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Q-1 クロスカントリースキーと他のタイプのスキーはどこが違うの?
A-1-1 構造上の違い
クロスカントリースキーは北欧生まれの雪の上を歩く(あるいは走る)道具です。歩く機能に徹して必要の無いものを取り除いた、極めてシンプルな構造が最大の特長です。他のスキーと比較してみると下記の表のようになります。
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長さ |
長い(2m前後) |
短い |
中程度 |
短い |
中程度 |
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幅 |
狭い(5cm前後) |
やや広い |
やや狭い |
広い |
やや広い |
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重さ |
極めて軽い |
軽い |
軽い |
重い |
重い |
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エッジ |
無し |
有り |
有り |
有り |
有り |
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板の反り |
ダブル |
シングル |
シングル |
シングル |
シングル |
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キックゾーン |
有り |
有り |
有り/無し |
無し/シール使用 |
無し |
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ヒールフリー |
フリー |
フリー |
フリー |
脱着可能 |
固定 |
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靴の特徴 |
軽くしなやか |
やや重い |
やや重い |
重い |
極めて重い |
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A-1-2 使用するフィールドの違い
クロスカントリースキーは比較的高低差の少ないなハイキングコースや自然の森の中を歩くのに最適です。滑止めの有るキックゾーンによって、ある程度の傾斜の坂道はそのまま歩いて登ることが出来ます。逆に山スキーのように荷物を背負って深い雪の急斜面を下ったり、エッジを持たないためゲレンデのような堅い雪面を下るのは苦手です。適度のアップダウンの中、林間と湿原をぬって行く奥日光のルートは、クロスカントリースキーに最適と言えます。
Q-2 クロスカントリースキーにはどんな種類が有るの?
A-2 ツーリング(スノーハイク)用と競技用が有ります。
ツーリング用は比較的幅の狭い軽快なタイプと、比較的幅が広く荷重や深い雪に対応したタイプが有り、キックゾーンには滑止めのウロコ状の溝が作って有るので複雑なワックスの使い分けは必要有りません。
競技用はクラシカル用とスケーティング用が有り、いずれも幅が細く雪質や雪の温度に合わせて多数のワックスを使い分ける必要が有ります。競技用は整備された競技コースで使用します。
Q-3 クロスカントリースキーは難しいですか?危なくないですか?
A-3 自分のペースで楽しめます
自分の体力や経験に合わせて、歩く早さや距離など自分のペースで選べ、ウォーキングと同じで子供からシルバーエイジまで幅広い年齢層に対応します。また、もっと本格的に楽しみたい人はタイムレースや距離競技などアマチュア向けの競技に挑戦してみるのも良いでしょう。軽量でかかとが上がる構造であることや、混み合ったゲレンデとは異なり骨折などの事故も少ないスポーツです。ゲレンデのような人工のフィールドではなく、森や湿原など美しい自然に親しむことができるのも大きな魅力です。
Q-4 クロスカントリースキーではどんな服装が良いのですか?
A-4 防寒と運動性の両立が基本です
クロスカントリースキーは体全体をかなり動かしますので運動性の良い服装が理想です。また、休憩中はどんどん熱を奪われますので防寒も考えなければなりません。したがって、アウトドアウエアや登山用のウエアを基本に、インナーウエアなどで体温調節ができるように工夫すると良いでしょう。もちろん通常のスキーウエアでもかまいません。
帽子、手袋は必ず必要で、帽子は耳当てが有る方が良く、手袋は濡れた時に備えて替えを用意しましょう。タイツやアンダーシャツなどの下着は、汗をかきますので綿製で無い物(化繊や毛)を使用しましょう。綿製の下着は汗をかくと体に貼付き体温を奪います。靴下も毛や化繊の物が良く、靴の隙間の調節や、濡れた時の事を考えて2〜3枚用意しましょう。
Q-5 クロスカントリースキーで上手に滑るコツってありますか?
A-5 バランスとキックと体重の移動です
クロスカントリースキーの基本動作は「歩く」動きと同じです。踏み出す足に体重を移動しながら、後ろの足で地面を蹴る。初めての場合は板が細いのでバランスを取るのに神経を使うかも知れませんが、歩き始めると徐々に慣れてきます。手の振りは歩く場合と全く同じで、ストックでバランスを取りながら地面を押すことにより推進力となります。慣れてくるとこの動作が大きくなりスピードも増してきます。この動作はゲレンデスキーよりもスケートに近く、スケートとの違いは足をまっすぐ前後に動かす事(スケートは体の斜め前方向に足を出す)です。競技で使うスケーティング走法はスケートの動作と良く似ています。
ゆるい登り坂も慣れてくると同じ動作で登れます。急な登り坂はスキーを「逆ハの字」(ボーゲンの逆)にし、ストックを体の後ろに突いて後方に滑らないようにしながら、内股ぎみに地面を踏み締め登ります。
Q-6 奥日光はどんなところがクロスカントリースキーに適しているのですか?
A-6 適度なアップダウンの有るフラットなエリアに、美しく豊かな自然
標高約1400メートル、南北約4キロメートル、東西約4キロメートルの湿原と森林。ミズナラ、カラマツ、シラカバ、ウラジロモミの巨木が立ち並ぶ美しい森。奥日光の山々を背景に、いくつかの滝を流れ下りながら、湿原の中を蛇行して行く湯川の流れ。日光国立公園はまさに自然の宝庫です。緩やかなアップダウンの有るフラットなエリアでクロスカントリースキーの初心者も十分楽しめる条件に恵まれています。競技者やスピードを楽しみたい上級者には光徳周辺に1km、3km、5kmの整備された3つのコースも有り、奥日光は首都圏に最も近いクロスカントリースキーフィールドです。
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