文禄堤 2002年 守口門真歴史ミステリー探索 プロローグ



                                      

                
明智 「小林くんは、守口門真、はじめてだったね
小林 「
はい
明智 「
ご無沙汰しているが、ここはぼくの故郷なんだ
小林 「
あっ、D坂の殺人事件ですね
明智 「それ以来東奔西走で、故郷をゆっくり楽しむ時間も許されなかった
小林 「今日は本当に良かったですね。乱歩先生が初期の名作を生み出した所ですから、楽しみだし、
     来れて嬉しいです
 
明智 「歴史のある町だからね。乱歩先生がぼくなんか生み出した発想は、このあたりの散歩中にひ
    ら
めいたことかもしれないんだ。
    探偵と歴史家は鋭い観察や分析を大事にするなどよく似ているか
らね。歴史や伝統、時間の
    重みを感じさせる歴史の舞台は、良い意味で大変刺激に満ちた所なん

小林 「先生、このあたりは駅から近いのに古い建物があって、良い雰囲気ですね
明智 「昔の東海道の宿場町でね。大名行列の殿様が休憩した本陣跡がすぐそこだよ」
明智 「さて、歴史舞台をただ見て歩くのは面白くないね。そこで、相談だが、探偵の目で守口門真
    の
歴史ミステリーやらロマンを推理して楽しめないだろうか
小林 「面白いですね。守口門真という現場にたって、歴史にどこまで迫れるかですね

          


                                         ご案内    

                  ご案内は、ミステリーファンの高校生コンビが多忙な名探偵にかわって行います。
               よろしくお願いします。

                         みちこ≪なんでも熱心≫    敬≪やや生意気な雰囲気がある≫