CubeBug-1 wavファイル再生


CubeBug-1 PolySat-Team [2013年5月2日]

CalPoly (California Polytechnic State University) の PolySat-Team が受信
した CubeBug-1 のファイル(CalPoly_cubebugpacket_1900_4_30.wav.gz) を直接
Dropboxサイトからダウンロードして、デコードしてみました。JA0CAW局Blog に
も 縮小ファイル が掲載されています。今回は MixW と Soundmodem の両方を使
い 同時に再生デコードしてみました。何度実験しても次図のように Soundmodem
の方に軍配が上がりました。この原盤のファイルは、20MBの大きなサイズですが
デコードできるのは、最初の方の高々 4個のパケットデータと言われています。
Tnx.> DK3WN, JA0CAW




CubeBug-1 再生 #1 [2013年5月3日]

CubeBug-1 wav → MixW → OnlineKiss → KissTerm
という信号の流れで、概念は次の右図のとおりです。

  


CubeBug-1 再生 #2 [2013年5月4日]

CubeBug-1 wav → Soundmodem → Agw_Online_Kiss
という信号の流れで、KISSファイル取得にはこの方法が一番簡単です。




Soundmodem.ini [2013年5月13日]

普通、Soundmodem → Settings → Devices → RX SampleRate値を変更すること
を考えますが、例えば 22050 と入力しようとすると、Warning(警告)が出て先へ
進むことができません。JA0CAW局の提唱する soundmodem.ini を直接、エディタ
で書き換えて、RXsampleRate=44100 とすることは今まで気が付きませんでした。
グッドアイデアですね。 CalPoly (California Polytechnic State University)
が CubeBug-1 から受信したファイル CubeBUG-1_CalPoly_30042013_1900-2.wav
を用いて、自局でも JA0CAW局と同じように、後追い実験して再現してみました。
次のように、SampleRate値によるデコード率の違いは明白です。信号がどんなに
微弱でも 明瞭に受信さえできていれば、このようにデコードができるのですね。


 SR=11025                SR=22050                SR=44100
    


CubeBug-1 再生 #3 [2013年5月20日]

改めて CubeBug-1 wav → MixW の流れで再生をしてみました。MixW の設定を次
のように変更して、JA6PL局が受信保存したwavファイルを再現デコードすること
ができました。

  


CubeBug-1 再生 #4 [2013年9月7日]

Soundmodem_1k2 が、Ver0.52b までバージョンアップしました。

> SCM v0.52b changes:
> - Improved MEM-recovery feature. That tries to recover corrupted frame from
>   the last frames buffer. It may help if the frames are often repeated, e.g.
>   supervisory frames. You can change the number of last packets in the INI file
>   (by default is "MEMRecovery=100"). Higher value may help on a very noisy path.
>   
>   If you don't need to receive the short non-AX25 frames you can limit minimal
>   length of frame to 17 ("RawPktMinLen=17"). It will reduce the accumulation of
>   unnecessary frames in the buffer.
> 
> SCM v0.51b changes:
> - Limited the number of bits for bit recovery operation (only for undefined
>   state at three different levels of threshold comparator).
>   WARNING! Test showed this option may cause additional erroneous CRC collisions,
>   so use it at your own risk. By default is OFF
> 
> SCM v0.50b changes:
> - Added single bit recovery feature
> - Fixed transmission non-AX.25 frames to application (see option "NonAX25Frm" in the INI file)
> 
> SCM v0.49b changes:
> - Improved RX-part of the modem (improved ATC and added interpolation)
> - Improved DCD for 1200 and 2400 bauds
> - Fixed some bugs in the AX.25 L2-layer protocol
> - Expanded features for non-standard AX.25 frames for SAT-operations.
> 
> SCM v0.45b changes:
> - Added "6dB Pre-Emphasis filter" option.
>   Pre-Emphasis filter it's a high-pass filter that emphasizes the high
>   frequencies in the audio spectrum. Preemphasis increases the level of
>   high frequencies by 6dB per octave. It might help to receive signals
>   at 1200 and 2400 bauds if the frequency response of the receiver is not
>   a "flat".
> - Added "UTCTime" option for indicate the time in UTC format. (1=On / 0=Off)
> - Added "NRMonitorLines" option for limit number of lines "Monitor" window (10-65535).
> - Improved compatibility with the AGWPE and MixW AX.25 Protocol (reduction of REJ collisions)
>   and fixed some small bugs.

モニターウィンドウの "NRMonitorLines" が、Ver0.45b から 10〜65535 までの
範囲で設定できるようになっています。最初に Soundmodem を起動終了した直後
に自動生成される "soundmodem.ini" の 3行目にこの項目があるので、エディタ
で書き直し保存します。 "NRMonitorLines=1000" の設定で、1回の衛星パスでは
充分でしょう。ログをコピーするには、モニターウィンドウ内で Ctrl+A で全体
を青く反転させて選択した後に、Ctrl+C でコピーして エディタ上に Ctrl+V で
貼り付けます。

Ver0.50b では、データがAX.25フレームでないものは表示されなくなりました。
さらに Ver0.51b では、'Modem settings' の設定に 'Bits Recovery' の項目が
新たに追加されました。ここはデフォルトの 'NONE' のままにしておくのが無難
なようです。

Ver0.52b では、'MEMRecovery=100' が新規加され、そして 'RawPktMinLen=17'
とデフォルト値が変更になりました。まだしばらく Verアップが続きそうです。

先日(2013年9月5日)のJA0CAW局Blogで、CubeBug-1 の信号を Soundmodem_1k2 で
デコードするための新たな方法が提起されました。 上記 [2013.5.13] の記事中
Soundmodem.ini の 'RXSampleRate=11025' を 44100 と書き直すと、CubeBug-1 
信号がデコードしやすくなると述べていましたが、ここは 11025 のままにして、
'Modem settings' の中で、'BPF Taps=64' および 'LPF Taps=32' と設定するこ
とで同じ効果があると述べています。つまり 'RXSampleRate' の値を 4倍にしな
いで 'BPF Taps' および 'LPF Taps' のデフォルト値を逆に 1/4倍にすると同じ
効果が得られるというわけです。 次に、'Soundmodem_1k2 Ver0.52b' を用いて、
これを再現してみました。

   

CubeBug1音源は、カリフォルニア州 California Polytechnic State University
の、CubeBUG-1_CalPoly_30042013_1900-2.wav を用いました。この音源で、上記
[2013.5.13] 記事中の SR=44100 の場合のデコード結果以上の効果が表れたこと
が確認できました。


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