通勤電車入門
作成日:2005年10月4日
最終更新日:2009年3月29日
車両側面編
ド ア

両開きドア
ドア幅の標準は1.3mだが、1.8mや2.0mのワイドドアも存在する。
ワイドドア車はラッシュ時の乗降時間短縮を目的として作られたが、さほど効果が現れず、むしろ弊害のほうが多いので、量産されていない。
05系ワイドドア
東京メトロ05系ワイドドア車
1.8m
小田急ワイドドア
小田急1000形ワイドドア車
2.0m(のち1.6mに改造)
アッキーナラッピング車両
標準サイズのドア(JR E231系)
片開きドア
大手および準大手私鉄で現役の片開きドア車は、京急800形、京急1000形、新京成600形だけである。
また、高性能電車で片開きドアを採用していたものとしては、京成3200形、京王5000系、京王3000系初期型、東急5000系、東急5200系、東急6000系、京急700形などが挙げられる。
京急では、片開きでも両開きでも乗降時間にそれほど差はないという考えを持っていたため、片開き車が多く存在する。(1500形以降はすべて両開きになった)
京急1000形
京急1000形
新京成800形
新京成600形
ドア窓
JR201系・203系・205系初期型・207系、東京メトロ5000系・6000系・7000系・8000系、新京成600形などはドア窓が小さい。
ただし、東京メトロ6000系・7000系・8000系については、標準サイズに更新が進められている。
青梅線・五日市線用の201系
JR201系

東京メトロ6000系
東京メトロ6000系

JR211系、京王線の車両、都営10-100形などは大きめである。
6000系と9000系の併結編成
京王6000系(左)と9000系
ドアの数
20m級車
1車両の片側に4箇所が一般的である。(JR113系・211系などの近郊型は3箇所)
西武101系・301系・3000系は3箇所となっている。
JR205系・209系、E231系、東急5000系には編成の一部にラッシュ時の乗降時間短縮を目的として6ドア車を採用している。(ラッシュ時は座席を壁に格納して立ち席だけになる)
また、京王6000系には5ドア車が存在するが、一部は4ドアに改造された。
205系の6ドア車
JR205系

東急5000系の6ドア車
東急5000系

6ドア車
JR205系6ドア車の座席
3人がけである

京王6000系
京王6000系

西武新101系
西武新101系・301系


JR113系

18m級車
1車両の片側に3箇所が一般的である。
京急700形・800形は乗降時間短縮を目的として4ドア車を採用している。
また、東武20000系と東京メトロ03系の一部の車両には5ドアを採用している。
京急700形
京急700形
東武20000系5ドア車
東武20050系

【お断り】
この通勤電車入門では首都圏の鉄道だけを対象としており、関西などは取り上げておりません

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