Online Telemetry Forwarder

● (No.904) Online Telemetry Forwarder (2016年3月4日)
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あらゆる衛星に対応した ｢Online Telemetry Forwarder｣転送ソフトが、DK3WN局
により開発されました。実際に対応している衛星は、次のとおりです。

BISONSAT, BUGSAT, CUBEBUG-2, DEORBITSAIL, FIREBIRD-3, FIREBIRD-4, GRIFEX,
MCUBED-2, O/OREOS, POLYITAN, QB50P1, QB50P2, STRAND-1, TIGRISAT, UNISAT-6,
UWE-3, PHONESAT2.4, ZACUBE, XW-2A..2F

受信データは直接、PE0SAT局サーバーに転送されるシステムです。またサーバー
には衛星名ではなく、衛星のID番号で受信データがリアルタイムで表示されます。
各局による受信転送実験が進み、このソフトの一般公開の許可が DK3WN局により
得られましたので、ここに紹介します。

DK3WN局に保存の zipファイルが、Ver0.6.0 に修正されアップデートされました。
今度は正常に解凍できます。まず同梱の online_conf.ini の MYCALL と QTH を
書き換え、同じフォルダに置きます。UZ7HO局の High-Speed SoundModem を事前
に起動してから tlm_forwarder.exe を起動します。 各衛星専用の解析ソフトも
このソフトと同時に起動することができます。

DK3WN site : http://www.dk3wn.info/p/?p=69954
Downloading: http://www.dk3wn.info/files/tlm_forwarder.zip
Statistics : http://tlm.pe0sat.nl/tlmdb/


   

   


[TlmForwarder, GetKissPlus, DwForwarder] (補足 7年後)

自局環境における SatNOGS への衛星データの送付状況を、上記三つのForwarder
を使って、それぞれ Windoes10 と LINUX_Ubuntu 上の動作状況を実験してみた。
それぞれの Forwarder は起動し受信はするものの、データを正しく SatNOGS へ
送付出来たのは、Windoes10 は、Dwforwarder 64bits のみ。LINUX_Ubuntu では
GetKissPlus 64bits のみ、という結果になった。



なお留意事項として、Windows10_DwForwarder の dwforwarder.cfg で、
> # URL of SatNOGS database server
> https://db.satnogs.org/api/telemetry/

と送付先アドレスを修正し、事前に フォルダ右クリック→プロパティ→
セキュリティ→Users→編集で ｢フルコントロール｣ にチェックを入れた。

そして、LINUX_Ubuntu_GetKissPlus の conf.ini で、
> #path in which the kiss files are written
> FILE_PATH = /home/(user)/.wine/drive_c/getkissplus

とファイルパスを修正し、LINUX + Wine 上で動作させている。(次図)

 


(参考) TlmForwarder, GetKissPlus, DwForwarder

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