旅日記

目次 

2005年

秋のスペイン
夏の裏磐梯
早春の熊野古道
冬の九十九里

秋のスペイン

11/18(金)晴れ

阪急交通社スペイン8日間ツアーに出発!今回も夫と二人です。

家を長く空けるので出てくるまでが大変です。むすこに洗濯機の使い方を書き、貴重品を預け、家をかたずけて直前まで大洗濯と掃除です。主婦が遊ぶのは大変ですわ。
ともあれ、無事かたずけも終わり7時過ぎに家を出ました。
気持ちのよいお天気。時刻どおりに成田へ集合!
今回は30人のツアーです。集まってビックリ!夫婦連れが4組。4人姉妹、3人姉妹、二人姉妹2組と親子3人と女性の友人連れです。男性4人だけでした。

オランダアムステルダムで乗り継ぎ、約14時間の長旅です。
アムステルダム空港ではもうクリスマス一色!かわいいクリスマスグッズもいっぱい売っていました。

直行便のほうがはやいけれど、途中で体が休めるし違う国の雰囲気も味合えるし私はイヤではありません。でも、エコノミーはしんどいです。
2日目 バルセロナ(晴れ)→バレンシア

モンジュイックの丘サクラダファミリアを見学!
気の遠くなるガウディデザインの教会はまだ建築途中!写真でもクレーンがたくさん見えますが、左側にも建築が始まったばかりの塔があります。
荒削りでごつごつしています。完成像があるのかも分からないのだそうです。理解不能です。
グエル公園はガウディのお弟子さんのカラフルな作品です。色とりどりのタイルが使われている曲線のベンチ!そしてピカソ美術館
ゆっくり絵を見てる時間はありません。夫は絵が好きですから普通の人の倍も時間がかかります。私はコートの袖を引っ張ってせかして歩きました。
それはそれは、疲れます。。。
スペイン雑貨店へ行きお買い物です。とても忙しく歩きます。
スペインの人は2時ころからランチが始まり数時間お昼ねタイムがあるそうです。今回のツアー中、昼食はいつも1時半から2時ころでした。初日はパスタパエリア!大量でした。

夕食は「ソパデアホ」アホはにんにくのこと。にんにく味のスープにパンがコロコロと入っているスープです。お味?。。。う〜む。。。
   
パスタパエリア 屋台の焼きそばを食べてる感じ(笑)      現地ガイドさんの個性的なストッキング
3日目 バレンシア→カンポ・デ・クリプターナ→グラナダ(晴れ)

ホテルを8時出発して約5時間バスに揺られ
ドンキホーテの風車です。
ドンキホーテはこの風車に向かって戦いを挑んだのです。
愉快でもの悲しいお話は子供用の本を読んだ覚えがあります。
真ちゅう製のドンキホーテの置物を今回の記念品として買いました。
強風で寒いです。家の窓はみなブラインド、ドアにはカーテンまでかかっています。家を白く漆喰でぬり、中庭を造る(パティオ)のスペインの家は夏の暑さや冬の寒さを防ぐ知恵。夏には40度を超える暑さでも湿気がないので風の通り道を作る家です。
昼食は「ドンキホーテの旅籠」で鶏肉とパン団子のメニューです。お味?。。。

約4時間半、バスに揺られグラナダへ。
その間ず〜っとオリーブ畑!ず〜っとです。
山がない!森がない!川がない!全部オリーブ畑!!
コレでは雨が降らないのではないかしら、心配になりました。

後で聞くと今年は雨が降らなくて3日断水したとのことでした。さもあらんと思います。
   
今回のツアーを決めたのは、「人気添乗員」の一言です。
Kさんは、語学留学をしてスペインが大好きな勉強家!スペインがすき!って思う気持ちが伝わりますし歴史から現在のスペインの状況から説明は天下一品!ツアー仲間からも絶賛の声です。人気添乗員といわれるだけの人でした。これからの海外旅行は「人気添乗員」がキーワードです。

添乗員さんのお勧めで、
アルハンブラ宮殿のライトアップとアルバイシン地区サクロモンテの丘のフラメンコ、現地のオプショナルツアーに行きました。
ジプシーが住んでいた洞窟で(今でも点在する洞窟にはジプシーが住んでいるそうです)フラメンコを楽しみます。夜10時ころから約1時間半、足とドレスが観客に触れるくらいの距離で、圧倒されます。哀しさと情熱がギターと泥臭い歌に合わせて表現されます。
年齢を重ね、情感がますます深まっていくようです。
最後に深いしわのおばあさんが歌い踊ります。ほとんどステップを踏みません。それでも悲哀と歓喜に満ちた表現力は心に響きます。
隣でリズムを刻んで声をかけるお客さん、やめてほしい!せっかく心の底で感じる激しい舞を、単なるショーのように受け止めるのは不謹慎なような気さえしました。
フラメンコの衣装に水玉模様が多いのはなぜでしょう? 答え!ジプシーもほくろ美人というそうです(笑)
4日目 グラナダ→ミハス→セビリア(晴れ、時々曇り、時々雨)

イスラム建築最高作の
アルハンブラ宮殿です。ヘネラリーフェ庭園まで約6000歩。よく歩きました。イスラムとキリスト教。詳しい歴史は本に出ていますが、イスラムの歴史が長く続き異教徒排除無血開城によりキリスト教になった歴史です。
絵画にしても音楽にしても宗教的なメッセージがあります。その中に入らないと本質的には理解できないのだとクリスチャンになられた声楽の先生を思い出しました。
フリーでアルハンブラ宮殿の入場するには朝6時から並ばないといけません。それが手配されているのはツアーのよさですね。

絵葉書にもあります。
ミハスの白い建物。一年に二度塗り替えが決まっています。違反すると罰金だそうです。美しい観光地です。

車窓からの景色は、オリーブ畑ばかり。見事というしかありません。
5日目セビリア→コルトバ→マドリッド(晴れ)

スペイン位置を誇るセビリアの
カテドラルはゴシック建築の重厚なものです。カテドラルは大司教のいすがある教会を指すのだそうです。イスラムとキリスト教が合体した教会です。合体したというより後のキリスト教の時代にイスラムのものを壊さなかったということですね。
独特な文化です。
コルドバの「花の小道」は本で見るとおり。美しい街並みです。

ランチは「タパスメニュー」小皿料理です。

AVEでマドリッドに移動。
中華料理の夕飯。大量!早い!いそがしい!でもお醤油味はうれしい。

                                    →パティオ
6日目 マドリッド→トレド日帰り観光→マドリッド(晴れ)

国立ソフィア王立美術館でゲルニカと製作途中の写真をみました。
そこで驚いたことは、幼稚園のスモックを着た子供たちが先生に引率されて鑑賞に来ていたこと。子供たちは先生からミロの絵の説明を受け、塗り絵を始めました。床に転がって好き勝手に色を入れています。わいわいがやがや、静かに見なさいという日本の教育とはまったく違います。
こうして色彩感覚や歴史を学んでいくんですね。
プラド美術館ではゴヤとベラスケス、エルグレコの作品の解説を聞きました。ただ見ているだけと違い、解説を聞きながらの鑑賞はまた違った面白さがあります。もっとたくさん見たかったですけれど。。。ツアーですからね。

ランチはシーフードパエリアです。スペインにきたらムール貝がいっぱいかと期待していたけれど、日本の物と変わりなく。銀座で食べたパエリアの方がおいしい。ツアーだから仕方がありません。
トレドの町です。
グレコは生前、王宮絵師になれなくてトレドで過したとのこと。グレコがその悔しさを絵に表しているのをみて人間らしいと思いました。
ユダヤ人街は迷路のようです。迷子になったら歩き回らないでくださいと注意がありました、。私は完璧迷子になりそうなほど細い曲がりくねった道です。ユダヤ人は方向感覚が優れているのだそうです。それを失わないための曲がった道、もちろん攻撃を防ぐための道。昔の人の知恵だそうです。ユダヤの民を追い出さなかったのは天文、数学など優れた知識を重用したかったのだそうです。ここも独特な文化です。
大聖堂とサントトメ教会を見学しました。

夕食はフラメンコディナー。
こちらのフラメンコはショーアップされています。ダンスの技術はすばらしいです。
ただし洞窟で見たジプシーの哀愁とはちがいます。
ホテルに戻った時には11時を過ぎていました。
11月のスペインは紅葉が美しいです。日が出るのは8時過ぎ。夜遅くまで元気な国です。
なによりイスラムとキリスト教の歴史を大事にしています。トレドでは古い家の外装を変えてはいけません。
内装だけ変えて歴史的な街並みを維持しています。イタリアでも感じましたが自分たちの国の歴史に誇りを持っているような気がしました。
日本はどうでしょうか。外国に行くと日本の文化を守る教育していくことが大事だと実感します。

気温は日本と変わりません。ツアーの悲しさでおいしいレストランには行けませんでしたがホテルはみな清潔で綺麗です。
特筆出来るおいしいもの!チースとハム!ベーコン!!本当においしいです。
スペイン人の明るさ、人懐っこさ、好きです!
イタリアは観光に、住むのはスペインに!です。一年くらい住んでみたい!!です。
今回も楽しい旅でした。健康や環境によっては旅行も難しくなります。遠い所から行かなくっちゃと強く思いました。
ツアーの仲間に70過ぎの人がいらっしゃいました。杖を突いて足が悪いようでした。皆についていくのが大変でした。トレドは歩いて観光できませんでした。前向きで勉強家で立派な方でしたが団体行動は大変だと思いました。添乗員さんに負担がかかります。彼女はいやな顔もせずお世話をしていましたが大変です。ツアーでは歩きます。今回のツアーは毎日よく歩きました。「元気なうちに!!」キーワードです。


ホテル発7時半 KLM航空10時15分マドリッド発→14時アムステルダム発で帰国の途に。日本時間25日午前9時に成田へ。お疲れ様でした。
                                                              大量の洗濯物が待っています。。

夏の裏磐梯

7/29(金)晴れ

クラブツーリズムバスツアー
「あこがれの裏磐梯猫魔ホテル」に参加します。
このツアーは、送迎バスとお食事のみで、後はフリーです。添乗員さんも最後の乗車場の松戸でお別れです。

7時40分津田沼出発!津田沼から乗車の平均年齢が少々高めのお仲間たちは、夫婦連れが多くとても静か、途中松戸から乗っていらしたお友達のグループはとってもにぎやかです(笑)
休憩を挟みながらドライブ。初めて喜多方ラーメンを食べました。煮干のだしは少し臭くて。。。
二人で近くの
「野口英世館」を見学。貧しい中、恩師に支えられて勉学するという今の時代では考えられない環境の下、どうしてこんなに立派な方が出ていらっしゃるのかしらなんて考えながら、見学しました。
猫魔ホテルには14時に到着。
お部屋に荷物を置いて休憩する間もなく
五色沼散策に出かけることにしました。

ホテル前から臨む磐梯山

ホテル内
バスで五色沼入り口まで行き、そこからウオーキング。約1時間30分のコースです。
沼に沿って歩いていきますとそれぞれの沼の表情を見ることが出来ます。お天気なので色が一段と美しいとのことでした。写真は一番綺麗な青沼です。コバルトブルーってこの色ね、きっと。
気がつくと夫がうしろからゆっくり歩いています。待って一緒に歩きます。あら?またうしろに。。
私が早くなったのか、夫が遅くなったのか、、絶対夫の運動不足ですわ。これはいかん!帰ったら毎日ウオーキングの時間をとりましょう。
汗びっしょりになってホテルに到着。素敵なことに最後の沼の出口のまん前がホテルなんです。
べとついた服を脱いで温泉です!
茶色に色付いた温泉はかけ流し。露天風呂からは桧原湖が見えます。
何度もお湯に浸かってリフレッシュ。う〜ん♪最高です!!

お夕飯はバイキング。バイキングに美味いものなしと内心がっかりしておりました。が!それぞれ地のものを使ったお料理の数々、とっても美味しいんです。
「これはお買い得なツアーだったんじゃない?」なんて二人で話しておりました。
何しろ無類の食いしん坊の二人ですから、食べ物で加点します(笑)
7/30(土)

夜の間に雨が降ったようです。天気予報では70%降水確率でしたので夫の雨男本領発揮なんて笑っていましたが今回は予想に反してずっとお天気に恵まれていましたわ。
朝食もバイキングです。姫たけのこが柔らかく、すっかり気に入ってしまいました。たくさんいただきました。後のことですが、お土産にも買ってしまいました


今日のハイキングコースは桧原湖畔探勝路にしました。
路線バスで桧原国民休暇村まで行き、そこからホテルまで戻ってくる約6キロのコースです。
モーターキャンプ場がそこここにあり、つりをしている人、カヌーに乗っている人、それぞれのんびりと楽しそう。
湖は美しく、水の中から木々が出ていて素敵な景観です。

一年の半分は通れないつり橋
(雪の重みで壊れないように板をはずすのだそうです)
     
途中見つけた山野草                                                   磐梯しょうま?
今日のお夕食は会席膳です。少し少なめですがそれぞれ手のかかったお料理で美味しかったですわ。
夜の温泉のあとにマッサージをお願いしました。全身マッサージ40分!台にはすでに男性二人。うん?あら夫だわ(笑)
しばらくするとおおいびきが聞こえてきて、、、はずかしいなぁ。。
お部屋に帰って聞いてみたらもう一人の男性だったとか(笑)二日間のハイキングの疲れはすっかり取れました。

7/31(日)晴れ
気持ちがよいお天気です。昨夜は雷がなっていたんですよ。
朝のバイキングをたくさん頂き、
桧原湖遊覧船に乗りました。とても美しい湖です。
聞けばハイキングコースは15もあるのだそうです。また是非訪れたいと強く思いました。
まずは夫の脚力を何とかしないとね。。。

2時チエックアウトまでレストランでゆっくり昼食。時間がゆったりと過ぎていく贅沢を堪能しましたわ。
さて、いざバスで帰路に。
途中運転手さんが、寄るお店を間違えるというハプニングがありましたが、最高の三日間!さて、次はどこにいきましょうか!

素敵な出会いをご紹介しますね。
80歳のご婦人と80を過ぎたご主人様のカップルです。ご主人様は喉のがん手術を4年前に、現在は膀胱がんの治療中だとか。
放射線ですっかり足が弱ってしまってと言われましたが、五色沼コースを看破されたとか。最後は手を引いて、顔も青くなっていましたよと笑いながら話していらっしゃいました。奥様は今でも毎日1キロ泳がれるそうです。大病なのにそんな雰囲気はおくびにも出されず。明るく前向きなご夫婦。
二ヶ月に一度旅行されているそうです。「いつまでもお元気で!機会があったらまたご一緒しましょう」とご挨拶してお別れしました。
素敵なご夫婦!私たちもなれるでしょうか。

早春の熊野古道

3/10(木)曇り時々雨

憧れの熊野古道に出発です。今度のたびはどんな感動が待っているのでしょう。ワクワクしています。
9時10分発南紀白浜空港へ。バスで熊野古道館滝尻王子へ移動。今日の語り部さんと合流していざ出発。

牛馬童子バス停からウオーキングが始まりました。近露王子→比曾原王子→継桜王子→野中の清水まで、全長約5.5キロですが、所要時間は約4時間半。途中解説の時間があったとはいえ大変な道のりであったと想像できますでしょう。途中なんども雨に降られましたが傘を指すほどではありませんでした。
さて、今回のツアーのメンバーは、皆さん我々夫婦よりご高齢の様子。平均年齢が高いのに驚きながらこれならそんなに大変じゃないかって思っちゃいましたわ。それがなんと歩き始めたらビックリ。75歳の女性も70過ぎた男性もすたすたと軽い足取りで(笑)さすがに登り坂では私のほうが早いのですが、私の苦手な下り坂になるとじりじりと離されて行きました。ビックリしました。

今夜の宿は南部(みなべ)のロイヤルホテルです。リアス式海岸がとても美しいホテルでした。かけ流しの露天風呂は肩こり、筋肉痛、皮膚病など。筋肉痛になりそうな私たちにはぴったりです。
滝尻王子(王子とはお休み所の意味です) 美しい杉並木 牛馬王子(大きく見えますが50pくらいでしょうか) ホテルの窓から
3/11(金)雨、それも土砂降りの雨でした。

紀州梅干館に寄ってお土産。こちらに来てからいただく梅干はとても美味しいです。皮が薄く、やわらかく。買ってしまいました。
発心門(ほしんぼ)→水呑王子→伏拝王子(ふしょがみ)→祓戸王子(はらえど)→熊野本宮大社(ほんぐうたいしゃ)→大斎原(おおゆのはら)→熊野速玉大社→ホテル浦島のコースです。全長約7k、所要時間は約6時間でした。
土砂降りの雨です。古道の細い道は川のように流れ、せせらぎが聞こえてくるといった状態ですから、歩きにくいったら。足元が滑りやすいので景色なんか見ている余裕なんかありません。それでも雨にけぶる杉木立を「わぁきれい!」と立ち止まるとあっという間においていかれるんです。わたしは常に一番後ろを歩いておりました(笑)老人パワーに脱帽です。もうひとつの驚いたことは、皆さんよく食べる!たべる!山盛りのご飯を召し上がってました。まいった!!

今日のお宿は「ホテル浦島」です。忘帰洞(帰るのを忘れるくらいいいお風呂)が有名です。波がお風呂のすぐそばまで打ち寄せてきます。音の迫力に圧倒されます。いいお風呂なんですがホテルが広くて迷子になりそう。せっかく温まっても湯冷めをするかと思うくらい広いです。温泉はいいのですけどねぇ。
←42歳の語り部さん
健脚です。追いつくのが大変です。
雨にけぶる美しい杉木立。木立の間を流れるもやは、緑と青と灰色が混ざったような色!幻想的です。
熊野本宮大社
熊野三山における信仰は、自然を敬う自然崇拝です。本宮大社は熊野川、速玉大社は岩(ゴトビキ岩)、那智大社や青岸渡寺は那智の滝がご神体だそうです。
吉野山は山岳宗教で修験道の拠点で真言密教の山岳道場であり、紀伊山岳地帯の自然にはぐくまれた宗教だと言うことでした。
3/12(土)晴れ

昨日がうそのように綺麗に晴れました。でもとても寒い!たくさん着こんで出発しました。
大門坂→熊野那智大社→青岸渡寺→那智の滝→三段壁、千畳敷き、円月島
デジカメが壊れました。。。。下の画像は携帯画像です。
大門坂から那智大社へは6町と486段の階段です。疲れますが到達したときにはすがすがしい気持ちになります。昨日までの行程に比べればこれくらいの階段、ぜんぜーん平気です。

強風のため白浜空港に飛行機が着陸できません。うん?もう一泊か?と内心喜んでいたら、30分遅れで無事到着。その日のうちに帰ることが出来ました。添乗員さんはほっとしていました(笑)
熊野那智大社
平安時代の道中衣です。この衣装で古道を何キロも歩いたのです。昔の人はすごいですね。
那智の滝

昨日の雨で水量が多く壮観でした。
三段壁

熊野水軍が船を隠していた洞窟はその当時を偲ばせ、ワクワクさせます。
最後に食べた本マグロ定食
大変美味でした。
那智大社と青岸渡寺と那智の滝は同じ高さなのだそうです。位が同じということです。
観光地にバスで連れて行ってもらう旅では味合えなかった今回のツアー。やみつきになりそうです。
夫は二日後もふくらはぎが痛いと言っています。私?日ごろ板キックで鍛えてますから〜(笑)


九十九里

2/2(水)快晴!

テレビを見ていたら美味しそうなお魚が。いけすを見ながら新鮮な魚を食べてる(笑)じゃぁ、いかなくちゃねって言うことで九十九里にお魚を食べに行くことにしました。
銚子まで約1時間半。途中から海岸線に沿ってドライブしました。雲ひとつない最高のドライブ日和です。
千葉県には強風波浪注意報がでて、波は高く風は冷たく、車外は頬を切るような寒さです。その中をサーファーが一人波のなかを漂っていました。しばらく見ていましたが、とうとう一度も素敵な波乗り姿は見られず(笑)
銚子駅前の観光案内でパンフレットを頂き、ヤマサ醤油の工場見学の予約をして銚子漁港を経てウオッセ21に。ここは海産物土産やです。もっと活気のあるところかと思っていましたが、中は閑散として寂しく干物を中心に売っていました。お土産に背黒いわしの干物を買いました。一箱に40匹くらい入っている箱が3箱で1000円です。これはやすい!相変わらず真いわしの水揚げは極端に減っているのだそうです。寂しい店内をみてこちらまで悲しくなってしまいますよ。

そうそう、工場見学は間に合わなくて結局いけませんでした。予約をしたのにごめんなさい。
。。

銚子漁港は日本一の水揚げを誇る漁港です。たくさんの漁船がきちんと整列しているように並んでそれは勇壮な姿です。港は第三まであります。一隻づつ見るとさびていたりほころびていたり、命がけの仕事なんですね。

夫から平手造酒、飯岡の助五郎と笹川繁蔵の説明を聞きながら地球が丸く見える展望台で360度見渡してきましたわ。
夫は浪花節のこの話が好きみたい。「止めて下さるな 妙心殿 落ちぶれ果てても平手は武士じや。。。」はぁ。私と世代が違うんだけどって言いたい!
見渡しました、、、大きな声ではいえませんがどうしてこれで地球が丸いことが分かるのか、私には分かりませんの。
水平線のかなたから船のマストから見えるコロンブスの話を聞いたとき、「ふーむ。それに気がついたコロンブスはやっぱり偉い人だわ」と心の中で感心したりして。いまさらながら自分の無知振りを自覚しました^^;
夫の雑学王健在なりです(笑)
て、お楽しみの「一山いけす」に行きました。海岸沿いにある面白い門に迎えられて入るとすでに店内はいっぱいです。お刺身から煮魚まで揃っている「磯定食」3150円と「伊勢海老天丼」1890円を注文。伊勢海老は4匹も載っていておどんぶりからはみ出そうです。とにかくすごい量です。さすがに二人とも食べきれませんでした。
お味は、『濃い!すごーく濃い!!』でもねぇ。お隣の方はお漬物にまでお醤油をかけていらしたからこの土地の味なのかもしれないですけど。                       磯定食はこの上、煮魚、ホタテのバター焼きが付いてきました。

立ち寄り湯『京成ホテル」に行きました。ここは源泉です。塩分の強いお肌によいお湯だそうです。
ジャグジー、サウナ、打たせ湯、寝湯と充実しています。一階のレストランでは美味しそうなおすしがありました。今度はここねといいながら横目で(笑)このホテルでは日本で一番先に日の出が見えるんだそうです。ここは是非お泊りに来なくちゃと。温泉に入りたいと言うだけなら、伊豆まで行かなくてもここで充分ねといいながら家路に着きました。芯まで温まっていたみたいです。家に着くまでぽかぽかしていましたもの。ここはお勧めですよ。


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