● (FUROKU.18) GSC & VIEW-DIR 最新情報 (1995年 8月1日)
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　「WiSP」の各ファイルが、衛星 KO-23 とインターネット上で頻繁にバージョン
　アップを繰り返していますが、つい先日（7/28 '95）、最新版の GSC ver 0.92
　および、VIEW-DIR ver 0.84 がアップロードされました。その特徴と変更点を、
　これらのプログラムの作者 Chris Jackson (G7UPN) 氏の代理人を務める、W0SL
　(Roy)氏のメッセージを翻訳することで紹介いたします。（翻訳許可済）


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　発信：W0SL
　宛先：WISP
　標題：WISPの最新版
　キー：特徴と変更点
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　WISP の最新版
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　著者の Chris Jackson (G7UPN) への質問を、次の インターネットのアドレスへ
　送信することができます。

　　　　　　　c.jackson@ee.surrey.ac.uk


　GSC 最新版（訳注：ver 0.92）
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　１．新しい MAP オプションの特徴 − GSC ウィンドウの MAP ボタンをクリック
　　　して、MAP メニューバーから Tracking を選択して下さい。ドロップダウン
　　　メニューに、ある一つのオプション項目があることに気付くでしょう。以前
　　　のバージョンにおけるこれらのオプションは、Ground Track(衛星の航跡)と
　　　Sun Terminator (太陽の日没線) を含んでいました。これらのオプションに
　　　Acquisition Circle（可視円）が追加されました。

　　　追尾している衛星に対して、Normal and/or Fast「標準(かつ/または)高速」
　　　のスピードに関する、これらのオプションを選択することができます。

　　　　　　　N = Normal speed
　　　　　　　F = Fast speed

　　　この Normal と Fast スピードの両方に関する、これらのオプションの任意
　　　の組み合わせを選択するために、ボックスをチェックすることができます。


　２．Rotor Setup（ローテーターの設定）に、新しく 「EasyComm」という項目が
　　　あります。基本的に約 2秒ごとに、明記された COM ポートに 次の文字列を
　　　出力します。

　　　　　　　AZaaa.a ELee.e UPuuuuuuuuu mm DNddddddddd mm

　　　ここで、aaa.a は 要求されたローテーターの方位角(゜)
　　　　　　　ee.e  は 要求されたローテーターの仰角(゜)
　　　　　　　uuuuuuuuu  は 要求されたアップリンク周波数(Hz)
　　　　　　　ddddddddd  は 要求されたダウンリンク周波数(Hz)
　　　　　　　mm は 要求された無線モード（すなわち FM, SSB など）です。

　　　　　　　注： a, e, u, m, d の値の整数値の部分は変数です。例えば、
　　　　　　　　　 mm は、FM, SSB などです。

　　　この特徴は、アンテナや周波数コントローラを自作したユーザーにとって、
　　　恩恵を得る設計です。まだ、テストが 100％ できたわけではありませんが、
　　　少なくとも１局は、それをベーター(β)テストで使用しています。


　VIEW-DIR（訳注：ver 0.84）
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　１．View-Dir ウィンドウの縮小サイズの問題が、このバージョンにおいて 良く
　　　改善されました。


　73, Roy -- W0SL
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(Tnx. JA3CF)

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