日本包茎研究所訪問者の投稿


法律関係者の投稿001


神奈川神奈川美容外科クリニック代理人さん 1999年01月28日

 1月28日午後7時10分、*****郵便局にて 以下の配達証明郵便を受け取りました。
 差出人は、弁護士さん。宛名は当スペースの借主です。
 固有名詞は伏字にして全文を掲載します。

 よく考えたら、伏字にすると今までの訪問者が どの病院に関することが事実と異なると言われているのか分かりません。
 よって、名前を出します。
 ただ、個人として運営している関係上、 借主の住所は公表を避けます (調べれば分かるのですが)。

通知書
 当職は、神奈川美容外科クリニック(以下
、当クリニックという。)を代理して、貴殿
に対し、次のとおり通知します。
 貴殿は、インターネットに、「日本包茎研
究所」なる名称のホームページを開設し、当
クリニックを非難する「メール」と称する記
載を不特定多数人に閲覧させていますが、前
記「メール」は、その記載内容から、明らか
に事実無根と認められ、単に当クリニックを
誹謗中傷するものであって、かかる「メール
」を不特定多数人に閲覧させることは、当ク

(改ページ)

リニックの名誉を毀損し、診療を妨害するも
のに他なりません。
 特に、美容外科界において、異常に多額の
手数料を徴収すること等によって、その運営
方針がたびたび問題とされ、権威ある全国新
聞等において問題点を指摘されている、ある
特定の美容外科クリニックに関する「メール
」が、ほとんど見受けられないという点から
見ても、貴殿のホームページが、故意に当ク
リニックを標的として誹謗中傷する目的のた
めに、前記「メール」を不特定多数人に閲覧
させている事実は明らかです。
 ついては、本書面送達後、直ちに右ホーム

(改ページ)

ページを閉鎖し、二度と、当クリニックを誹
謗中傷する「メール」を不特定多数人に閲覧
させることのないよう、ご対処下さい。
 もし、右履行がなされない場合には、現職
の地方公務員がかかる不正な行為に及んでい
るものとして、***県教育委員会に対して
、貴殿の処分を求めるほか、***県警察本
部に対し、名誉毀損による刑事告訴を行い、
他方、当クリニックの被った被害の賠償を求
めて民事裁判を提起しますので、念のため予
め申し添える次第です。
                  以上

(改ページ)

  平成一一年一月二六日

   東京都港区西新橋一丁目六番一三号
          虎ノ門吉荒ビル三階
   神奈川美容外科クリニック代理人
     弁護士 野 邊(辺の異体字) 貫 太 郎 印

     同    野 邊(辺の異体字) 一 郎 印

     同    安 藤 真 一 印
***県***市***丁目*−**−**
* * * *  殿
 この弁護士さんの言う通り、当研究所のコンテンツ内の各クリニックに 関する投書ページは、名誉毀損に該当すると判断できます。 名誉毀損とは、事実がどうあれ、そのものの名誉を傷つける行為だからです。
 例え、投書の主が真実を投稿していたとしても、 その内容がそのものの名誉を損なっているならば、 名誉毀損でしょう。
 また、ここに来るメールの信憑性はあまり高くありません。 これは、話題が話題であることもあり、 編集者自身にも相手の個人情報が分からない方法で 投稿できるようにしているからです。
 事実、1998年夏ごろは、某クリニックに関する投書が多く寄せられ、 その後殆ど見られなかったりすることなど、 特定の個人が特定のクリニックを攻撃しているのではと 疑われる状況もありました。
 当研究所では、その当りを危惧し、電話とメールで 相手のクリニックに問い合わせていたのですが、 このような回答をいただき非常に残念です。
 私が処分を受けるのはかまいません。身軽な人生ですし。
 ただ、周囲にただでさえ迷惑をかけているのに、 これ以上迷惑をかけることは出来ません。
 また、裁判をする気力も金力もありません。
 何より、11月1日以前のメールを全て失っていますので、 証拠も何もありません。
 まあ、他の人が書いたものをそのまま転載したという証拠があっても、 名誉毀損は成立すると思われます。
 したがって、特定の「クリニック」が特定される記述は削除します。

 また、特定の医療機関を推薦したりすることは、 今後も控えていきますので、ご了承下さい。
 こういうことになって、実は少しほっとしています。 どの病院がいいか教えてくれなどの投書が、今でも来たりするからです。
 当研究所は、医療機関情報センターではありません。 ただ、包茎には手術しない道もあるのですよと言いたいだけなのです。
 この通知のおかげでようやく本来の道に戻れます。 ありがとうございます。

 もし、この修正でも不充分と思われるのでしたら、 メールをいただきたいと思います。
 筋の通ったご意見であれば、別に弁護士さんを使わなくても 話し合いに応じます。
 私どもは、あくまで中立を目指しているのですから。

 再度、2月7日に今度は電話がありました。 クリニックを特定できる情報(院長の氏名)が1ヶ所残っていたとのこと。 また、当方の置き換え方法では名前が連想されやすいということ。 それで、たった今修正しました。
 修正途中、他にも修正されていないところを発見しました。 どうしてここは見逃したのだろう。 どの問題に特に関心をもっていらっしゃる のか分かったような気がします。
 確かにあれはいやな記事ですね。
 また、当該クリニックの医師は腕が良いとのこと。 加えて、手術数が多いためやっかみが多いとのことも聞かされました。
 同業のAERA等で報道された某クリニックについての記事が少ない。 とも指摘されました(私は最近そこの記事ばかりだと思っているので、 ここは少々疑問がありますが)。
 また、同時に私と面会したい旨申し出がありましたが、 お断りしました。
 住所と電話番号を何処かからか調べてくるような恐ろしい方と お話をしたくないという理由です。 まあ、私の住所と電話番号は、職業柄、 すぐに調べられるって言えば調べられるんですがね。 職業が違っても、 私のホームページの個人情報だったら、すぐに素人でも調べられます。 調査会社なんか使う必要もないと思いますが。
 私は、活字人間かつオタクなので、 話す職業の人と面会なんかようせんです。

 それと弁護士さん。同郷の先輩(自称かもしれませんが) に対し失礼をしてしまったかもしれません。 すみません。


法律関係者さん 2001年01月21日

被害に遇われた方へ
私は法律関係者ですが,人に言えない と泣き寝入りせず,法的手段を検討し てください。具体的には,裁判所に対し 医療過誤の精神的苦痛等に対する損害 賠償請求をするのです。その方法には, 裁判の他,調停、支払督促,小額訴訟等 があり,弁護士を立てなくても自分で申 立てられます。裁判所では申立てのやり 方を教えてくれます。受付の人には, 単に「医療過誤の申立ての仕 方」を教えてもらい,手術内容だけ後で 自分で書きこんで提出すればよいと思い ます。申立て費用も例えば100万円の 損害賠償請求調停だと,5000円程度 です。病院も過誤が表ざたになれば不利 なわけですから,和解金の支払いや再手 術などの形で解決する余地があるのでは ないでしょうか。


 残念ながら開き直る医療機関も多く、 全面的に争うケースもあるようです。 客観的に見て医療機関に勝ち目がなさそうなのですが、 面子があるのでしょうか。
 大きな問題としてマスメディアがほとんど取り上げない ということがあるように思います。 裁判になっても誤診が表ざたにならないのです。
(2001/01/21)



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