TV録画サーバー作成編
IBM NetVista A40(6881-11J)

2006.1
作成2005.10月


 サブマシン3のところでも紹介しましたがLinuxを使用したTV録画サーバーです。
Linux活用レシピさんのところで作成方法が公開されています。なお現在では自動で作成できるTV録画作成KITも販売されています。(OSインストール以外)こちらの方だと簡単にできるようです。
作成及び作成後の運用に必要なもの
パソコン・・・録画予約や作成後のメンテナンスに必要です。
ネットワーク環境・・・これがなくては全てが始まりません。(TVを見る・レコーダーのメンテナンス)
メディアプレーヤー・・・録画した映像をTVにて見るために必要です。
Linuxの知識・・・なくてもOK。あれば楽かな?
根気・・・コマンドラインで作成していくため慣れていないと大変です。

出来ること。
ブラウザでTV録画予約
iEPG予約機能
時刻同期機能
wizd対応(AVeL LinkPlayer等のメディアプレーヤで再生可能)
WakeOnLAN機能
自動シャットダウン機能
ファイルサーバ機能(samba)→LAN上のPCで再生OK

IBM NetVista A40(6881-11J)
2000.4月発売
CPU Celeron-533MHz Intel 810eチップセット
メモリ 64MB / 最大512MB 128MB搭載
HDD 15GB ATA-66 5.400rpm 250GB ATA100 5400rpmに入れ替え
モニタ なし 運用は本体のみでOK
OS WindowsNT4.0 FedoraCore2に入れ替え(Linux)
TV
キャプチャボード
I・O DATA
GV-MVP/RX
3D Y/C分離ゴーストリデューザ
デジタルノイズリダクション
ハードウェアMPEGエンコーダ


ハードウェア編
必要なもの
あまったPCもしくはそれに順ずるPC
TVキャプチャボード(GV-MVP/RX)
               
 標準のHDDは15GBしかありませんでした。
 これではあっと言う間にHDDがいっぱいになってしまい実用的ではありません。
そこでHDA-i120G/LAN2に使用した250GBを移植しました。

I・O DATA GV-MVP/RX の取り付け。
PCIスロットへ取り付けるだけです。

これで準備は完了です。



導入編
必要なもの
OS(FedoraCore2)
Linux活用レシピさんのサイト
ちょうど2台モニターがありましたのでこちらを使ってインストールしました。


はじめにOSとなるFedoraCore2をインストールします。
(RedHat Linuxの後継ディストリビューションの2 つめでフリーでサーバーの構築できます)

無料でダウンロードできます。CD4枚になります。
FedoraCore2インストール中


それほど難しいところはありません。
CDブートでインストールします。


詳しくはLinux活用レシピさんのFedoraCore2での作り方を参照してください。

OSのインストールが終了したら次はTVキャプチャカードの設定をします。
ここからコマンドラインでの作業が始まります。下のような画面での作業となります。
Viエディタなど使い方がわかりませんでしたがネットで検索して勉強しながらの作業となりました。
後は順番にサーバー設定拡張機能と進んでいきます。
samba設定でつまづきました。良くわかっていないのが原因と思われます(^^:
最終的に良くわかりませんでしたので(爆 samba設定をHDA-i120G/LAN2と同様にして解決?しました。HDA-i120G/LAN2の中身を公開されている方がありそこからsamba confを頂き、書き換えました。
ダウンロードからインストール・その他設定を全てコマンドラインで行うのは骨が折れますが完成したときの喜びは大変な物です。(その昔PC6000シリーズでBASICやって以来・・・)また実際に録画してTVで見た映像がとても美しく、録画した物か実際の映像か判断がつかない位です。
今回はたまたま先にメディアプレーヤがあり様々な環境が整っていたので作成しましたが何もない状態であればHDDレコーダー購入した方が早いです。ただし趣味と実益兼ね備えた高尚な(爆)ホビーと思います。(Linuxの勉強にもなるし)



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