● (No.725) カスケード接続 in TunaTerm (2011年12月2日) ------------------------------------------------- カスケード接続 #1 下記の記事を、絵付きにしてみました。まだ カスケード接続の設定をするところ までいっていません。その前段の話です。オレンジ色の線が衛星信号の流れです。 > MixW+TunaTerm を用いて、ハードTNCとソフトTNC(サウンドカード)からの信号 > を同時受信しているところの図です。以前、JA0CAW局が紹介していた方法を再現 > してみました。(受信衛星 XI-V, 1200bps, 21Nov.2011) 概念は並列接続です。 > > ハードTNC ........ OutputCOM1 > TunaTerm 接続1 ... Input COM1 > MixW ............. Input COM7 / Output COM8 > TunaTerm 接続2 ... Input COM8カスケード接続 #2 補足すると、第一図による並列接続のメリットは、9k6 と 1k2 の信号を同時受信 することができるということです。先日の JA0CAW局のコメントに述べられている 「カスケード接続」 の趣旨は第二図のようなことだと思います。いわば、直列接続 ですね。デメリットは、9k6 あるいは 1k2 の信号のいずれか一方しか流れていか ないということにあります。 PCサウンドカードと組み合わせて、直列・並列接続 の両方を実現することができそうです。後で落ち着いて考えてみます。MixW COM7 は、COM9 と設定するべきかもしれません。MixW の設定で、事前に COM7/COM8 と Bridge を組んでいるので、TunaTermのカスケード接続の送出 COM8 と無限ループ に陥ってしまうかもしれません。 第一図 第二図
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1K2・9K6同時受信 by JA0CAW 1K2・9K6同時受信:今日(Dec 2, 2011) の夜パスから Fast-1 は Digi-Peater と して利用できるようになります。Fast-1は、UPlink/DWlinkとも 1K2・9K6 の両方 のモードが使用可能です。そこでアクセスは別にして、1K2・9K6 両方を同時受信 する方法を記述しますので、参考にされてください。 この方法は、Agwpe+UISSでデコードするやり方です。 @ Agwpe の Port設定を DualPort に SET。 A Agwpe の TNCSetup の Channel の右左を違う Baud に変更。 Agwpe の設定は、これで終了。 B UISSの画面の SetUP をクリックして UISS の SETUP画面が出たら、AGWPort の RX の ALL にチェック。 これで終了です。 参考ですが、送信は UISS の SETUP画面の AGWPort「1」にチェックを入れて送信 すると、Agwpe の Channel 左に Boud を入れたものが送信されます。チェックを 「2」に入れると、Agwpe の Channel 右の Baud が送信されます。 1K2・9K6同時受信 by JE9PEL/1 この『1K2・9K6同時受信』方法について、JE9PEL/1 は「TunaTerm+MixW」による 方法を、そして、JA0CAW局は「Agwpe+UISS」による方法を提唱しました。本日は もっと簡単な方法を発見しました。 それは、同時に「MixW」を二つ起動する方法 です。 下図をご覧ください。事前に、Brigde を設定 (COM10-COM11, COM7-COM8) MixW しておいて、左側の MixW は、Input COM10 (1200bps)、右側の MixW は、Input Samplerate 22050 COM7 (9600bps) としています。'FAST-2/TEST-WAV(1k2/9k6)' を 同時にデコード StereoMix volume 2 することができました。 Output は、それぞれ COM11 と COM8 ですから、この先 Input 0 応用が効きそうです。 Mode shape 4
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