NO-44, ISS スプリット交信方法


● (No.661) NO-44, ISS スプリット交信方法 (2010年3月27日)
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NO-44 は、中心周波数 145.827MHz FM simplex でドップラー偏移も少ないので、
送信受信周波数をこのまま設定してデジタル交信ができますが、そのドップラー
偏移を送信受信周波数に厳密に適用して、下記のように無線機をスプリット設定
にしておくとデジタル交信がよりし易いでしょう。(以下、NO-44 の周波数設定)
※ここで述べる方法は、ISS(国際宇宙ステーション) Packet交信でも同様です。


KENWOOD TS-790S
最初に SPRIT ボタンを押し、SPRIT表示しておく。
MAIN ディスプレイに周波数を下記のように手動設定する。
実際は、AOS->TCA->LOS にかけ連続的に周波数を設定する。




AOS時
 1. A VFO に送信周波数を設定。 "A VFO, 145.824MHz"
 2. VFO B に受信周波数を設定。 "VFO B, 145.830MHz"
 3. MAIN ディスプレイを "VFO B, 145.830MHz" にしておく。
 4. PTT 動作で、瞬間的に送信周波数 "A VFO, 145.824MHz" になる。
 5. その直後に、自動的に受信周波数 "VFO B, 145.830MHz" に戻る。

                    Up                                       Down
  


TCA時
 1. A VFO に送信周波数を設定。 "A VFO, 145.827MHz"
 2. VFO B に受信周波数を設定。 "VFO B, 145.827MHz"
 3. MAIN ディスプレイを "VFO B, 145.827MHz" にしておく。
 4. PTT 動作で、瞬間的に送信周波数 "A VFO, 145.827MHz" になる。
 5. その直後に、自動的に受信周波数 "VFO B, 145.827MHz" に戻る。

                    Up                                       Down
  


LOS時
 1. A VFO に送信周波数を設定。 "A VFO, 145.830MHz"
 2. VFO B に受信周波数を設定。 "VFO B, 145.824MHz"
 3. MAIN ディスプレイを "VFO B, 145.824MHz" にしておく。
 4. PTT 動作で、瞬間的に送信周波数 "A VFO, 145.830MHz" になる。
 5. その直後に、自動的に受信周波数 "VFO B, 145.824MHz" に戻る。

                    Up                                       Down
  





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