● (No.370) 東大CubeSat "XI-IV", 東工大CubeSat "CUTE-I" 受信の記録 #3 (2003年 7月3日) ----------------------------------------------------------------------------------- ( 2 Jul 2003) JQ1YCZ 此上 23. CUTE-I送信予定030703 ( 3 Jul 2003) JQ1YCX 大石 24. XI-IV軌道予測と運用予定 ( 3 Jul 2003) JH4DHX 大谷 25. CUTE-I受信報告 ( 3 Jul 2003) JQ1YCX 大石 26. XI-IV次回軌道予測と運用予定 ( 3 Jul 2003) 7N1JVW 藤田 27. QuakeSat 9600パケット受信 ( 3 Jul 2003) JA7JZS 芝山 28. 4つの軌道要素 ( 3 Jul 2003) JH4DHX 大谷 29. CUTE-I受信報告 ( 3 Jul 2003) JQ1YCZ 此上 30. CUTE-Iパケット送信予定030703その2 bottom top -------- Subject: CUTE-Iパケット送信予定030703 From: Konoue Kazuya Date: Wed, 02 Jul 2003 21:39:15 +0900 JAMSAT-bbの皆さん. こんにちは.此上@東工大です. 皆さん,お忙しい中での多くのCUTE-I受信レポートありがとうございます! 明日(7/3)のスケジュールは,東京上空では, Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 03:56:11 03:59:26 04:02:40 00:06:29 060 085 111 2.4 Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 05:32:53 05:40:35 05:48:13 00:15:20 018 100 181 52 Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 07:13:41 07:20:18 07:26:55 00:13:14 354 295 235 18.4 Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 15:16:21 15:21:11 15:26:02 00:09:41 097 057 017 6.7 Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 16:52:39 17:00:17 17:08:00 00:15:21 157 073 350 65.4 Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 18:34:42 18:40:51 18:47:06 00:12:24 214 268 323 13.2 と予想しています. チーム内での協議結果,最大仰角が10度に満たない場合には, 基本的にパケット送信は行わない方針でいくことにいたしました. したがって,明日は,まず, Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 05:32:53 05:40:35 05:48:13 00:15:20 018 100 181 52 のパスでFMパケットを25分程度送信を試みます. ただ,コマンドの通り具合によっては, 実行できないこともありますので,ご了承ください. 周波数と形式は,引き続き, ・437.47MHz+ドップラーシフト ・AX.25,1200bps ・パケット送信間隔2秒,送信時間25分 の予定です. また,これまでのテレメトリの解析結果は,処理し次第, 随時,ホームページにアップしていきますので, なにかご意見・アドバイス等ありましたら,いただけると幸いです. みなさま,今後とも,どうぞよろしくお願いいたします. _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Kazuya KONOUE Student in doctoral course Laboratory for Space Systems (LSS) Matunaga Lab. Dept. of Mechanical and Aerospace Eng. Tokyo Institute of Technology, Japan Web:http://lss.mes.titech.ac.jp _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ bottom top -------- Subject: XI-IV軌道予測と運用予定 From: "Chikara Ohishi" Date: Thu, 3 Jul 2003 03:28:59 +0900 JAMSAT-BBの皆さん。 JQ1YCX 東大管制局の大石です。 よろしくお願いいたします。 XI-IV打ち上げ以降非常に多くの方からのCW受信のレポートを頂大変心強く思って おります。 ありがとうございます。 現在私どもはXI-IVの軌道情報として以下の2Lineデータを考えています。 2003031E 1 27844U 03031E 03182.84668125 .00000169 00000-0 10000-3 0 10 2 27844 98.7249 189.7465 0008818 303.3978 56.6418 14.20036692 164 昨日の運用ではCWデータの受信には高い確率で成功しているのですが、 FMパケットの受信においては菅平局においてのみの成功となっております。 本日午前の運用を以下のように計画しておりますので、 CW、FMパケットともにぜひとも受信に協力していただけますようよろしくお願い いたします。 02-Jul-03 03:56:23 Az = 61.8 El = 0.0 Range = 3378 km 02-Jul-03 03:59:23 Az = 85.3 El = 2.0 Range = 3158 km 02-Jul-03 04:02:21 Az = 108.7 El = 0.0 Range = 3365 km CW送信のみ CW周波数 437.8475MHz+ドップラーシフト 02-Jul-03 05:32:53 Az = 19.1 El = 0.0 Range = 3382 km 02-Jul-03 05:40:34 Az = 100.3 El = 49.7 Range = 1053 km 02-Jul-03 05:48:10 Az = 180.6 El = 0.0 Range = 3354 km メインとしてFMパケット送信 FMパケット周波数 437.490MHz+ドップラーシフト FSK, AX.25, 1200bps http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/nlab_gs/index_ja.html においてCW、FMパケットのフォーマットを掲載しておりますので参照下さい。 今後ともよろしくお願いいたします。 bottom top -------- Subject: CUTE-I受信報告 From: JH4DHX 大谷 Date: Thu, 03 Jul 2003 06:15:32 +0900 ----- CUTE-T受信報告 ----- JH4DHX/3 大谷です。 今朝、05:33過ぎからのパスで、CUTE-Tのパケット信号を受信しました。 信号は、2秒置きに発信されており、良好にデコードすることができました。 受信した内容を、以下に示します。バイナリデータにつき、そのまま掲載 します。 (ここではタイムスタンプのみ掲載します.) JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:40:16] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:40:30] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:40:38] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:40:44] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:40:46] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:40:52] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:41:00] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:41:14] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:41:16] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:41:28] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:42:08] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:42:14] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:42:16] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:42:58] (UI): JQ1YCY>JQ1YCZ-3 [03-Jul-03 05:46:22] (UI): 受信日時:2003.7.3 05:40〜05:46 受信場所:N34.52.17, E135.36.55 (PM74TU) 信号強度:S3(MAX) 周波数:437.473MHz → 437.461MHz(dop.) 受信機: TR-9500G 空中線: 8el YAGI bottom top -------- Subject: XI-IV次回軌道予測と運用予定 From: "Chikara Ohishi" Date: Thu, 3 Jul 2003 06:49:55 +0900 JAMSAT-BBの皆様。 おはようございます。 JQ1YCX 東大管制局の大石です。 早朝から受信レポートありがとうございます。 FMパケットについては予定通りの送信ができなかったようです。 受信を試みていただいた方にはご迷惑をおかけしました。 申し訳ございません。 次回運用は、 02-Jul-03 07:13:37 Az = 355.3 El = 0.0 Range = 3387 km 02-Jul-03 07:20:18 Az = 295.1 El = 19.2 Range = 1875 km 02-Jul-03 07:26:58 Az = 234.7 El = 0.0 Range = 3361 km CW送信のみ CW周波数 437.8475MHz+ドップラーシフト を予定しております。 軌道情報としては引き続き、 2003031E 1 27844U 03031E 03182.84668125 .00000169 00000-0 10000-3 0 10 2 27844 98.7249 189.7465 0008818 303.3978 56.6418 14.20036692 164 を考えております。 http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/nlab_gs/index_ja.html においてCW、FMパケットのフォーマットを掲載しておりますので参照下さい。 今後ともよろしくお願いいたします。 bottom top -------- Subject: QuakeSat 9600パケット受信 From: "Fujita Tadayoshi" Date: Thu, 3 Jul 2003 09:17:18 +0900 みなさま。 7N1JVW 藤田忠義 横浜市緑区 東大、東工大と同時打上げの、スタンフォード大学の QuakeSatの FMパケット(9600baud) 436.675MHzを、本日2003/07/03 07:18(JST) から受信しました。 使用アンテナ:13el クロス八木 受信機: プリアンプ20dB + FT-736 TASCO Packet Radio TNC-220 +外部モデムTMB-965 受信地点:北緯35度30分31秒 東経139度30分45秒 最大信号強度:59+6dB 下記に転載したパケットのタイムスタンプから、送信が10秒ごとに おこなわれているのが分かります。 13el クロス八木は左・右旋の切り替え方式ですが、右旋の方が 信号が強力でした。 解読した部分を下記に転載します。 cmd:に続く文字列がパケット。[07/03/03 07:18:50]などは受信 日時でTNCの内部時計を表します。誤差は+/-2秒以内。 バイナリ部分には多くの「スペース」などを含みますが、このまま 添付しました。 (ここではタイムスタンプのみ掲載します.) -------------------------------------------------- KD7OVB>QST [07/03/03 07:18:50]:QuakeSat Sun Jan 3 06:29:45 1988 KD7OVB>QST [07/03/03 07:19:00]:QuakeSat Sun Jan 3 06:29:55 1988 KD7OVB>QST [07/03/03 07:20:50]:QuakeSat Sun Jan 3 06:31:45 1988 KD7OVB>QST [07/03/03 07:21:01]:QuakeSat Sun Jan 3 06:31:55 1988 KD7OVB>QST [07/03/03 07:21:21]:QuakeSat Sun Jan 3 06:32:15 1988 KD7OVB>QST [07/03/03 07:21:41]:QuakeSat Sun Jan 3 06:32:35 1988 bottom top -------- Subject: 4 つの軌道要素 From: shibayama_masato Date: Thu, 3 Jul 2003 09:20:45 +0900 皆さん これまでのJAMSAT-BBの軌道要素の情報をまとめると以下のようになります。 @JAMSAT-BB 13276 石原さん・・・最初の軌道要素 CUTE-I 1 00000U 0 03181.65829861 .00000067 00000-0 31113-4 0 18 2 00000 98.6918 188.2630 0010691 319.2454 90.7027 14.20282625181474 AJAMSAT-BB 13309 平田さん CUTE-I 1 27844U 03031E 03182.84668125 .00000169 00000-0 10000-3 0 10 2 27844 98.7249 189.7465 0008818 303.3978 56.6418 14.20036692 164 BJAMSAT-BB 13309 平田さん XI-IV 1 27845U 03031F 03182.84712581 .00000167 00000-0 10000-3 0 15 2 27845 98.7229 189.7542 0008200 318.9237 41.1629 14.19514097 165 CJAMSAT-BB 13310 此上さん・東工大、(藤田さん)、13313,13318 大石さん・東大 XI-IV,CUTE-I 1 27844U 03031E 03182.84668125 .00000169 00000-0 10000-3 0 10 2 27844 98.7249 189.7465 0008818 303.3978 56.6418 14.20036692 164 このことから、 大学の両チームが採用している軌道要素は、 AJAMSAT-BB 13309 平田さんの CUTE-Iのようです。 同じ情報BJAMSAT-BB 13309 平田さんのXI-IVは、 CALSATで表示すると後を追った軌道になっています。 今度のパスで可視範囲の侵入時に、ドップラーの差をみれば、 より明確になるのではないでしょうか。 これまでの報告例から、下記の軌道要素がより正確ではないかと推測しますが、 如何でしょうか。 AJAMSAT-BB 13309 平田さん CUTE-I 1 27844U 03031E 03182.84668125 .00000169 00000-0 10000-3 0 10 2 27844 98.7249 189.7465 0008818 303.3978 56.6418 14.20036692 164 BJAMSAT-BB 13309 平田さん XI-IV 1 27845U 03031F 03182.84712581 .00000167 00000-0 10000-3 0 15 2 27845 98.7229 189.7542 0008200 318.9237 41.1629 14.19514097 165 ちなみに、@JAMSAT-BB 13276 石原さん・・・最初の軌道要素 の場合 地図から推定するに、500〜1000kmほど先行し先頭を走っています。 恐らく最初の軌道要素のため、周回速度もあり、また高度も高いと推定されますが、 データでは確認していません。 今回のように併走する衛星を追いかけることで、周回の様子が見てとれるのでは ないでしょうか。 CALSATでの表示は興味をそそります。 2003/07/03 .・ .・ ・● ・● .・ .・ ・● 芝山 正登 ・● .・ .・ ・● ・● bottom top -------- Subject: CUTE-T受信報告 From: JH4DHX 大谷 Date: Thu, 03 Jul 2003 04:12:30 -0000 ----- CUTE-T受信報告 ----- 受信日時:2003.7.3 07:22〜07:28(JST) 周波数 :436.837MHz 〜 (-dop.) 信号種別:CW 信号強度:S3(QSB) 受信内容:以下に示す。パケットの信号は、受信でき なかった。XI-Wからの信号も確認できず。 CUTE 74 A4 _8 80 E3 5E35 6F00 D8 DA 88 9E CUTE 80 A4 58 80 E2 5E35 6F00 2B F6 89 9D CUTE 76 A4 58 7F E4 5E35 6F00 2B F7 88 9_ __TE 77 A3 58 8_ _2 5E3_ _F00 2B __ __ __ (※ここ一行分、ANT方向調整のため受信できず。) CUTE 80 A4 _A 80 E6 5E35 6F00 2B F5 89 9C CUTE 7F A3 5B 80 _B 5E35 6F00 __ D8 _9 9D CUTE 7_ 5A 8_ __ __ 5E35 6F00 _B F5 __ 9C bottom top -------- Subject: CUTE-Iパケット送信予定030703その2 From: Konoue Kazuya Date: Thu, 03 Jul 2003 15:54:32 +0900 JAMSAT-bbの皆さん. こんにちは.此上@東工大です. 皆さん,お忙しい中での多くのCUTE-I受信レポートありがとうございます! 本日,CUTE-Iのスケジュールは,東京上空では, Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 16:52:39 17:00:17 17:08:00 00:15:21 157 073 350 65.4 では,FMパケットを25分程度,2秒間隔で. Thu 3 Jul 2003 (UTC+9) 18:34:42 18:40:51 18:47:06 00:12:24 214 268 323 13.2 でも,FMパケットを送信する予定です. ただし,コマンドの通り具合によっては, 実行できないこともありますので,ご了承ください. 周波数と形式は,引き続き, ・437.47MHz+ドップラーシフト ・AX.25,1200bps の予定です. 現在,これまでにいただきましたテレメトリの受信レポートを, 引きつづき,解析しております. 随時,ホームページにアップしていきますので, なにかご意見・アドバイス等ありましたら,いただけると幸いです. みなさま,今後とも,どうぞよろしくお願いいたします. _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ Kazuya KONOUE Student in doctoral course Laboratory for Space Systems (LSS) Matunaga Lab. Dept. of Mechanical and Aerospace Eng. Tokyo Institute of Technology, Japan Web:http://lss.mes.titech.ac.jp _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
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