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インターバルトレーニング体験記

 中学は柔道部、高校は将棋部というよく分からない道を歩んできた自分には当然ながら陸上の経験はない。3月に生まれて初めて陸上競技場のトラックを走ったときはなんともいえぬ感動を味わった。今回は「Team走り屋」でインターバルトレーニングをおこなうことになったので、自分も喜んで参加した。

 場所は越谷にある「しらこばと陸上競技場」。特別にイベントが無ければ300円で誰でも練習ができる。1年ほど前に出来たばかりの競技場なので新しくて非常に美しい。トラックはおなじみの茶色ではなく青色である。

 メンバーは走り屋の店長含む10人ほど、サブ3の健脚の持ち主からファンラン派までレベルは様々。とりあえずアップをしていよいよトレーニング開始。トラックを2周ダッシュで走って1周ジョグというパターンを繰り返す形式である。

 はじめだけ一番速い組について行こうとがんばるが、1周も経たないうちに離されて最後はバテバテ。全然敵わないので次からは第2グループにつく、大体2周(800m)で3分弱といったところで、これなら何とかなる感じで2回3回と繰り返す。でも普段のジョギングとはわけが違って、練習としてはハンパじゃなくきつい。中高でこんなことやってたら間違いなく陸上が嫌いになっていただろうな。と思った。

 5回目になっていよいよ疲れがたまってきたが、ここでやってきたのがたまたま家族できたという小学生の女の子。一緒に走りましょうという感じで近づいてきた。ところがこの子が半端じゃなく速い。自分も相当がんばって走っているのだが、平気な顔でついてくる。聞けば1000mのベストは3分15秒だそうで、そりゃ普通の小学生じゃない(たぶん男でも敵わない)。6回目になるとこっちがついていけなくなり、おまけにラスト100mで足が攣ってあえなく敗北。

 というわけで6回途中で練習終了。皆さんも大会が近いこともあり当初予定していた10回を消化した人は誰もいなかった。まあ部活じゃないんだし、全然OKである。

 練習後は皆さんで昼食をとって無事終了。来週は東京国際のサブイベントをはじめ、いろいろな大会に皆さん出場する(私も上尾)。いい筋肉の刺激になったと思う。
(2003/11/9)