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高尾〜陣馬山往復マラニック

 8月の走行距離は135km。1日3〜5kmという短い距離が中心で、走らなかった日は3日しかなく、まず想定通りのトレーニングができた。とりあえず走れる体になってきたようである。9月はさらに距離を伸ばすべく、いままでのショートとあわせてロングも積極的に取り入れようと思っている。その手段としてはチーム走り屋で時折行う見沼ラン(ほぼ平坦で約20km)と、今回の高尾マラニックがある。自分ではなかなかできないが、周りに人がいればがんばれるところもあり、なるべく参加していこうと思う。

 9月6日、朝6時に南越谷に集合。これのために前日は19時で仕事を上げている(^^;;)。とはいえやはり眠く、座席に座るなり爆睡・・・。なんとか7時30分ごろに高尾山口駅に到着。今回の参加メンバーは10人。うち女性は4人とかなり華やかなメンバーである。
 8時、いよいよ出発。陣馬山までは距離にして約14km、登距離1000mぐらい。標高差は600mあるので、行きはのぼりで帰りは下るコース。ただ途中に3箇所ぐらいの峠を越すので、そのあたりは上り下りが交差している。オリエンティアMLでの情報によると、トップエリートは72分ぐらいで走るようだ。自分だとその1.3〜1.4倍はかかるだろうから単純に考えて100分ぐらいか、とりあえず1人で走るときは目安となるタイムだ。
 今回は自分を含め初めての人が多いから、途中のポイントで休みながらのランニングである。道は最初の川沿いこそ走りづらいがあとは整備された登山道がほとんど、一般の登山客の邪魔にならないように注意さえすればかなり走りやすい。道中は登山客もいたが、うちらの様なランニング部隊を結構いた、やはりマラニックとしてはメジャーな所だけある。
 先頭は結構なスピードでがんがん飛ばす。自分は後半に不安があったので後方のグループに入ってゆっくりと進む。陣馬への最後ののぼりでさすがにばてるが、比較的順調に陣馬へ到着することができた。だいたい2時間ちょっとといったところか。
 山頂ではビールで乾杯。さすがにおいしいが後半があるので1杯で止めとく。見晴らしは最高で、デジカメを高尾に置いてきたのを後悔したぐらい。1時間ほどの休憩でいよいよ後半のくだりに入る。
 くだりはさすがに速く、いままで苦労して登ってきた道をあっという間にやり過ごしていく。途中の城山で小休憩。そこでメンバーの1人(カズさん)がたのんだカキ氷が30cmぐらい積もっていてみんなで仰天。1人では食べきれないからと、みんなで分けることになった。自分はそこでラムネを飲んだ。でもなんでラムネを飲んだんだろう。今思うと不思議な行動だった。
 城山の手前ぐらいからひざがおかしくなっていて、1歩進むごとにじんじんと痛み出してくる。3月の荒川と同じパターンである。城山を過ぎてからはもう相当に痛むので、あまりムリして走らず、とはいえ集団から遅れないようにという感じで進む。残り1kmはもう完歩になってしまったが、なんとか高尾山口に戻ることができた。午後2時20分、時間にして6時間20分のマラニックはこうして無事(?)に終了した。
 
 終わったあとは立川まで行って恒例のチーム飲み屋。この店の目玉商品かどうかは知らないが、高さ2mはあるピッチャービール(その名もトマホーク)。チーム飲み屋にはうってつけであり、この日は10人で5本注文。自分は途中で見事に撃墜・・・。しかし弱い、というか最近とくに弱くなった。これではチーム飲み屋としてはやっていけない・・・。

 高尾マラニックはロング走にはうってつけのコースだ。周辺で30km程度の距離を走るのはなかなか精神的につらいが、ここまで来てしまえばという気にもなるし、あれだけ風景もかわると30km近い距離もあまり長く感じないものだ。11月の河口湖まで、あと2回はここを走ってスタミナを養いたいと考えている。
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