水 冷システム
PCケース変更編

2004.10
 今回導入のPCケース
Scythe(サイズ) H60

 今までのケースがフルタワーのため広さにも余裕があり水冷パーツ組み込むのは楽でしたが古いせいもあり廃熱が悪く特にHDDの場所が電源の上にあるという状態で常に高温になっていました。これらの問題を解決するためケースを新調しました。本当はクーラーマスターのCM STACKERを導入予定でしたが例のごとく価格が・・・
そこで水冷パーツ内蔵できそうなケースがないか探しました。
 条件としては
1、ミドルタワーorフルタワー
2、背面に12cmファン搭載(Black Ice Pro搭載のため)
3、エアフローのよさそうな物(HDDおよびケース内温度上げないため)
4、安い物(これは結構重要)
5、電源はあっても無くても可
この条件にほぼ合いそうなのがこのH60でした。

主要スペック
電源 S-ATA対応400W静音電
5インチベイx4、3.5インチベイx2、3.5インチシャドウx5
12pファン前面1、背面1、側面にパッシブダクト付
フロントパネル側面にファンコントローラー2個、USBコネクタ2個、マイクin/オーディオout端子搭載
購入価格7230円
背面12cmファン。
無改造でBlack Ice Pro載りそうです。
前面12cmファン。
ちょうどHDDへ風があたります。
前面吸気口とファンスピード調整ノブ。

かなり大きく口を開けています。
ファンスピードは1000rpm〜1650rpmの間で前後別々に調整できます。
今の気候だと最低の1000rpmでもまったく問題ありません。(2004.10月)

組み込み

電源は以前から使用しているENERMAX EG451P-VEを使用します。付属の電源でも問題ありませんがENERMAXのほうが若干スペックが高いです。
 組み込みはフルタワーに比べると狭いためちょっとだけ苦労しました。ポンプを置く場所など余裕がありませんでした。
ラジエターは予想通り無改造で取り付けできました。パッシブダクトは水冷配管の邪魔になるため取り外してあります。
 現在Geforce6800待ちのためVGAは空冷に戻しています。ラジエターは1台のみの運転です。5インチベイにはAquariasU付属のラジエター鎮座していますのでProjectSOC製Hybrid FX68(GeFORCE6800用Core/VRAM同時冷却型水冷Head)組み込み時よりラジエター2台で行くことになります。
12cmファンの効果は絶大で以前のケースよりもシステム温度でマイナス5度〜8度位下がっています。(CPUの温度はほぼ同じです)HDDも熱くならず満足のいく結果となりました。


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