● (No.477) SuitSat-1 受信法 (2006年2月8日) ------------------------------------------ 件名 :SuitSat を聞く方法、およびテレメトリ受信法 How to Hear SuitSat, and save telemetry [amsat-bb:90764] 送信者:Miles Mann / WF1F, MAREX-MG, http://www.marexmg.org MAREX-NA (Manned Amateur Radio Experiment, North American Division) 日時 :2006年 2月8日 6時8分(JST) ISS(国際宇宙ステーション) アマチュア無線状況:2006年 2月6日 SuitSat-1 は、先週の金曜日 2006年2月3日 (日本時間 2月4日 8時2分) に、 スケジュールどおり打ち上げ(放出)された。 アンテナシステムの問題により 送信電力の 500 ミリワットの全てはアンテナへ送出されていない。この送信 電力損失の正確な原因はわからない。 ともかく、SuitSat-1 からの信号をコ ピーすることは、大変難しい。 SuitSat-1 の送信機とコントローラは、まだ 動作している。音声メッセージ、テレメトリ、および SSTV 画像は、9分ごと のサイクルで、まだ送信されている。 このダウンリンクをコピーすることは ほとんどの局において大変微弱すぎる。もし 貴局がアンテナ追尾システムを 持っていて SuitSat からの確かなテレメトリ情報を得ることができるなら、 我々はそれを聞いてみたい。 特に次のものを必要としている。 温度:数分ごとに温度を音声として送信している。 バッテリー電圧:これは 28 ボルトの尺度である。 このデータを受信した日付と UTC 時刻。 このデータを受信した時のロケーション(位置)。 9分ごとのサイクルの最初において SuitSat-1 は、ID と ミッション時刻、 温度と電圧を、次のようなフォーマットで音声送信してくるだろう。 This is SuitSat-1 RS0RS Mission time is: The temperature is: 21 degrees Celsius The Battery voltage is: 27.4 Volts もし、CW が聞こえるなら、SSTV のデコードの準備をせよ。 次に、CW ID に 続く DTMF トーン、つまり SSTV となるであろう。 これはまた、システムの テレメトリを聞くための良い時でもある。テレメトリは、SSTV 画像の後に、 正しくやって来る。この全体の処理が繰り返される。 SuitSat-1 を聞くために必要は機器は次のようなものである。 アンテナ:高利得、10+ dBd 以上。(円偏波アンテナが望ましい.) 水平仰角ローテータシステム。 アンテナ直下型プリアンプ。 仰角 40度以上の直近のパス。 アンテナの利得はどのくらいの大きさか。 1/2 波長ダイポールのエレメント数との関係は、次のとおり。 1 = 0 dBd 2 = 3 dBd 4 = 6 dBd 8 = 9 dBd 16 = 12 dBd 以上
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