神秘の霊峰「出羽三山」奥参り
2012/9/13(木)晴れ 東京駅8;08やまびこ127号→福島駅9;44 湯殿山本宮(出羽三山奥ノ院)→湯殿山.注蓮寺→あつみ温泉宿泊 9/14(金)晴れ あつみ温泉→月山「弥蛇が原」散策 「月山中の宮」参拝→羽黒山 出羽古道「杉並木」 五重塔 出羽三山神社本殿「正式参拝」→銀山温泉「銀山荘」 9/15(土)晴れ 銀山温泉→蔵王のお釜→福島駅13:38やまびこ128号→東京駅18;44着 旅行中のおいしいごはんはこちら |
|
![]() |
![]() |
古来口外禁止の地であり、「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められてきたそうですよ。 芭蕉は「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」と詠みます。 |
|
![]() |
![]() |
案内図も本宮とご神体はぼやかして書かれていますでしょ。芭蕉も言わないんですもの、私も内緒にしておきます。 | |
![]() |
![]() |
注蓮寺は833年弘法大師の開基とされています。 女人禁制の湯殿山神社。女性はここでお参りしたそうです。 |
湯殿山で即身仏になられたのは7体。 そのうちでも鉄門海僧正は体格の良い美しい即身仏だそうです。 未来永劫、飢饉や悪病 難儀を代行して救済するために自らの身をささげるように永遠の生命と肉体を得るために仏になられました。 神々しいお姿です。思わず頭を垂れます。 |
![]() |
![]() |
あつみ温泉「たちばなや」へ宿泊 5時半に起きて朝市へ行きました。美しい温泉街♪ | |
![]() |
![]() |
月山8合目弥蛇が原散策 「中の宮」参拝 上着が必要との事前情報が嘘のようにお天気に恵まれ・・・暑かった。 | |
![]() |
![]() |
山伏さんのご案内で羽黒山へ登りました。まずは階段をだらだらと降りて国宝「五重塔」を。 昨年の震災でも被害がなかったそうです。この芯柱はスカイツリーでも応用されています。 昔の知恵ってすごいです。 |
|
![]() |
![]() |
ここからだらだらと階段を2446段! 山寺よりも1000段以上多いです。甘く見てるとひどい目に(笑) 歩き初めに「あーいい気もち♪」と思わず声にしたら 山伏さん「そんな余裕は今だけ」って。本当に心臓がバクバクしました。 苦しい息の中で杉苔の良い香りに「フィットンチッド」を思い出していました。木の香りの持つ力を実感しました。 |
|
![]() |
![]() |
登り切って思わず万歳しています。 このあと筋肉痛が出なかったのは神様のおかげ? |
七五三掛(しめかけ)結び目を背中に回して正式参拝 山伏さん、ほらを吹きますね。神様に起きてくださいって合図ですって。 |
![]() |
![]() |
庄内平野はどこまでも美しく黄金色に輝いていました。 | 「五月雨をあつめて早し最上川」芭蕉 |
![]() |
![]() |
ランプでライトアップされたレトロな銀山温泉街 電線も埋設されて、歴史的な建造物を残した美しい温泉街 「おしん」の撮影から観光客が増えたんですって。私は「おしん」を見てないので「千と千尋の神隠し」のほうがピンときますが。 宿泊は「銀山荘」 |
|
![]() |
![]() |
コウモリ穴まぶ | 白銀の滝 |
![]() |
![]() |
まぶの水を流す | 蔵王から |
![]() |
![]() |
「蔵王のお釜」 散策♪ | |
この旅行は「蔵王のお釜」をみたい!で決めたツアーでした。 が、「出羽三山」の厳かで神秘的なご神体に触れて身も心も洗われたような感動を覚えました。 西は「伊勢神宮」東は「出羽三山」をおまいりするというのが良くわかりました。 思った時が吉日!これ以上年齢を重ねていたら体力的に難しかったことでしょう。 ガイドさんは「山形弁」でしかも巻き舌!とってもユーモアがあって笑い声が絶えませんでした。 たくさんの「芭蕉」「おしん」「斉藤茂吉」に接しました。ありがとうございました。 今年の旅行はたぶんこれで終わりです。 高齢の両親がいるので出歩くのも難しい環境になってきました。 今度はもっと近いところを探しましょうか・・・日帰りかな? 出羽三山にお出かけの際はウオーキングシューズで! |