演習29 「Access 2000」 の解説 その4
事前に、次のように 「テーブル1, クエリ2, テーブル3」 を作成しておく。
なお「クエリ2」において、演習28(a) と同様にして、新たな演算フィールド
として次の「判定」のフィールドを作成した。
判定: IIf([合計]>=300,"A",IIf([合計]>=200,"B","C"))
この IIf関数 は、いわゆる If 制御文のことで、IIf(条件,処理1,処理2)
の構造をしている。もし、条件に合致していれば処理1を行い、合致していな
ければ処理2を行う。上の判定のフィールドは二重構造をしていることに注意。
さて、この三つのテーブル・クエリを元に 下記のようにして「結合」を行う。

(1) データベース初期画面 - オブジェクト - クエリ -「デザインビューでクエリ
を作成する」- 開く - (使用するテーブル・クエリを選択) - 追加 - 閉じる
(2) 新たなクエリに複数のテーブルやクエリを選択すると、リレーションシップ
を設定してあるフィールドや、フィールド名とデータ型が共通のフィールド
がある場合は、自動的に結合線で結ばれる。
なお、ここでは「主キーの設定」として、テーブル1とクエリ2では ID の
フィールドに、テーブル3では判定のフィールドに設定してある。

(3) そして、各テーブル・クエリから、必要なフィールドを下段フィールド欄に
ドラッグして追加する。
(4) 画面左上 - (▼)ビューボタン -「データシートビュー」 をクリックすると
次のクエリが完成しているのが確認できる。

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