主婦たちの生命線になっているお店も、まだなかったころ。
都会の音に慣らされた耳には 当時のこの町の静寂が新鮮。 耳を澄ませていると聞こえてくる 音のひとつひとつが懐かしく。 暗くなるとぽつぽつ灯されてゆく家々の灯りに 人の存在を想い、安心したものでした。