2011年3月11日 に起こった東日本大震災に関連し、当初は米・水の入手が非常に 困難であった。ガソリンも売り切れ、ガソリンスタンドには長蛇の車の列が見ら れた。米・ガソリンは一段落したが、原発損傷の影響で電力はいまだ不足気味で 今後も計画停電が無期限で予定されている。その影響で、懐中電灯等で使用する 乾電池の単一、単二が購入できない状態が続くと思われる。 家電店では単三乾電池は供給はあり数は少ないが今でも販売はされている。調べ てみると、単三を単一乾電池に変換するスペーサー(アダプター)なるものがあり 安かったので通販で購入してみた。緊急用には使用できるのではないかと思う。 アウトドア(キャンプ)用の『LOGOS クリプトンランタンST』は本来、単一乾電池 四本で 9時間連続点灯可能なランタンである。電池使用でキャンプで重宝した。 これを単三乾電池で光らせてみたい。(実験は自己責任で。) 1. 通販で「単三→単一スペーサー(透明ケース)」を 4個 (2個セットx2) 購入。 2. ケースのマイナス側に開いている穴が単三乾電池と同じ面積で、ランタンの 「くるくるバネ」の直径13mm の方が大きい。つまり、ランタン側の通電部と 接触しない... 困ったぞ。 3. 一円玉を当ててみてもだめ... 何か適当な金属を間に挟まないとだめだなー 4. 考えること数十分。だめもとで、直径 9mm のワッシャーを「くるくるバネ」 の中に一つ適当に落として無理矢理、ケース 4個をランタンにはめ込んでみ たら見事に通電。光った。実験成功。充電式単三蓄電池でも点灯可能と思う。![]()
![]()
![]()
![]()
大震災直後はガソリンは売り切れ、スーパーやコンビニからは乾電池・米・パン・水などが 全く姿を消した。二週間ほどで需要と供給のバランスが取れ始めたが、未だに単一乾電池だ けは見かけることがない。前回、単三乾電池を単一乾電池に変換する包み込むタイプのスペ ーサーを実験してみて、アウトドア(キャンプ)用のランタンに適用できることを確認した。 今回は、単三乾電池をスペーサーにはめ込んで単一乾電池に代用するタイプのものを使って 実験してみた。写真に見えるように、単三乾電池のマイナス側がスペーサー本体の後部より 1mmほど突出して収まるので、大型懐中電灯に そのままスペーサーを 4本を挿入しただけで 点灯させることができた。はめ込み式スペーサー本体は硬いプラスチック製なので軟らかい 包み込み式スペーサーより強度もある。どちらも連続点灯時間は減少すると思うが、単一乾 電池のない今の状況では緊急用には使えることがわかった。
![]()
![]()
トップ へ戻る.
Myページ へ戻る.
衛星ブログ へ戻る.
ホームページ(目次) へ戻る.