WNISAT-1 北極海航路監視衛星
AXELSPACE, Weather News Inc. Japan (non-amateur)
Monitoring of the Northern sea routes and CO2 content of the atmosphere


UniSat-5関連の衛星の打ち上げ日時は、打ち上げ事業者のコスモトラス社により
2013年11月21日 7:10:11UTC(16:10:11JST)と正式に発表されました。唯一の日本
衛星 WNISAT-1 は、北極海域の海氷の観測を目的とした質量10kgの超小型衛星で
アクセルスペース社により開発され、その観測結果はウェザーニューズ社が海氷
の分布予測のために利用し、北極海を通過する船舶の安全な航行に貢献します。

青緑赤の可視光バンドと近赤外光バンドのカメラを搭載しており、北極海の海氷
の状態を高頻度で観測します。この衛星の電波はアマチュア無線の周波数帯では
ないので受信は難しいのですが、レーザー光は受信できるということです。

アクセルスペース社の会社概要および創業ヒストリーを読むと、今から10年前の
2003年6月30日に打ち上げられた日本初のキューブサット『東大CubeSat "XI-IV",
東工大CubeSat "CUTE-I"』より以前から連綿と続く知識・技術の積み重ねである
ことがわかります。WNISAT-1 については下記サイトから最新情報が得られます。

WNISAT-1 は予定どおり打ち上げられました。 管制局による初デコードの瞬間の
動画を下記に紹介しています。WNISAT-1 軌道要素 (確定済), 送受信システム等
知りたいことはたくさんあるのですが、プロの衛星は別次元の世界のようです。

(補足)

2014年11月12日、衛星 WNISAT-1 の信号を捉えることができました。
19:08-19:21JST, 12 Nov 2014, Ele 20 SE-E-N, 467.674MHz, 39423U 13066H

    


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