ニューヨークはマンハッタンのイーストビレッジの端の方に位置するスポークン・ワード(ポエトリー・リーディング)の中心地の一つ。パフォーマンスとしてのポエトリー・リーディングの状況が見えてきます。(英語のみ)
竹間ジュンさんと松田嘉子さんによるホームページ。世間でワールド・ミュージックが喧伝され、それに伴い音素材としてのCDが数多く発売されていても、言語情報としてそれをカヴァーするものは案外少ないものです。一般の読者やインターネット・ユーザーにアクセスしやすいもので、これまでまともにアラブ音楽を扱ったものは非常に限られていたと思います。
極東に位置する日本からはるかに西を見渡して、アジア、インドまでは、やや情報が入手しやすいにしても、その向こうがわかりにくかったわけです。アジアから東欧、西欧に伸びる音楽の連続性と不連続性とを考察するためにも、絶対に欠かせないアラブという地域に私たちの耳を開いてくれる貴重なサイトです。
● 麻と人類文化
映画・ビデオ・DVD総合ナビゲーターを目指すホームページ。使いやすい検索サイトに成長するように利用者が支援していくといいですね。
さまざまな地域の音楽が収集されたライブラリーのホームページで、一部ではあるがサンプルとして聴くことができる音源が提供されている。リズムの文化差を幅広く受け入れるためにも、このようなホームページから多彩な情報を得ておく姿勢は必要だろう。
● 連芸座 Network Art Theater REN・GEI・ZA
これは面白い。連歌ならぬ連画のデジタル広場という世界。個人的な仕事が共同の場に送り届けられ、共有されるところに深い意味があります。既に完結したようですが、活動の軌跡が保存されています。その蓄積だけでも十分に興味深いものです。
● Some Resources on Harold Cohen and AARON
ハロルド・コーエンによるコンピュータ・プログラム「アーロン」は自動的に絵を創造します。それに関するいくつものサイトが紹介されています。創造行為を産出するプログラムはそれだけで魅力的ですが、産出された絵も独自な個性を示していて面白いものです。
若い世代の想像力と構想力が、ネットワーク世界でどのような表現力を発揮しているか、その一端が窺えます。英語サイトですが、リンクに導かれてどんどん中のページを巡回してみてください。
● 街路研究会
『都市の哲学』の著者、田村敏久氏のホームページ。彼自身が撮影したさまざまな都市の写真がたくさん掲載されています。人が優先される街路というものがどのように存在しているか、そのような視点から多彩な魅力的モデルが紹介されているばかりでなく、無惨な身の回りの風景に対する冷静な批判的視線も見逃せません。
● メディア教育開発センター(文部科学省 大学共同利用機関)
ITの技術、環境が教育にどのように活用できるか、されているか、その現状が把握できるホームページです。研究の成果としてのシンポジウム、研究会なども活発に開催しており、時々訪れることをお薦めします。
● CMNAVI
新作CMの最新情報を知りたいときは、このホームページをチェックしましょう。メディア系、映像系、クリエーター系に関心がある人にとってはうってつけのサイトです。
● ジャズ通り裏
管理人さんによると、このサイトは「ジャズの裏街道まっしぐら。ジャズライブやジャムセッション参加の心得、実戦に役立つ楽譜の書き方ほか満載!」というサイトです。
実は、この管理人さんは私の高校時代の親友で、SFの同人誌を一緒に作っていた仲間であり、今は、数々のバンドでドラムを叩いていて大忙しの人です。
● LA MAREE
詩、エッセー、小説に関する百瀬ヒロミさんのホームページ。ポエトリー・リーディング、歌、詩、映画などについて自分自身の落ち着いた考察が公開されています。私と関心が一致するトピックが幾つもあり、とても親しみを感じるホームページです。ぜひアクセスしてみてください。
札幌在住の作家、古舘真氏のホームページ。社会、自然、経済、ジェンダー、スポーツなどなど多彩な領域を横断的に対象化し、鋭く真摯な視線で取り上げています。
詩に関する検索サイト。古典から現代までの詩人、作品が英語で読める。英語で詩を読む人にはとても便利なサイト。