尼信博物館と世界の貯金箱博物館
1 ミュージアムゾーン形成
地域の歴史民俗から多様なアートの世界。
世界の貯金箱と金銀貨の膨大なコレクションを通して見た世界の人々のくらしと文化。
尼信博物館、世界の貯金箱博物館へ出かけました。
近くには、「世界の貯金箱博物館」がすでに開館していますので、ミュージアム集積ゾーンとしてユニークで刺激的な展開をしています。
ミュージアム(展示)構成 2006・3・5現在
尼信博物館 無料 ○常設展示@2F展示室 城下町尼崎・・・尼崎の歴史・民俗資料の展示 ○常設展示A2F展示室 世界のコインミュージアム・・・さまざまな金貨銀貨の展示が壮観 ○岸野フサヨ日本画展3F展示室 アートの世界 ○橋本清展1F展示室 アートの世界 世界の貯金箱博物館 無料
2 世界の貯金箱博物館
展示のようす
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本の形の貯金箱群 下から三段目、左より2列目「悪徳役人」貯金箱
ユーモアあふれたからくり貯金箱の中に、アメリカ南北戦争後に製作された「悪徳役人」というからくり貯金箱がありました。コインを手におくと、さっとふところにしまいこむしぐさがユニークで、製作者のユーモアがあふれていました。
また、本の形をした貯金箱に興味をひかれました。
本棚に差し込んで使用できるわけで、大変合理的な貯金箱です。私どもの本のミュージアムという視点からも大変興味深いものでした。貯金箱がお金をためるだけでなく、有意義な寄付を視野においた文化的現象であるならば、蔵書の側らにいつでも貯金箱があるという工夫は、教育的意味がこめられたものなのかもしれません。本と貯金箱の融合にこのような意味を私は感じました。
○世界の貯金箱博物館 (尼崎信用金庫設立)
開館 火曜〜土曜 午前10時〜午後4時 入館無料
兵庫県尼崎市西本町北通3−93 06−6413−1163
○尼信博物館 (尼崎信用金庫設立)
開館 火曜〜土曜 午前10時〜午後4時 入館無料
兵庫県尼崎市東桜木町3 06−6413−1121
※ ふたつの博物館の所在町名は異なりますが、隣接しています。交通 阪神電車尼崎駅 南西徒歩5分