フィールドノート7 7/24 天神祭と大川界隈
「義経の時代と地域」関連取材として天神祭に沸く大川界隈に出かけました。
1 祭の準備が進んでいました
「船渡御(ふなとぎょ)」関連の船の準備が進む大川端。ここより下流に渡辺津。
2 「渡辺綱」駒つなぎの樟
船渡御の準備が進む大川端の至近に史跡・渡辺綱「駒つなぎの樟」があります。
このあたりは、鬼退治で有名な武者「渡辺綱」ゆかりの地なのです。
大阪市都島区
3 「源頼政」の武勇を伝える鵺(ぬえ)塚
「渡辺綱駒つなぎの樟」の近くに、渡辺党との関係が深い源頼政関連の史跡がありました。
この塚は、源頼政によって退治され、川に流された鵺がこのあたりに漂着したという伝承を伝えています。
大阪市都島区
源頼政、渡辺綱の足跡が残るこのあたりは、渡辺党ゆかりの土地でした。
4 渡辺津 2005年7月24日
水とのかかわりが深い祭です。
5 祭のさまざまな動きを楽しみました
6 伝統とは、時をこえて、共感・共有できる可能性
天神祭の誕生は951年。二年後に渡辺綱が生まれています。
渡辺綱が祭に参加した可能性を楽しむことができるでしょう。
「恋塚寺」関連の袈裟御前、渡辺渡、そして遠藤武者盛遠たちも祭を楽しんだ・・・と考えると楽しくなりました。
※ 義経の時代と地域第一部「恋塚寺」をご参照ください。
◆ 天神祭は毎年7月24日・25日に開催されます。船渡御は25日。奉納花火大会も25日です。
◆ 渡辺綱駒つなぎの樟・鵺塚・・・地下鉄線都島駅すぐ
◆ 義経の時代と地域「恋塚寺」第二部の準備を進めています。