立体写真は見るのがたいへんだ。交差法とか平行法とか全然だめだ。こんな人、全く問題ありません。私は立体写真というものはビュア−で見る物だと思っています。ただ裸眼で見ることができればそれにこしたことはないと言うだけのことです。それもできればリバ−サル(スライド)フィルムで撮影して専用のビュア−で見るのが一番です。

インタ−ネットで公開している写真は正直いってビュア−で見るにはあまり適していません。拡大するとドットが荒くなって映像の品位がなくなってしまいます。印刷された物もビュア−で見るためには通常の印刷より細かいアミ点で印刷されるべきです。しかし裸眼では旨くみれないと言う人のためにあえてビュア−を勧めます。

立体写真の雰囲気は十分に解ると思います。もちろんこのビュア−はプリント用に撮影した写真に使えますから、十分利用価値はあります。また平行法と表示のある全てのインタ−ネット上の立体写真も見ることが出来ます。ただし映像の品位は落ちます。基本的には写真のプリント用のビュア−です。

直径6センチの一番安い虫眼鏡を2コ買って下さい。真ん中を瞬間接着剤でくっつけます。これをまるでオペラグラスの様ににして写真をのぞいて下さい。ピントが合うまでぐっと寄って下さい。インタ−ネット上の写真はドットが荒くなって品位が落ちますが、立体的には見えると思います。

 出来れば自分のカメラで立体写真を撮って見て下さい。ただし写真の一枚の左右ができれば7センチ以内にトリミングして下さい。大きな写真はだめですよ。従って、縦型の写真がよいと思います。

サ−ビスサイズでプリントして左右を若干カットします。写真を並べるとき、2枚の写真はくっつけても良いし、この様に少し余白を作ってもどちらでもかまいません。注意する事は2枚並べた状態で左の写真の中心から右の写真の中心まで7センチ以内にすることです。