複合展示の構成
体験は読書の土壌
名 称 | 複合展示 | 野外ミュージアム |
定 義 | 体験と資料展示を軸に演出された本との出会い(屋内展示) | フィールドワークをふまえて行う演出された本との出会い(複合展示の展開) |
展開 @ | 動くミュージアム | 重層的野外ミュージアム |
定 義 | 機動性を重視した複合展示 | 複数のフィールドワークで構成された本との出会い ※複数の空間(フィールドワーク)、長期活動 |
実施例 | ○こどものための化石展(兵庫県東播磨日時計の丘公園) ○地域の歴史と化石展(大阪市旭区) ○石の道具と火の技術展(大阪府東大阪市) |
○不登校・ひきこもり自立援助民間施設との連携による活動 ○フィールドワークと図書館の活用 |
展開 A | 動くプチミュージアム | 地域(特定空間)のミュージアム化 |
定 義 | 機動性を重視した動くミュージアムで手軽な出展が可能 ※イベントへの協賛参加 |
ミュージアムを中心にした地域歴史文化資産のネットワーク形成(社会教育的再編成) ※ミュージアムと歴史ロマンネットワーク |
実施例 | ○地域イベント協賛(大阪市東淀川区) ○町ぐるみミュージアム(大阪市平野町ぐるみミュージアム) |
○守口門真ミュージアムエリア |
展開 B | 大道芸ミュージアム | テーマ別地域ミュージアム化 |
定 義 | 街頭での資料展示・ミュージアムグッズの実演販売 ※コミュニケーションの拡大 |
特定テーマを軸にした地域のミュージアム化(特定テーマによるミュージアムと歴史文化資産のネットワーク形成) |
実施例 | ○これからの課題 | ○京街道(維新街道)を往く |
□ 複合展示においては出会いの中心対象を絞ることが必要です。常設展示などの形で行う一般展示
では基本的に不特定多数の皆さんが対象です。これに対して、複合展示では対象の絞り込みが不可
欠です。理由ははっきりしています。たとえば、紙芝居効果では主人公がこどもなら対象もこども
というように感情移入しやすい条件がベターです。また、本の紹介を効果的に行う上でも対象を絞
りこむ必要が生じます。
□ 大道芸ミュージアムは、ミュージアム活動を舞台にしたコミュニケーションの展開を目的にして
います。