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何世紀も風雪に耐えたくましく生き続けた巨木・珍木・天然の造形美
の素晴らしさ。
道のない深山で探し出した奇木を数ヶ月かけて道を切り開く、谷越えでは
ワイヤーロープをかけての吊り出し、さらに剥皮と磨き作業は館長自ら行うという。
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豪雪地の樹木は雪の重みに耐えながら何百年もかかって変形する。
材木としては使い物にならないが、その力強い樹形は見るものを圧倒し、はるか縄文時代に
タイムスリップしたような錯覚に陥る。
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古来より木は信仰の対象として祀られてきた、この榎の御神木は
また道標でもあった。大きく根を張った榎は街道を行き交う村人や旅人をずっと見ていたことだろう。
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この館で一番気に入った展示がこの「御神木延命くぐり」だ、
途中で折れ曲がって出口が見えないほど大きい展示だ。
私の博物館構想ではタイムスリップの演出としてこのようなトンネルがイメージにあったが、
先を越されてしまった。こんな大木が今後も出てくるだろうか?
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樹齢1200年の欅の御神木をくり貫いた胴に牛の一枚皮を張った大太鼓
がある、縄文時代にこれほどの太鼓があったかどうかは定かではないが、津南町でも太鼓として
使われたと言う説のある有孔鍔付土器が出土している。
遥か縄文時代に思いを寄せて叩いてみよう。
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此処の展示物は触っても登っても良いとのこと、木のぬくもりが肌で
感じ取れるのがうれしい。
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館主の小林郁朗さんの作業場は津南町の割野にあり、私の家の
すぐ近くです。30年以上前、私がまだランドセルを背負っていた頃から裏庭でコツコツと
木を磨いていました。
(2007年9月12日 まだ日の目を見ない巨木を残し惜しまれつつ永眠いたしました)
今でもこの作業場には長年集めた奇木・珍木がたくさん保管され、館主によって磨き出されるのを
待っています。