分といった論調の記事を見るようになった。 不十分の根拠としてあげられているのが、特殊法人のうち改革する数が少ないということらしい。 ここがよくわからない。 廃止民営化が正しいかはさておき、一つ一つの法人の規模が違う以上、単純な数は意味をなさない。 10人の法人を100改革するよりも、一万人の法人を一つ改革するほうが普通は影響が大きい。 法人の人員とか、補助金の額とか、売上げとか、何が適切かはよくわからないが、とにかくそういうものでパーセンテージを出さないと改革の大きさは判断できないはずである。 どうしてそういう報道がないのかおかしいと思う。
  
  
• [ppsd]
  テストの途中で不明確な部分があり、URLとHTTPFileクラスのテスト作業を追加し、テストを終了させた。 現在、PPSDCacheServerServiceとCacheResponseのテストをしている途中である。
  
  

'01/12/21 01:10 (金)

• [ppsd]
  CacheResponseのテストを実行、あまり進まない。
  
  RubyUnitのテストスクリプトを一度に実行するtest.shというシェルスクリプトを作成していた。 しかし、テストスクリプトがたくさん増えてくると表示が大量に出てみづらい。 一目でどのスクリプトで失敗したかわかるように、テストスクリプトの終了コードで判定して表示するようにした。 実行するとテストスクリプトはエラーでも終了コードは0のまま、どうも終了コードの変更はサポートしていないみたいである。 結局、c2t.rbに手を入れて最後の部分を次のように変更して、対応した。
  
  

  <   RUNIT::CUI::TestRunner.run(suite)
  ---
  >   if RUNIT::CUI::TestRunner.run(suite).succeed?
  >     exit
  >   else
  >     exit 1
  >   end
  

  
  
  

'01/12/22 01:55 (土)

• [ppsd]
  CacheResponseのテストを終了。 PPSDCacheResponseServiceのテストケースをたそうと思いテストスクリプトを整理した所、あるケースが失敗するようになる。 どうして失敗するのかわからずはまっている。
  
  

'01/12/23 01:10 (日)

• [ppsd]
  対応すべき問題をメモとして記録
  1. HTTPFileクラスにホストネームが設定されないで入ってきた時の対応、現在エラーのもよう
  2. CacheResponseクラスでディレクトリが存在しない場合の追加の対応
  3. propのhttp_proxy_stateで常にインスタンスが生成される問題の対応、これが昨日のエラーの原因

一応1は解決。

'01/12/24 02:10 (月)

• [ppsd]
  Headerクラスの入力データにIOとStringが両方使えるよう、getsメソッドをeachメソッドに変更した。
  
  

'01/12/25 02:10 (火)

• [ppsd]
  Responseクラスのinput_streamメソッドを削除。 データを転送する時はheaderとbodyを個々に転送するようにした。
  
  12月23日の問題、キャッシュをセーブする時にディレクトリがない場合の修正を入れる。 テストはまだしていない。
  
  
• [ruby]
  rubyについてのメモ
  • Arrayクラスのメソッドdeleteはなぜ修正したArrayが戻り値でないのだろうか？
  • onceは標準のメソッドに入ることはないのか？
  • sliceは何であるのかと思ったけど、内部的な呼出しで[]がArrayと解釈されてしまう時に使うと便利なのかな。 もっとも、selfを付けるのとどっちがいいのか？
  • 関数定義やクラス定義は先に書いておかないとエラーになる。 これはFAQのような気もするのだが、そうでもないのだろうか？
  • [ruby-list:909][ruby-list:917]Stringにgetsメソッドがないわけ。
  • ruby-list:1-2100まで読む。
  
  
  

'01/12/26 00:30 (水)

• [ruby]
  [ruby-list:1898]Kernelモジュールの存在する理由が面白い。 昨日、2000まで読んだと書いたが、typoで実際はruby-list:1から1100までだった。 今日は正確に2000まで読んだ。
  
  
• [ppsd]
  PPSDCacheServerServiceのテストでrequest_filterのテストを忘れていた。 現在テスト中、なんか眠くてすすまない。
  
  

'01/12/27 02:15 (木)

• [ruby]
  [ruby-list:2149]catch throwとrescue raise の違い。 今日は3000まで読む。 まだ、基本型を拡張できるバージョンになっていないのだが、その頃の話が早く読みたい。
  
  
• [ppsd]
  PPSDCacheServerServiceのテストでrequest_filterのテストをとりあえず動かす。 動作するようにはなったが、テストとしてはまだ不完全だ。
  
  

'01/12/28 02:50 (金)

• [ruby]
  今日は3500まで読む。
  面白い。
  • 3351 既存クラスの機能拡張
  • 3438 メーリングリスト
  • 3446 printlnの実装
  
  
  
• [ppsd]
  SimpleHTTPProxyResponseのテストを追加して実行、テストも完了。 データのセーブまで、できるようになったはずだから、実際の確認テストをする。 うまくいかない。 環境変数によるプロパティの設定処理がどうもうまくいっていないようである。 PPSDPropertiesに問題がありそうなのでテストを次に行なう。
  
  

'01/12/29 01:00 (土)

• [ppsd]
  PPSDPropertiesの問題は環境変数の設定でキーを大文字に変換していないためだった。 環境設定で大文字のキーに設定すると当初の予定通りに読み込んだデータをキャッシュしている。 成功だ。